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2008/07/15
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また子犬がうまれちゃったよ!

悪友Sさん家の「ちびまるこ」がまた子犬を産んだ。3日前のことだ。

必死に乳房にすがりつく子犬たちを見てると、犬嫌いの私も思わずにこにこ、手を出したくなる。


私の幼児期については、146:私の幼児期体験と死生感について述べているが、とにかく他人様とはずいぶん違った環境で育った。私の人生で、もっとも暗く、淋しく辛かった、そして悩んだ時代は、その後…小学生から20歳になるまでの時期が、今思い出しても、一番つらい時代でした。

ここからは、私ではなく、昔に帰り、俺と言う言葉で続けたい。。。
現在の俺を知ってる人には、想像もつかないだろうが、俺の少年時代は悲惨だった。まず、小学校の入学式…母の実家に預けられ、中学生と小学生の姉たちと、学校に行った。余り覚えてはいないのだが、桜吹雪散る校門で姉たちと別れ、一人、一年生の教室に向かった。途中何度も周りの大人(父母か教師か不明だが…)に、聞きながら、教室に向かった。

よく覚えていないのだが、内心はどうだったのだろう?…とにかく、授業が終わっても行くところがなくて、うろうろしているところを補導?され、姉の教室に連れて行かれた。姉も困っただろうが、担任の先生が気を使ってくれて、姉の机の横にいすを置いて、私も一緒に、ちんぷんかんぷんの授業をうけたものだった。
今でも、その先生の名前は覚えてるぜ。橋本先生だったよ。

姉のクラスでは、結構女の子たちが、かまってくれたようだったが、1ヶ月くらいで、姉の教室に行かず家に帰るようになった。その理由は覚えていない。

入学後数カ月して、姉たちと3人、借家に移り暮らし始めた。理由は忘れたが、一晩泣きじゃくって姉たちを困らせたこともあったようだが、これも理由は覚えていない…おそらく母親のいない寂しさであったのだろうと推測する。

まあ、こんなことを書き続けたらきりかない。それこそ、回顧録シリーズが出来上がる。俺が書きたいのは、そんなことじゃない。

とにかく俺のガキの頃は、愛情に餓え、貧乏にべったりとまとわりつかれ、おまけに小学4年から6年までは、クラス全体の「いじめ」の対象にされ…まあ、その理由もあるのだが、その理由を語り、どうやって、いじめを克服したか語るのも、本題ではない。

中学時代にも、色々あった。これはブログにも書いているが、昼は学校、夜は漁師の生活が3年間続いた。それだけじゃない…病気手術で1ヶ月間休校、その数ヶ月後、船乗りの親父の病気で俺が船長代理で、また1ヶ月間の休校…それだけでも普通の中学生なら、超ハードな負担だ。ところが、俺は、ガキの頃から、大人に交じり働いたこともあって、世間のガキどもが知らない、語るに語れない「大人社会の汚さ、いやらしさ…」をいやと言うほど見てきた。

それは、単に「大人社会の汚さ…」では済まないだろう。正確に言うと「貧乏故の大人社会の汚さ…」とでも言えばいいのか。今だから、その一言で済ませられる。当時中学生のガキには、荷物の重い、手に負えない、気の狂いそうな出来事が、いくつもあった。ただ言っておくが、周りの大人たちが悪人ばかりだったと、言うことではない。みんな、どこにでもいる、一見ひょうきんで、結構親切な大人たちだった…が、貧乏故にオープンに出来ないものが、犬神家の一族みたいに、ドロドロと周囲を覆っていた。その大半は金とセックスなんだが。。。

俺の尊敬するブロガーの一人、BLOG BLUSEは、「俺は、全てオープンさ。嘘と卑怯は大嫌いだ」…と公言している。俺は、それに、ケチをつける気はない。いや、むしろ気持ちがいい…しかし、それは俺に言わせると、恵まれているなあ!…と言うことだ。少し、うらやましい気持ちもある。
しかし、世間には、全てをオープンで語れる人は、ごくごく少数だろう。オープンにしたくても、できない、語りたくても、語れない…そんな人たちは結構多い。少なくとも、俺は、そんなカルマ(業)を背負って生きている。死ぬまで黙って担いでいくつもりだ。

まあ、そんなこんなの苦難に耐えて、やっと中学を卒業…進学の希望など、思っても口にも出せず、集団就職列車に飛び乗って、住みなれた故郷を離れていく15才のガキの心境はいかばかりか…これは体験した人でないと解らないだろう。「あー上野駅」を聞くと、今でも涙が流れる時もある。遠い遠い過去のことである。

大阪は、ヒデー街だった。街にはほこりが舞い、マスクなしでは息も出来なかった。その埃を吸いこみながら、能面のような顔をした…何の表情もない人の群れが歩いていた。人間不思議なもんだ。こんなとこじゃ生活できねぇ。田舎に帰りたい、帰りたい…と思いながら仕事していたのに、1週間経つと、街中の埃が見えなくなった。泣き、笑い、怒る、人の表情が見分けられるようになった。

入った会社は、久保田鉄工…今のクボタ…アスベスト被害で世間に迷惑をかけている会社だ。
俺は、職業訓練生で鋳物部門に配置された。そこから、俺の汗まみれ、埃まみれの新しい人生が始まった。

世間がもてはやした、大企業の実態は、まさに伏魔殿…俺たちは独身寮とやらに入れられ、半日授業、半日実習で、3年間、企業戦士のエリートとして、みっちり鍛えこまれていく。
如何に会社が素晴らしいか。如何に俺たちが期待されているか。毎日毎日、洗脳が続く。しかし、寮では、寮監の監視が続き、ひどいもんだぜ…送られてくる封筒や葉書は、全てチェックされ、仕事に出かけた後、合鍵で勝手に部屋に入り、読んでる本や手紙をチェック、共産主義者がいないか、チェックして、毎月会社に報告書を提出するのが、寮監の仕事だってよ。

朱に交われば赤くなる…と言う理由で、俺たちは自分の交際範囲まで制限され、御用組合の主催する、催しや交流会以外には、外部団体との接触も禁じられていた。
俺は、バッジ集めに興味を感じ、様々なバッジを集め喜んでいた。ところがある日、勤労課(労務)に呼び出された。理由は俺が、「人生手帳」という月刊誌を読んでいたことと、そこの発行する「緑の会」のバッジを持っていたことだ。例によって、寮監の報告書で呼び出されたのだ。俺は多感な17歳、そんなことで糾弾されるいわれはない…屈辱と無念さで、不覚にも、ポロボロっと大粒の涙が噴き出した。自分でもびっくりするほどの大粒の涙が、後から後から噴き出してくる。自分で涙をこぼしながら、涙って、こんなに出るのか?と不思議に思い、笑いたくなるほど迸った。

課長は、慌てて、「いや、そんなつもりじゃ…」なんて言い訳を始めやがった。じゃあ、どんなつもりなんだよ…と突っ込みを入れたかったが、俺はしおらしく振舞った。職場も凍りついていた。

こんな事もあった。3年目、あと半年もすれば俺たちも、職場に配置される。いよいよ金属労働者として独り立ちだ。そのころ、同僚の誰からともなく、高校の資格を取りたい…と言う声が広がった。3年間の訓練校を卒業しても、当時は、高卒の資格は取れなかったのだ。人生は長い、後の為に高卒資格が欲しい…当然の欲求だ。俺たちは定時制高校の入学手続きをとった。ところが、会社はこれを潰しにきた。理由は、上記の「朱に交われば赤くなる」がひとつ、もう一つは「夜勤につけなくなる」だった。

そうか、この会社は24時間業務だった。それも4直3交代ではない。2直2交代だ。ハードだぜ。
それなら仕方がねぇ…通信教育で妥協してやらあ…俺たちは、標的を取り換えた。
ところが、これにも会社が横やりを入れてきた…通信教育には、スクーリングがある。そこで妖しい(赤い連中さ)連中と知り合いになったら困る。それにスクーリング中、会社を休まれては困る…ときやがった。。。俺たちには憲法なんて関係ねえ。通信の保障も、学問の自由も、思想の自由も…なんにもねえ…俺たちゃ会社の奴隷かよ。俺たちゃ企業戦士、職場のエリートじゃねえのかよ。

怒り心頭に発した、俺たちは同僚約15人とストライキに突入した。まっ、ストライキって言ってもよ。本物じゃねーやな。今はやりの言葉で言えば擬似ストライキってえところだな。

長くなるので、続きは次回に。。。


2008.07.15(Tue)09:16 |  人生哲学  | コメント : 6 | トラックバック : 0

リアルとバーチャル
こんにちは。TBありがとうございます。僕の普段の発言が引用されてますが、あくまで、「BLOG BLUES」の運営上のことです。リアルでは何より生活が懸かってますから。忸怩たる気持ちを抱えて妥協することは当たり前だのクラッカー、卑怯な振る舞いや嘘や隠し事をすることも、ままありま。匿名であり、実生活とは異次元のバーチャルならでは、いかにも不肖「BLOG BLUES」、オープンマインドを貫き、卑怯な言動や虚言を用いることはないざんす。もし、あったら、批難してくだされ。


2008.07.15(Tue)15:38 | BLOG BLUES #- | URL [ 編集 ]
あっはっは
気持のいいコメントありがとうございます。
私も、そちらに、コメントしておきます。

2008.07.15(Tue)18:22 | simanto114 #.HUrAvmg | URL [ 編集 ]
卑怯な振る舞いや嘘や隠し事は?
>少なくとも、俺は、そんなカルマ(業)を背負って生きている。死ぬまで黙って担いでいくつもりだ。
↑simanto114さん
>卑怯な振る舞いや嘘や隠し事をすることも、ままありま。
↑BLOG BLUESさん

simanto114さんも、BLOG BLUESさんも、共に匿名で、実生活とは異次元のバーチャル・ブログではオープンマインドを貫いているのですね。卑怯な言動や虚言などを用いる確率的はかなり低いということですね。ところで、simanto114さんと同じ年代の方で、我が家に訪れる先輩が二人います。保育園の保育士さんと法律事務所の弁護士さんですが、二人とも憲法9条の会に入っていて、お世話になっています。
写真を拝見させていただいて、犬が少し恐いけれども猫好きの私も、思わずかわいい子猫が「必死に乳房にすがりつく」姿を思い出してしまいました。

2008.07.15(Tue)19:47 | mico_tenar #- | URL [ 編集 ]
mico_tenar さんへ
連日のコメント、ありがとうございます。
BLOG BLUES氏ほど、はっきりとものは言えない私ですが、まあ、できるだけ卑怯な言動や虚言などを用いないよう心がけてはいます。
ただ、時々間違ったりすることはあります。指摘を受け、自分で誤りに気付いた時は、素直に認めたいと思いますが、相手の指摘の仕方がひどい時は、切れる時もありますよ。(笑)


2008.07.16(Wed)08:48 | simanto114 #.HUrAvmg | URL [ 編集 ]
>寮では、寮監の監視が続き、ひどいもんだぜ…送られてくる封筒や葉書は、全てチェックされ・・・

 ひどいものですね。ここでsimanto114様が書いていることは、過去のことではなく現代でも脈々と続いています。
 私は現在ある事情で共産党の仲良し団体にて勤務しており、その勤務先の施設に住んでいます。たまたま街頭演説で知った政治団体(共産党とは全く関係なし)の考えに共鳴し、機関紙を購読したのですがひどいですね。封筒に入って送られてくるその団体の機関紙を勝手にあけられ、勤務先で「なぜこれを読むのか」と毎日執拗に問われています。
 「なぜ購読したらいけないのか」と反論すると「思想・信条の自由がある」といって今度は赤旗の購読を執拗に迫るありさまです。

2008.07.22(Tue)21:01 | ジャニクワティ #yXJbpRQM | URL [ 編集 ]
はい、はい
そりゃ、お気の毒。(笑)
あなたも、私みたいに頑張ったら。

できれば、具体的な冷笑じやない、例証が欲しいとこですね。虚言なら、次から削除ね。

2008.07.23(Wed)05:56 | simanto114 #.HUrAvmg | URL [ 編集 ]
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simanto114は被爆二世として悩み、苦しんだ過去から「国民の 国民による 国民のための政治」をスタンスとして、平和を願うコメントを発信していきます。

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