四国を構成する付加体は、北から南に向かって、ジュラ紀〜白亜紀〜第三紀〜中新世(新第三紀堆積体含む)〜更新世・・・と、まるで地層が年輪のように南北で連なっています。
たくさんの堆積物を乗せた海洋プレートが年間数cmのスピードで北側(陸側)に動き、沈み込むときに堆積物をいくつもの層として“付加”していく。だから(基本的に)北側ほど古く、南側ほど新しい。こうイメージするとわかりやすいですね。
「四万十帯=付加体」という事実は「プレートは動いている」ことを陸上で実証した世界的にも珍しい事例です。これはその後、深海掘削計画の科学掘削船「グローマー・チャレンジャー」号によって行われたプレートテクトニクス理論証明の裏付けとなるものでもありました。