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映画『きみはいい子』を見ました

2016/04/28(木)

地元・中村出身の作家…としか知らなかった中脇初枝さん。
目が悪くなった今でも、月に20冊近く本は読んでいるのだが、やっぱり自分の好みもあって、中脇さんは私の範疇に入っていなかった。したがって正直、この方の本は1冊も読んでいない。
しかし、この小さな古都…中村には今は映画館はない。近くの市町村にもない。
映画館は130キロも先の高知市まで行かないとないのです。
こんな中村にも、文化の香りはある。映画館はないけど、映画好きの人たちが集まって、四万十シネマ…という会を作っている。そして時々映画の自主上映を行う。
当然知人も会に入っているので、その都度お誘いがかかる。まあ、そんなわけで、大阪に居た頃よりも、むしろ映画を見る機会は増えているのだ。(笑)

映画の内容は…学級崩壊をさせてしまう新米教師、親からの虐待を受け自身も子供を虐待する母親、家族を失い一人で暮らす老人といった老若男女が、現実と葛藤しながらも生きていく姿を映す。出演は、『軽蔑』などの高良健吾や『そして父になる』などの尾野真千子をはじめ、池脇千鶴、高橋和也ら。奥深いストーリーと共に、実力ある俳優たちの演技合戦が楽しめる。
           …http://www.cinematoday.jp/movie/T0019303…より

呉美保監督、若いらしいがうまいねえ。地味な題材をしっかりとまとめて、魅せる映画に仕上がっていました。最初は先生や母親たち、そして子供たちの姿に、年代のギャップを感じて、う~ん、なんだかなあ…なんて思っていたが、徐々に引き込まれていった。
特に自閉症児の子供の演技がすごかった。思わず笑ってしまったが、まるで本物の自閉症児のように、見えました。
最初、池脇千鶴と尾野真千子の絡みがよくわからなかったが、2人ともに小さいころ親からの虐待を受けていた…そのことが分かって、やっと納得できた。ホント鈍いねえ。(笑)

ロケ地は、ずばり小樽の町…毎年北海道へ通っている私が、何といつも通っているところではないかいな。舞台となった学校は天神小学校…393号線、毛無峠から小樽の町に入ってくると北海道ワインの工場がある。そこからすぐ、道沿いの学校だ。そういえば、この辺りは住宅が少なかったなあ。廃校になる…というのもうなづける。懐かしい小樽の港や築港臨海公園、それにウィングベイ小樽の観覧車もよく目立っていた。

この日、18時から30分間、原作者・中脇初枝さんの挨拶がありました。
私は、もっとおばちゃんか…と予想していたのだが、意外と若くて別嬪さんだったので、あれれ…と思いましたねえ。(笑)
彼女は現在42歳、川崎市在住とのこと。生まれは徳島県の山の中・祖谷とのことだが、3歳から18歳まで中村で育ったのだそうで、家は貧乏だったが、周りの大人たちが『べっぴんさん』と呼んでくれて、色々と面倒を見てくれた。その幼児期の体験が物語に生きているとのこと。今の大人たちも、近所の子供たちに『べっぴんさん』あるいは『いい子』と声をかけてほしい…と語っていました。話は全て幡多弁で通していた。
今度から、図書館で彼女の作品を借りて、何冊か読んでみようと思っています。





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[ 2016/04/28 06:00 ] 文化の香り | TB(0) | CM(0)

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