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大逆事件・坂本清馬の解説板設置

2017/01/16(月)

1月15日は、1911年に国家が起こした大冤罪事件《大逆事件》の再審請求の訴えを起こし、世に大逆事件の何たるかを知らせせしめた、土佐のいごっそう・坂本清馬の42年目の命日であった。

今年(2017年)は幸徳秋水たちの死刑執行、清馬の投獄から106年になります。89年の生涯のうち63年を冤罪の名の下に生きた男。「国権維持のためなら、人権など歯牙にもかけない」という暗黒裁判、国家による冤罪事件に「頑固な抵抗」を続けた清馬の一生は私たちにとても多くのことを教えてくれます。


IMG_4975.jpg

幸徳秋水と同じ墓地に眠る坂本清馬…大逆事件の再審請求を求め、世に大逆事件の真実を訴え広めた功労者・坂本清馬は、その果たした役割に比べ、秋水と比較すると、あまりにも位置づけが低いと、「幸徳秋水を顕彰する会」では、一人秋水のみでなく、秋水に関わる多くの人たちが、どんな役割を果たし、どんな生涯を送ったのか、一つ一つ掘り起こしていく作業を続けています。

その一つが、今回の坂本清馬の解説板の設置(上の写真)でした。


IMG_4976.jpg

お墓も掃除して、草ぬきもして、ずいぶんときれいになりました。
清馬さん、《何事か?》とびっくりされたことでしょう。


IMG_4971.jpg

こちらは幸徳秋水のお墓です。
ずいぶんと苔が生えて、名前も読み取りにくくなっています。
もう少し見やすくなるように…せっせと苔をはがし、きれいに仕上げました。





IMG_4974.jpg

どうですか?
ずいぶんと見やすくなったでしょう。
お墓だけでなく、墓地全体の草ぬきや落ち葉拾い、ゴミ拾いなど、参加者10人ほどで、きれいにしましたよ。

この日は、寒波襲来で雪もちらついていました。
1月24日は秋水の墓前祭です。どういう訳か、この季節になると必ず寒波が襲来して、雪の中でのイベントとなってしまいます。

坂本清馬については、「幸徳秋水を顕彰する会」の事務局をしている田中全さんが自分のブログで紹介しておられますので、その一部を引用しておきます。

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http://hatanakamura.blog.fc2.com/blog-entry-136.html


 1月15日、坂本清馬没40周年だった。幸徳秋水と一緒に眠っている正福寺の墓を、有志(秋水を顕彰する会)で墓参した。坂本清馬は大逆事件(1910年)の犠牲者の1人。死刑判決を受けたが、翌日無期懲役に減刑。
父は中村出身だが、室戸で生まれた。旧制高知二中を中途退学し、上京。小石川砲兵工廠で働く中で、幸徳秋水の思想に共鳴。自ら秋水に近づき、秋水の書生となったり、啖呵を切ったり。秋水に「坂本君は豪傑だからね」と言わしめたように、土佐のいごっそう、直情径行の行動派だった。

大逆事件のころは秋水と喧嘩別れして東北にいたので、明治政府がでっちあげた事件とのかかわりは何もなかったが、秋水一派として逮捕された。

清馬は獄中でも一貫して無実を訴え続けた。だから、獄中でも問題囚とされ、仮出獄が許されたのは、無期懲役12人(死刑も12人)の中では最も遅い、24年後(昭和9年、1934)だった。
戦後は秋水のふるさと(自分の父のふるさとでもある)中村に住む。昭和36年(1961)、大逆事件再審請求の訴えを東京高裁におこす。裁判支援の全国組織として、「大逆事件の真実を明らかにする会」が東京に結成される。再審は認められなかったが、これをきっかけにして、それまで闇に葬られようとしていた事件の真相が広く知られ、犠牲者の名誉回復、顕彰運動が広がっていく。大逆事件サミット等、今につながる運動の起点は清馬による再審請求である。
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私も、昨年から「幸徳秋水を顕彰する会」に入会しました。
ぼちぼちと中村(現四万十市)の偉人たちの歴史、人物等について学んでいきたいと思っています。

それにしても皆さん、《大逆罪》や《冤罪》なんて、過去のものだと思っていませんか?
先日のつぶやきにこんなのがありましたよ。

…さあ、いよいよ安倍政権が「共謀罪」を出して来る。2020東京五輪のテロ対策だとして、名称を「テロ等準備罪」にすると。名称を変えるとは、つまりその本来の目的「共謀するだけで捕まえる」ということを国民に分かりにくくするためだ。五輪に反対する相談だけで捕まるぞ、これ。恐怖の独裁国家だ。…

今年やはり、アベ政権…諸悪の根源…となりそうです。
我々の生活の害になりそうなものは、早めに取り除くのが、安全ではないでしょうかねえ。
こんな記事見つかったら、私も《共謀罪》で逮捕されるのでしょうか?
くわばら、クワバラ。。。。。




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[ 2017/01/16 14:21 ] 四万十周辺 | TB(0) | CM(2)

こんにちは~♪
高知は幸徳秋水の出身地でしたね。
幸徳秋水が翻訳したマルクス・エンゲルスの「共産党宣言」が現中国の独裁政治に利用されているのは残念ですが、日本国民にとっては社会科学の先駆者であり、坂本龍馬から中江兆民、板垣退助など民権運動に発展したことを振り返れば、幸徳秋水の書生だったのなら当然注目されてしかるべきですね。
現代も土佐の革新的思考は続いているのでしょうね。
[ 2017/01/16 17:30 ] [ 編集 ]

Re: まり姫さん

さすがに、まり姫さんだ。よくご存じですねえ。(笑)
日本共産党が結成される以前にも、こんな人たちがいて、様々に社会主義運動、人類解放運動に取り組んでいたんですねえ。
私も四万十市へ移り住んでみて、新たに気付いたことが、いくつもあります。

土佐は京都と比較されるほどの、革新運動の伝統のある県でした。
近頃、若干弱まっているようですが、できれば再び革新の火を熱く燃やしたいですねえ。
[ 2017/01/16 19:22 ] [ 編集 ]

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