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台風19号と史上最凶のアベ晋三

2019/10/16(水)
今回の台風19号を見て、いくつか思ったことがある。

その一つは、国連で訴えた少女のこと。

スウェーデン人の環境保護活動家のグレタ・トゥーンベリさん(16)は23日、米ニューヨークで開かれた国連気候行動サミットで演説し、気候変動問題について行動を起こしていないとして、各国首脳を非難した。

トゥーンベリさんは、約60カ国の首脳や閣僚を前に、「あなた方は、私の夢や私の子供時代を、空っぽな言葉で奪った」と激しい口調で語った・・・以下略。

少女の訴えに、世界各国から賛同の声と連帯の行動が、特に若者たちから沸き起こった。最近の若者たちの政治への無関心と無気力に失望していた私にとって、若者たちのパワーと可能性に一縷の希望を見出した瞬間でした。
情けないのは、この少女の訴えに、例によって「言われなき」悪罵と人格を否定する圧力が投げられたことである。

この国の、多様性を否定する…自由・平等・博愛の精神を否定する…情けない輩たちが、日本会議に組織されたネトウヨどもであろうとは思うが、こんな輩が存在していることに、私は怒りを禁じえない。

台風15号、19号による、我が国の被害は、まさに、この少女の訴えが正鵠を射ていて、その対策は緊急を要することが、事実をもって示されたではないか。
そして問題は、石油や石炭など化石燃料の抑制だけではない。世界の海水温を高める要因の、大きな原因となっている【原発】を廃止しなければ、荒れ狂う気象変動には対処できない…と私は思う。


その2つは、アベ政権の災害に対する無能無策ぶりだ。

国土交通省によると、15日午後3時現在、7県の52河川73カ所で堤防の決壊を確認した。
福島県で26人、宮城県で14人が亡くなるなど死者は12都県で計74人に上り、行方不明者も6県で12人に上っている。

辛うじて首都壊滅の事態は免れたものの、事態は極めて深刻なところまで追い込まれていた。
一つの台風で、73カ所の堤防が決壊するなど、私たちは想像したことがあるだろうか。おそらくほとんどの人たちが想定外…と答えるだろう。
しかし、専門家の間では、いつかこの事態が起こることは指摘されていた。

にも拘らず、アベ政権は、アメリカや世界への金のバラマキでアベ政権の人気取りを進め、日本の強烈な憲法違反の再軍備に金を集中させ、災害対策費をケチってきた。その結果が、災害を大きくしたのだ。

例えば、前回の大雨で、愛媛で溢れそうな河川にダムの放流を行い、河川を決壊させ、大きな被害をもたらした事例がある。
そして今回も、八ッ場ダムが東京を救った…などの話もあるが、これは準備段階で水を貯めていなかったことで、いわゆる怪我の功名で、河川の増水を食い止めただけのことで、別に美談ではない。それよりも今回も事前放流しなかったことが問題だ。

問題は、きわめて正確な気象庁の大雨警報が出されているのにも関わらず、各地のダム管理者たちが、何故、事前放流を行って、大雨に備えなかったのか? という疑問である。

専門家からはアベ政権に対して、前回の事件からの教訓として、事前の放流を勧められていたのである。ところが、安倍のバカちんは、これに何の対策も打たなかったのである。

ダムの貯水管理については、生活用、農業用、
治水用…などと用途に応じて関係者の合意がなされているのも事実であり、治水用は30%と決められている。
しかし、明らかな災害が近づいている状況の中では、緊急の対応策があってしかるべきである。

ダムの放流だけではない。河川の危険個所は以前から指摘され続けている。それなのに、アベ政権は、その改善策を怠り続け、できるだけ金を使わず、その金を自分の人気取りのために、お友達に、例えば、プーチンやトランプや森友や加計学園の為に使っているのである。
国民の、一般庶民の被災などアベにとっては、なんの興味も無いのだろう。

過去の災害から、何の教訓も引き出せない&やる気も無いアベ政権の無能無策ぶりに、猛烈に腹が立つ。こんな政権に、これからの国土管理を任せていいのだろうか?

【安倍政権の過去の災害対応を一覧してみよう】

山梨豪雪:支援者らと赤坂で天ぷら料理
20142月に起こった山梨県の豪雪では、その最中に支援者らと赤坂で天ぷら料理に舌鼓を打って和気あいあい…山奥の話なんて問題外だよ~~~

広島土砂災害:ゴルフ
同年8月の広島土砂災害では「災害応急対策に全力で取り組む」と宣言したあと、富士桜カントリー倶楽部で日枝久・フジテレビ会長(当時)や笹川陽平・日本財団会長らとゴルフを楽しみつづけた。…いや~~お金持ち同士のゴルフ、楽しいねえ~~

関東・東北豪雨:インターネットテレビで安保法制宣伝
2015年の関東・東北豪雨では、孤立して救助を待つ人びとや不明者も多数いたというのに、インターネットテレビ「言論テレビ」に生出演して櫻井よしこや田久保忠衛・日本会議会長とともに安保法制の必要性をアピール。…やっぱりさあ~ 一部の人の命より、俺たちは、この国全体のこと、論議してんだかねえ~~

九州北部豪雨:外遊続行
2017年も、G20首脳会談出席のための外遊中に九州北部豪雨が発生したが、G20閉会後も外遊を続行。緊急性もない外遊から帰国しなかったのは、加計問題追及の閉会中審査に出席したくないからなのは見え見えだった。…災害の時にボクちんがお役に立たないことは、国民も分かってるだろう~~

西日本豪雨:赤坂自民亭2018/07

気象庁は5日午後2時に記者会見を開き、8日にかけて東日本から西日本の広い範囲で記録的な大雨となる恐れがあると発表。「早めの避難を心がけてほしい」と呼びかけた。


内閣府はそれから1時間半後に、各省庁課長らを集めた災害警戒会議を開いた。
小此木八郎防災担当相が出席したのは、24時間の雨量が400ミリに達するとの予報に政府内の緊張感が高まったからだった。
 この日は死者40人、行方不明者2人となった「九州北部豪雨」からちょうど1年。小此木氏は「大災害を改めて思い出し、対策に万全を期すように」と指示した。午後10時までに、京都、大阪、兵庫の3府県約11万人に避難指示が出た。
安倍晋三首相らが自民党の国会議員による酒席の懇親会に出席したのは、この夜のことだった。

…いや~~ 赤坂自民亭  最高~~

西日本直撃台風:総裁3選の集い
さらに赤坂自民亭への批判もさめやらぬ昨年2018/9月、関空など西日本を直撃した台風。台風直撃の翌日、平成最大規模の約50万軒で停電がつづき、関空にも多くの人が取り残されているなか、安倍首相はなんと総裁選の票固めのため新潟県に。ホテルの宴会場で開催された「安倍総裁の3選を実現する新潟県民の集い」に出席したのだった。
…何言ってんのよ。関西なんて一部のことよりさあ、僕チンの自民党総裁3選の方が大事なのに決まってるじゃん~~ 違う??

台風15号:内閣改造強行2019/9/5
安倍首相は事前に関係閣僚会議も開かず、総理指示も出さず、非常災害対策本部を設置することもせず、そのことで停電復旧が長引き、10日には熱中症による新たな犠牲者まで出す事態となっているにもかかわらず、上陸2日後の11日内閣改造を強行。ところが、安倍首相は初動対応の遅れを批判されても、相変わらず関係閣僚会議の開催を拒否し、ついには自身のTwitterアカウントでも台風15号に一切言及することなく現在にいたっている。
…僕チンもさあ  改憲が最大の重大事なのよ。その為の体制作りで大変なのよ。皆は、あんまり政府を当てにしないで、自己責任でさあ、うまく処理してよ~~

そして今回:休養
ネットでアベ晋三に非難の声が沸き上がっている。なぜかというと、台風19号が列島を直撃して被害が次々と発生していた12日は“のんびり休養”状態だったからだ。例えば、12日の首相動静を見ると、こんな感じだ。
〈午前8時現在、公邸。朝の来客なし。
   午前中は来客なく、公邸で過ごす。
   午後も来客なく、公邸で過ごす。
   午後10時現在、公邸。来客なし。〉(時事通信)


どうでしょうか皆さん、不肖・アベシンゾウ…この国の総理として、見事だと思いません?
僕チン、せっせと、おじいちゃんの夢を実現するため、改憲に総力あげるよ。
まあ、そのために僕チンのできることは、どんなあくどいことだってやっちゃうよ。
僕チンの夢を妨害する奴は、排除するよ。警察や司法、自衛隊だって使えるんだからね。
僕チンの名前は、アベ晋三…日本最凶の男、国民なんて、僕チンに降れ伏し、僕チンをあがめてたらいいんだよ。

さあ~  この国は、一体、どうなるんでしょうかねえ?
台風19号…皆さんは、何を思いますか?

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▲ 我が家の池も、安倍政権には、かなり怒っていました




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[ 2019/10/16 11:26 ] 政治の話 | TB(0) | CM(0)

台風19号よ、名台風になれ

2019/10/11(金)

【土木学会は死者8000人と試算】12日夕方に過去最大級が襲来 最凶台風東京直撃   ここが危ない 満潮になり大洪水の恐れ 心配なのは千葉で起きたような大規模停電。東京電力も不測の事態を想定している 【台風19号】大型で猛烈なまま北上 最大瞬間風速75メートル(日刊ゲンダイ)
・・・こんな怖い記事が流れています。これが冗談で済めばいいのですが…台風は15号で大きな被害を受けた関東を直撃しそうです。
関東の皆さん。早めの対策と非難をした方がいいかもしれませんねえ。
台風銀座の土佐から、こんな心配をしています。

我が家の池(太平洋)の現在写真

我が家では、もう数日前から、ドドド、ドドド…と波が岩肌を打つ音が24時間響き渡っています。「嵐の前の静けさ」なんて、嵐を知らない奴が言ってるのではないか?
そんな気もしますが、まあホントは、そんな嵐もあります。(笑)いわゆる突風、春の嵐がそうですね。一番油断のならない嵐です。

さて台風到来前の我が家の池の状況を見てきました。

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▲ 少し沖合の波頭が崩れ、白いしぶきを巻きながら波が打ち寄せていました
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▲ 4mほど波の高さ…サーフィンには持って来いの波だけどねえ
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▲ 岩肌にぶつかった浪は、10mほど上まで、白い泡となって駆け上がります
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▲ 波はこの高さを維持して、砂浜に当たり崩れていきます
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▲ こんなうねりに巻き込まれたら命はありません
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▲ 岩肌にぶつかりはじけ飛ぶ波しぶき

我が家の池は、台風が近づくといつもこんな風に荒れ狂い、全てを飲み込み浄化していきます。
天下の悪徳政治家たち…自公政権の主要メンバーたち…今度の台風が飲み込んで、永田町周辺を一気に浄化してくれたら、歴史に残る名台風と呼ばれるだろうになあ・・・




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[ 2019/10/11 16:07 ] 政治の話 | TB(0) | CM(1)

彼岸花

2019/10/10(木)
前回のブログから、もう10日も経ちましたか。日が過ぎていくのは、本当に早い。(笑)
最近、台風の合間ではあるが,晴れて青空の見える日も続くようになりました。
私の苦手な「暑さ」は、まだ続いていますが、この町の「守れ憲法9条」の看板も、そろそろ傷んできたので、今月に入り、垂木を切り、ベニヤ板を切り、ペンキを塗り、看板を組み立て、字を書いて、年齢と共に、看板つくりも辛どくなってきましたが、何とか看板2枚作り上げました。
途中雨の日もあり、あっという間に10日が過ぎていました。

福島原発の汚染水について
トリチウムを含んだ汚染水について、前環境省の原田が「汚染水」を海に流す…と放言して、世間の顰蹙を買っていましたが、今度は、汚染水対策を担当する経産省の課長級職員が、自身のFacebookに「廃炉に責任を負ってない人はピーチクパーチク言えるけどねえ、笑」と投稿したことが波紋を広げている。
独裁アベ政権の下では、政治家も官僚も「今だけ、金だけ、自分だけ」…嘘も捏造もやり放題…そんな風に変えられてしまうのかねえ。
放射能を発する物質が、人間の体に良いわけ無いだろう。
よくもまあぬけぬけと「安全だ」なんて言えるもんだ。本当に安全だと思うのなら、まず「安全だ」と言ってる人間から、自分の体で安全を証明してから、「安全だ」と言ってもらいたい。
毎日、トリチウム入の汚染水で沸かした風呂に入り、お茶やご飯も、この汚染水を使って作ってもらいたいものだ。
どこかのテレビに張り付いてもらって、半年以上たったら、「安全だ」と発言してもらいたい。それなら少しは信用してもいいけどね。
まあ、それまで生きていられるかねえ?

関電の厚顔無恥の会長も社長も、やっと辞意を表明したようだ。
いくら厚かましくても、関電としての組織が世間の批判に耐えられなかったのだろう。

彼岸花
本当に異常気象が続いています。いつまでも暑い。
それでも季節の花は、交代しながら季節を知らせてくれます。
秋と言えば、やはりこの花、赤い花…彼岸花ですねえ。

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あっという間に、花の盛りは過ぎていきます。
庭の月下美人…昨夜も今期7回目の開花をいたしました。まだ、いくつか蕾が残っています。今夜も開花しそうです。
でもまあ、これが、今季最後の開花となるでしょう。
例年なら、そろそろ鉢植えを温室へ移動させる頃です。
今年は冬が遅くなりそうです。




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[ 2019/10/10 14:56 ] 草花たち | TB(0) | CM(0)

関電の黒いマネー…殺人指示まで、原発資金の底知れぬ闇

2019/10/01(火)
いや~早いねえ…時節の過ぎるのは…
もう10月だねえ。改めて言うことも無いか。(笑)

いや~  しかし、深いねえ…政治の闇も…(怒)

原発をめぐる不透明な金品の流れが明らかになりました。
多額の金品の受け取りを認めた関西電力。
しかし事態は、単なる金品汚職だけではありませんでした。
おどろおどろしい原発と政治、闇の世界へようこそ。

原発マネーが還流か 判明している資金の流れは
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190927/k10012102501000.html
2019年9月27日 19時59分 NHK
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余り政治的な報道をしないNHKも報道せざるを得なかったようです。(苦笑)

…関係者によりますと金沢国税局が去年、高浜原発の関連工事などを請け負う高浜町の建設会社を税務調査したところ、高浜町の森山栄治元助役がこの会社から工事受注などの手数料としておよそ3億円を受け取っていたことが分かったということです。
そして国税局がさらに調査を進めたところ関西電力の八木誠会長などの経営幹部ら6人が森山元助役からおととしまでの7年間にあわせて1億8000万円を受け取っていたことが分かったということで、このうち4人は税務調査が始まったあと、修正申告したということです。
森山元助役も建設会社から受け取ったおよそ3億円を税務申告しておらず調査のあと国税局に修正申告したということです。
関西電力や関係者によりますと国税局から指摘を受けて関西電力が調査したところ森山元助役から金品を受け取っていたのは、国税局の調査で判明した八木会長ら6人を含む経営幹部や社員、あわせて20人に上り、物品や金銭、あわせて3億2000万円相当を受け取っていたことが分かったということです。
関西電力から原発の立地地域に流れた多額の原発マネーが経営幹部らに還流した形になっています。


*** 関電幹部の謝罪だけで終わらせるのか…と思ったら、「」
経団連の中西宏明会長(日立製作所会長)が「八木さんも岩根さんもお友達。うっかり変な悪口も言えない」などと答え、世間の怒りが噴き出したようだ。
政治のアベと言い、経済の中西と言い、どうしてこうバカばっかりなんだろうか…ホントにこの国の未来は大丈夫なのか?

心配した通り、案の定、この国の闇は底なしだった。

関西電力幹部に渡った裏金は3億2千万円どころじゃない! 関電の隠蔽工作と高浜原発をめぐるさらなる闇
https://lite-ra.com/2019/09/post-5002.html   (筆者により、適当に省略しています。)
2019.09.30 関西電力幹部に渡った裏金はもっとある!高浜原発をめぐる闇 リテラ

 原発利権をめぐる深い闇の一端がとうとうあらわになった。関西電力の八木誠会長ら幹部20人が、高浜原発のある福井県高浜町の森山栄治・元助役(今年3月死去)から過去7年(2011~17年)にわたり総額3億2千万円相当の金品を受け取っていたことが金沢国税局の税務調査で判明したのだ。

■3億2千万円は関電の利用者から徴収した電気料金を原資とする原発発注工事費。その一部が発注者である関電幹部の元に回り回って還流したのだから、これはれっきとした背任行為

■原発利権の取りまとめ役で、“影の町長”といわれていた森山氏の存在は以前から有名だった
森山氏が90歳で亡くなった3月、マスコミに森山氏から幹部への裏金提供をめぐるたれ込
みが相次いであったがマスコミ動けず

■金沢国税局が昨年のうちから存命中の森山氏を追及、裏金を受け取った関電幹部たちに修正申告をさせていた…国税局から共同通信が情報を得て、『税務調査で判明』という形で先行報道

 金沢国税局は昨年1月、原発関連工事を請け負う高浜町の建設会社「吉田開発」の調査を行い、工事受注に絡む手数料として森山氏へ約3億円がわたったことをつかんだ。さらに森山氏を調べ、関電幹部に金品が流れた事実を突き止めたという。
 
■国税局の動きを受けて、関西電力の役員らが慌てて修正申告。記者発表も社内調査もせずに、この修正申告だけで幕引きをさせようとしていた

「関電は国税幹部に働きかけて、この事実を公表しないように要請していたという話もある。しかし、関電の反省のない姿勢に国税局の現場が怒って、マスコミに情報を流したということのようです」

 しかも、関電はこの期に及んでなお、事実を明らかにしていない。
 関電が社内調査に基づいて明らかにした「20人で計3億2千万円」は2011年以降に限定して発表したものだったことが分かったのだ。

 八木会長は「2006~10年に受領した」と報道機関に証言している。そもそも金品を提供した森山氏は助役を1987年に辞めており、亡くなるまでに30年以上の期間がある。明らかになっていない金品提供があり、実際は受領者数と受領総額がもっと大きいのは確実だろう。一説にはその数倍に及ぶのではないかという見方もある。

■高浜原発の元警備会社が「反原発町長への襲撃指令」を受けたと告発

 しかも、関西電力高浜原発と高浜町の間には、さらなる深い闇がある。10年ちょっと前、関西電力が原発反対派の高浜町長の「襲撃」、さらには「暗殺」を下請け業者に命じていたという告発をされたことがあるのだ。この告発が書かれているのは『関西電力「反原発町長」暗殺指令』(斉藤真/宝島社)なる本。証言しているのは、1999年から2007年頃までの間、福井県の高浜原発の警備を請け負い、その暗殺指令を受けたという警備会社の社長と従業員だ。

 当時、関西電力内の高浜原発ではプルサーマル導入を進めていたが、これに高浜町の今井理一町長(当時)が強硬に反対。プルサーマル計画は頓挫し、そのまま数年にわたって導入が見送られ続けた。すると、ある時期、関西電力若狭支社(現・原子力事業本部に統合)の副支社長で、高浜原発を牛耳っていたKという幹部が、この警備会社の従業員のほうに町長の襲撃を依頼してきたのだと言う。しかも、具体的な殺害方法まで提案した上で、「はよ、殺さんかい」とくどいくらいに催促してきたという。
 
 だが、結局、彼らは襲撃や殺人を実行に移すことができず、彼らの会社は関西電力から警備の仕事を打ち切られてしまう。そこで、2年後、2人は「週刊現代」(講談社、2008年3月29日号/4月5日号)にこの経緯を告白するのだが、しかし、摘発されたのはK副支社長でなく、告発した彼らのほうだった。立替金の返還をK副支社長に要求したことが恐喝にあたるとして、大阪府警に逮捕されてしまったのである。

 にわかには信じがたい話かもしれないが、同書によると、告発した警備会社社長らはこの事実を認めた関西電力幹部との会話をおさめた録音テープなど複数の客観的証拠を提示しており、ターゲットになっていた今井町長も自分の暗殺計画があったことを認めている。また、当のK副支社長自身もこの警備会社社長らの裁判で、「高浜町長を襲うという話を冗談で一回話したことがある」と証言していた。

■関西電力のさらに深い闇が

 もっとも、高浜原発をめぐる闇や関西電力の不正がいくらとんでもないものだったとしても、これ以上の解明は進まず、関西電力の新たな公表だけで収束してしまうのではないか。理由の一つは、検察が捜査に動く可能性が低いことだ。福島原発事故をめぐって東京電力幹部を不起訴(その後、検察審査会で強制起訴)にしたことからもわかるように、検察は電力業界と天下りなどで癒着しており、電力会社に触りたがらない。今回も、すでに検察は予防線を張るようにマスコミに「背任での立証は難しい」などの見方をリークしている。

 電力会社、原発でこんなとんでもない不正が平気で行われてきたのも、検察やマスコミと電力会社の間に共犯者的な関係性があったからだ。この国は根っこから腐っているのである。

さらに続く原発闇資金の驚くべき実態・・・
カラ工事の疑惑も    
「しんぶん赤旗」日刊紙 2011年9月2日付にこんな記事が出ていた。

 8月17日。ある訴訟に対する判決が福井地方裁判所でありました。訴訟は、県の事業に不正工事が含まれていたとして、福井県の西川一誠知事を相手どり、本人、元知事、工事関係者らに損害賠償を支払わせるよう求めたものです。
 「本件訴えをいずれも却下する」。わずか20秒間の判決の言い渡しでした。原告の松本浩氏(72)=元教員、小浜市=は、静かに受け止めていました。
 訴えの対象は、同県高浜町内の脇坂公園を造成するため県が行った「ふれあいの浜辺事業」。脇坂公園から北に2計の地点には関西電力の高浜原子力発電所があります。同原発は1974年から稼働しています。
 「ふれあいの浜辺事業」の総事業費は45億円です。財源は県の一般会計でまかなわれましたが、国から原発立地自治体へ給付される電源3法交付金が含まれています。

訴え門前払い
 同事業の残土は、高浜町の安土地区で公有水面の埋め立てに使われました。埋め立て工事は、同町の事業で、費用は約36億円。借入金の返済には、電源3法交付金と、県から交付される核燃料税をあてにしています。
 福井地裁の却下理由は、松本氏らの訴えが、監査に必要な期間を過ぎて行われたものであるというものでした。訴えの内容には踏み込まない、いわゆる「門前払い」の判決です。
 「国から県に支出される60億円の核燃料サイクル交付金をあてにしたものではないのか。45億円の『ふれあいの浜辺事業』のうち、私が調べたところ実態のないカラ工事が18カ所にわたり、その金額は推計16億円にものぼる。そのうちの十数億円が県の裏金になったのではないか」。松本氏らは、控訴することを決めました。
 高浜町での不透明なカネの流れは、今に始まったことではありません。

覚書公開せず
 78年のことです。高浜原発3、4号機の増設を計画していた関電は、町や漁業協同組合に建設協力金を出しました。金額は9億円。当時、町当局は町内の漁協へ3億円を超える金額を支出したと説明しました。しかし、町側は関電と交わした覚書の提示などの書類を公開しませんでした。
 ところが、問題になったのは9億円だけではありませんでした。
 「当時、助役をしていた森山栄治氏が落とした手帳には、関電から受け取った金額は9億円ではなく24億円と書いてあった」
町議会関係者は原発マネーをめぐる闇の存在を語りました。


「一億ずつ頂いた」    
「しんぶん赤旗」日刊紙 2011年9月3日付

 原子力発電所が集中立地する福井県は、合計15基もの原子炉を抱えています。国から支給される電源3法交付金は年間約100億円(2009年度)に及びます。
 ある日の県議会の後、日本共産党の佐藤正雄県議は自民党県議から、こう話しかけられました。
 「私らには原発技術のことは分からない。どうやって、原発行政を判断するのかといえば、それは地域振興だ。地域振興がOKなら、原発もOKなんだよ」
 実際、原発マネーは地域振興に役立ったでしょうか。
 日本原子力発電(原電)の敦賀原発や日本原子力研究開発機構の高速増殖炉「もんじゅ」が立地する敦賀市の場合、電源3法交付金は1974年度~2010年度の累計で462億7000万円に上ります。

製造業は廃れ
 敦賀市の山本貴美子(きよこ)日本共産党市議はいいます。「市は、交付金依存のハコモノ行政を続けてきました。一方で、地場産業の育成に力を入れず、ものづくりは廃れてきました」。79年から09年にかけて、市の製造業は、事業所数が半減したのです。
 原発マネーに依存する人たちの考え方も、荒廃していきました。

麻痺する感覚
 福井県に隣接する石川県の志賀町(しかまち)で88年12月、志賀原発1号機の建設が始まりました。その5年前の83年1月26日、同町で、当時の敦賀市長、高木孝一氏が原発の「先輩」として演説しました。
 「原子力発電所は、一瞬を争う事故というのはないそうです。そのかわり、100年たってカタワ(障害者を侮辱した言葉)が生まれてくるやら、50年後に産んだ子どもが全部カタワになるやら、それは分かりませんよ。分かりませんけど、今の段階ではおやりになった方がよい、いつまでも心配する時代ではない」
 原発マネーは、その推進者たちの人権感覚だけでなく、金銭感覚も麻痺させます。
 高木氏は、この演説でこういうことも語っていました。
 同市の気比(けひ)神社の修復費用を捻出するため、次の日に、北陸電力へ行って「1億円だけ寄付してくれ」と求めると明かしました。その上で、次のように述べました。
 「この間、東京で動燃(現・日本原子力研究開発機構)、原電の二つをまわりまして1億ずつ、そりゃもう『分かりました』ということで、いただいて帰ったんです。こうして寄付してもらうわけなんです」

********  凄いねえ、赤旗…こんなスクープしていたんだ。
このスクープをマスコミは一切取り上げず、やっと8年後の今になって、報道し始めたんだなあ~
やっぱりね  アベと原発  闇ふかし…だね。どちらも早くやめさせようよ。





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[ 2019/10/01 06:00 ] 原発・原爆 | TB(0) | CM(0)