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狂い咲き①ユリの花

2014/01/30(木)

四万十は久しぶりの雨、昨夜からずっと冬の雨が降り続いている。することもなく、ぐうたらとコタツに寝ころび、図書館で借りてきた小説を読みふけっている。

その小説の一つに『東日本大震災』を題材にしたものがあった。その一部を紹介しよう。


・・・・・・目の前に、瓦礫の荒野が広がっていた。波を巻き上げる海に沿って、延々と北に向かっている。どこまでも、どこまでも、途切れることなく続いていた。
風の音が啼いた。耳に刻まれるように、胸を抉るように啼いた。その啼き声が、いま自分の目の前に広がる大地の慟哭にも聞こえた。
男は時折、背後を振り返った。そしてしばらく、自分が歩いてきた茫漠とした荒野を見つめた。
遠くに、岬が霞んでいた。あの岬の遥か彼方に、魔界がある。人間の欲と科学の慢心が生み出した “原子力発電所” という名の “怪物” が息衝いている。
だが “怪物” は、人間の鎖を断ち切り、、檻を打ち破った。自らを解き放った。もはや、人間の力では制御できなくなってしまった。
人間は愚かだ。こうなることは、予想し得たのだ。だが、それなのに、虚飾の豊かさの代償に悪魔に魂を売り渡してしまった。
もう、手遅れだ。悪魔は永遠に、大地に毒を撒き散らし続ける。人間は、生きることも死ぬことも許されずに、業火に焼かれ続ける。・・・・・・柴田哲孝薯『漂流者たち』より

『東日本大震災』から、やがて3年が経とうとしていますが、未だに事態は何ら解決に向かってはいません。被災者の保障はなおざりにされ、原発事故の究明は棚上げにしたまま、濃度を増す汚染水の対策さへ立てられないまま海へと垂れ流し…時の権力者たちや金と武器の亡者たちは “原発の再稼働” と “輸出” に浮き身を費やすありさまです。
そこには真剣な反省も懺悔の様も一片も存在しません。


まあ~、こんな世情とは関係ないのだろうとは思いますが、我が家の周辺では、いくつかの花たちが “狂い咲き” の様相を呈しています。

IMG_4708.jpg


このユリの花が、まず第一弾です。
ユリといえば、まあ夏の花ですが、今一番寒い時期に、しかも日の当らない家の裏手、北側でひっそりと咲いていました。

まさに今の世の中を写した現象だろうと、私は思いました。(笑)



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[ 2014/01/30 09:46 ] 草花たち | TB(0) | CM(0)

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