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クリスマスだねえ |
2017/12/24(日)
今夜はクリスマスイブ、そして明日はクリスマス。
若い方たちは、この日を恋人同士で過ごす日…だなんて錯覚している方も多いだろう。
まあねえ、時代が違うから、若い人たちが、この日を楽しんでくれるのも悪くは無かろう…と老体は思うのだが。本来のクリスマスは本場では、家族そろって教会に出かけ、牧師or神父の説教を聞き、家庭で家族だんらんを楽しむ日なのである。
時には、自分たちを生み育ててくれた両親を思い出してね。
日本人は不思議な民族だ。生まれた時は神道(神社で宮参り)で、結婚式はキリスト教、そして死ぬときは仏教…という、まことに節度がないというか、おおらかというか、私は他に、こんな民族は知らない。(笑)
クリスマスは『キリスト生誕の日』と思われているようだが、それは違うようだ。
わが愛する土佐の偉人・幸徳秋水が牢獄で書いたという、最後の書に『基督抹殺論』があるが、その中で、秋水は、★キリストは実在の人物ではない。★十字架は古来からの太陽崇拝者たちが掲げていたもので男根を象徴したものである。★キリスト教を伝える古文書は4つほどに分かれるが、互いの記述が一致しない。★その古文書はキリスト以前からあった。…等々により、キリスト及びキリスト教は後代の人たちが作り上げた作品であり、キリスト自身が現し、又語ったものではない。★キリストの生れも死も不明。…従がってキリストは実在の人物にあらず…そんなことを語っている。
先日もクリスマスの話をテレビでやっていたが、そこでも『キリストの生死は不明、クリスマスはキリストの誕生したことを記念する日である』と神父さんが語っていた。
何故、12月25日をクリスマスにしたのか…その理由は、冬至(今年は12/22)が過ぎて、これから毎日、日の射す時間が長くなっていくので、キリストの誕生を記念するにふさわしい日として、この日に定められた…のだそうだ。
幸徳秋水、刑死して106年がたったが、刑死の前年・牢獄で書かれたのが、この本である。
四万十市では、秋水が国家犯罪で処刑された日、1月24日に毎年、墓前祭が行われる。
私も毎年欠かさず参加しているが、今年は生憎、辺野古支援&名護市長選支援ツアーに参加するため、欠席せざるを得ない。
皆さんが楽しんでいる?クリスマスに幸徳秋水を話題にするのは私ぐらいのもんかねえ。(笑)
四万十に 誇るべきもの 二つあり 四万十の流れと 幸徳秋水 by simanto114
【追記】ちなみに、秋水の『基督抹殺論』のキリストの部分を天皇と読み替えたらどうなる?
絶対主義的天皇制の下で、しかも大逆罪で押し込められた獄中では、天皇批判はできなかったので、秋水は、キリスト批判にことよせて、天皇の生い立ち、歴史、古事記等の記載のでたらめさと低劣な内容等について天皇制批判を行ったのではないか?
そんな見方もあることを付記しておきたい。
秋水の最後の著作として、なぜ突然『基督抹殺論』なのか?
指摘のように考えると、納得いくのである。
写真は、我が家の室内で開き始めた《シャコバサボテン》です。
寒くなりだしたので12月に入って、すぐに室内に取り込んだのが、次々と花が開き始めた。
今年は、どういう訳か花芽の数が多い。たっぷりと楽しめそうです。
今夜はクリスマスイブ、そして明日はクリスマス。
若い方たちは、この日を恋人同士で過ごす日…だなんて錯覚している方も多いだろう。
まあねえ、時代が違うから、若い人たちが、この日を楽しんでくれるのも悪くは無かろう…と老体は思うのだが。本来のクリスマスは本場では、家族そろって教会に出かけ、牧師or神父の説教を聞き、家庭で家族だんらんを楽しむ日なのである。
時には、自分たちを生み育ててくれた両親を思い出してね。
日本人は不思議な民族だ。生まれた時は神道(神社で宮参り)で、結婚式はキリスト教、そして死ぬときは仏教…という、まことに節度がないというか、おおらかというか、私は他に、こんな民族は知らない。(笑)
クリスマスは『キリスト生誕の日』と思われているようだが、それは違うようだ。
わが愛する土佐の偉人・幸徳秋水が牢獄で書いたという、最後の書に『基督抹殺論』があるが、その中で、秋水は、★キリストは実在の人物ではない。★十字架は古来からの太陽崇拝者たちが掲げていたもので男根を象徴したものである。★キリスト教を伝える古文書は4つほどに分かれるが、互いの記述が一致しない。★その古文書はキリスト以前からあった。…等々により、キリスト及びキリスト教は後代の人たちが作り上げた作品であり、キリスト自身が現し、又語ったものではない。★キリストの生れも死も不明。…従がってキリストは実在の人物にあらず…そんなことを語っている。
先日もクリスマスの話をテレビでやっていたが、そこでも『キリストの生死は不明、クリスマスはキリストの誕生したことを記念する日である』と神父さんが語っていた。
何故、12月25日をクリスマスにしたのか…その理由は、冬至(今年は12/22)が過ぎて、これから毎日、日の射す時間が長くなっていくので、キリストの誕生を記念するにふさわしい日として、この日に定められた…のだそうだ。
幸徳秋水、刑死して106年がたったが、刑死の前年・牢獄で書かれたのが、この本である。
四万十市では、秋水が国家犯罪で処刑された日、1月24日に毎年、墓前祭が行われる。
私も毎年欠かさず参加しているが、今年は生憎、辺野古支援&名護市長選支援ツアーに参加するため、欠席せざるを得ない。
皆さんが楽しんでいる?クリスマスに幸徳秋水を話題にするのは私ぐらいのもんかねえ。(笑)
四万十に 誇るべきもの 二つあり 四万十の流れと 幸徳秋水 by simanto114
【追記】ちなみに、秋水の『基督抹殺論』のキリストの部分を天皇と読み替えたらどうなる?
絶対主義的天皇制の下で、しかも大逆罪で押し込められた獄中では、天皇批判はできなかったので、秋水は、キリスト批判にことよせて、天皇の生い立ち、歴史、古事記等の記載のでたらめさと低劣な内容等について天皇制批判を行ったのではないか?
そんな見方もあることを付記しておきたい。
秋水の最後の著作として、なぜ突然『基督抹殺論』なのか?
指摘のように考えると、納得いくのである。


写真は、我が家の室内で開き始めた《シャコバサボテン》です。
寒くなりだしたので12月に入って、すぐに室内に取り込んだのが、次々と花が開き始めた。
今年は、どういう訳か花芽の数が多い。たっぷりと楽しめそうです。
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