2016/04/30(土)
先日、またも高知市内までマルトリンパ腫の放射線治療から2年6ヵ月検診にいってきました。
白内障の手術から4年、マルトリンパ腫の手術から3年が過ぎました。
マルトリンパ腫と診断されたときには、ショックで、ホントにガ、ガ、ガ~ン…となりましたが、あれからもう3年、すっかり落ち着いてきました。
今回は、簡単に血液検査と視力検査だけでした。
診察の結果は、特に異状なし…とのことでした。特に血液検査の方は、以前のちょい悪おやじから脱却し、すっかり優等生に様変わりしていました。すべての検査数値は規定値以内に収まり、どこも悪いところがない…なんだかねえ、何処か間違ってないか、かえって心配になってきました。(笑)
でも、ひとつだけ視力検査でも分からなかったようですが、右目の白内障が進んでいることを私自身はよく分かっています。4年前に手術した左目の状態と全く同じ状態になってきました。世間が暗いのです。右目にカスミがかかり、左目をつむると好きな小説の文字が読めません。現在左目だけで本を読んでる状態です。
専門の眼科の先生も、本人から状態を申告しないと、検査だけでは分からないようです。この病気を通じて、病気は専門の先生でも、よくよく本人が説明しないと分からないものなんだ…ということをつくづく思い知りました。
みなさん、ガンなどの診断結果が出ても、安易に手術を選択しないで、よくよく相談し、それも複数の医師と相談されることをお勧めします。まあ、そういうことで次回は半年後です。
その前に、白内障の手術が入りそうな気配濃厚です。
まあねえ、そんな中、せっかく片道130キロも走り高知へ出るのですから、時間を大事に…と今回も早めに家を出て、大好きな牧野植物園に行ってきました。
ここは65歳以上は入園無料なのです。
会場は、色々と花が咲いています。とびかずら…なんて珍しい花も咲いていましたが、今回はランの花が多いので、ランの紹介だけで終わりたい。しかも、名前も確認していないので、ただ画像の紹介だけです。
でもまあ、一口にランと言っても、色々と種類はあるものですねえ。右側の花は私も初めて見ました。
右側の花はランではない。ウマノスズクサ科の花でアリストロキア・サルバドレンシス…という南米の熱帯雨林に自生する花だそうです。
先日、またも高知市内までマルトリンパ腫の放射線治療から2年6ヵ月検診にいってきました。
白内障の手術から4年、マルトリンパ腫の手術から3年が過ぎました。
マルトリンパ腫と診断されたときには、ショックで、ホントにガ、ガ、ガ~ン…となりましたが、あれからもう3年、すっかり落ち着いてきました。
今回は、簡単に血液検査と視力検査だけでした。
診察の結果は、特に異状なし…とのことでした。特に血液検査の方は、以前のちょい悪おやじから脱却し、すっかり優等生に様変わりしていました。すべての検査数値は規定値以内に収まり、どこも悪いところがない…なんだかねえ、何処か間違ってないか、かえって心配になってきました。(笑)
でも、ひとつだけ視力検査でも分からなかったようですが、右目の白内障が進んでいることを私自身はよく分かっています。4年前に手術した左目の状態と全く同じ状態になってきました。世間が暗いのです。右目にカスミがかかり、左目をつむると好きな小説の文字が読めません。現在左目だけで本を読んでる状態です。
専門の眼科の先生も、本人から状態を申告しないと、検査だけでは分からないようです。この病気を通じて、病気は専門の先生でも、よくよく本人が説明しないと分からないものなんだ…ということをつくづく思い知りました。
みなさん、ガンなどの診断結果が出ても、安易に手術を選択しないで、よくよく相談し、それも複数の医師と相談されることをお勧めします。まあ、そういうことで次回は半年後です。
その前に、白内障の手術が入りそうな気配濃厚です。
まあねえ、そんな中、せっかく片道130キロも走り高知へ出るのですから、時間を大事に…と今回も早めに家を出て、大好きな牧野植物園に行ってきました。
ここは65歳以上は入園無料なのです。
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会場は、色々と花が咲いています。とびかずら…なんて珍しい花も咲いていましたが、今回はランの花が多いので、ランの紹介だけで終わりたい。しかも、名前も確認していないので、ただ画像の紹介だけです。
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でもまあ、一口にランと言っても、色々と種類はあるものですねえ。右側の花は私も初めて見ました。
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右側の花はランではない。ウマノスズクサ科の花でアリストロキア・サルバドレンシス…という南米の熱帯雨林に自生する花だそうです。
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そして右側はジャブチカバという植物…幹に直接実がなります。ブドウのような味がするそうです。 |
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2016/04/28(木)
地元・中村出身の作家…としか知らなかった中脇初枝さん。
目が悪くなった今でも、月に20冊近く本は読んでいるのだが、やっぱり自分の好みもあって、中脇さんは私の範疇に入っていなかった。したがって正直、この方の本は1冊も読んでいない。
しかし、この小さな古都…中村には今は映画館はない。近くの市町村にもない。
映画館は130キロも先の高知市まで行かないとないのです。
こんな中村にも、文化の香りはある。映画館はないけど、映画好きの人たちが集まって、四万十シネマ…という会を作っている。そして時々映画の自主上映を行う。
当然知人も会に入っているので、その都度お誘いがかかる。まあ、そんなわけで、大阪に居た頃よりも、むしろ映画を見る機会は増えているのだ。(笑)
映画の内容は…学級崩壊をさせてしまう新米教師、親からの虐待を受け自身も子供を虐待する母親、家族を失い一人で暮らす老人といった老若男女が、現実と葛藤しながらも生きていく姿を映す。出演は、『軽蔑』などの高良健吾や『そして父になる』などの尾野真千子をはじめ、池脇千鶴、高橋和也ら。奥深いストーリーと共に、実力ある俳優たちの演技合戦が楽しめる。
…http://www.cinematoday.jp/movie/T0019303…より
呉美保監督、若いらしいがうまいねえ。地味な題材をしっかりとまとめて、魅せる映画に仕上がっていました。最初は先生や母親たち、そして子供たちの姿に、年代のギャップを感じて、う~ん、なんだかなあ…なんて思っていたが、徐々に引き込まれていった。
特に自閉症児の子供の演技がすごかった。思わず笑ってしまったが、まるで本物の自閉症児のように、見えました。
最初、池脇千鶴と尾野真千子の絡みがよくわからなかったが、2人ともに小さいころ親からの虐待を受けていた…そのことが分かって、やっと納得できた。ホント鈍いねえ。(笑)
ロケ地は、ずばり小樽の町…毎年北海道へ通っている私が、何といつも通っているところではないかいな。舞台となった学校は天神小学校…393号線、毛無峠から小樽の町に入ってくると北海道ワインの工場がある。そこからすぐ、道沿いの学校だ。そういえば、この辺りは住宅が少なかったなあ。廃校になる…というのもうなづける。懐かしい小樽の港や築港臨海公園、それにウィングベイ小樽の観覧車もよく目立っていた。
この日、18時から30分間、原作者・中脇初枝さんの挨拶がありました。
私は、もっとおばちゃんか…と予想していたのだが、意外と若くて別嬪さんだったので、あれれ…と思いましたねえ。(笑)
彼女は現在42歳、川崎市在住とのこと。生まれは徳島県の山の中・祖谷とのことだが、3歳から18歳まで中村で育ったのだそうで、家は貧乏だったが、周りの大人たちが『べっぴんさん』と呼んでくれて、色々と面倒を見てくれた。その幼児期の体験が物語に生きているとのこと。今の大人たちも、近所の子供たちに『べっぴんさん』あるいは『いい子』と声をかけてほしい…と語っていました。話は全て幡多弁で通していた。
今度から、図書館で彼女の作品を借りて、何冊か読んでみようと思っています。
地元・中村出身の作家…としか知らなかった中脇初枝さん。
目が悪くなった今でも、月に20冊近く本は読んでいるのだが、やっぱり自分の好みもあって、中脇さんは私の範疇に入っていなかった。したがって正直、この方の本は1冊も読んでいない。
しかし、この小さな古都…中村には今は映画館はない。近くの市町村にもない。
映画館は130キロも先の高知市まで行かないとないのです。
こんな中村にも、文化の香りはある。映画館はないけど、映画好きの人たちが集まって、四万十シネマ…という会を作っている。そして時々映画の自主上映を行う。
当然知人も会に入っているので、その都度お誘いがかかる。まあ、そんなわけで、大阪に居た頃よりも、むしろ映画を見る機会は増えているのだ。(笑)
映画の内容は…学級崩壊をさせてしまう新米教師、親からの虐待を受け自身も子供を虐待する母親、家族を失い一人で暮らす老人といった老若男女が、現実と葛藤しながらも生きていく姿を映す。出演は、『軽蔑』などの高良健吾や『そして父になる』などの尾野真千子をはじめ、池脇千鶴、高橋和也ら。奥深いストーリーと共に、実力ある俳優たちの演技合戦が楽しめる。
…http://www.cinematoday.jp/movie/T0019303…より
呉美保監督、若いらしいがうまいねえ。地味な題材をしっかりとまとめて、魅せる映画に仕上がっていました。最初は先生や母親たち、そして子供たちの姿に、年代のギャップを感じて、う~ん、なんだかなあ…なんて思っていたが、徐々に引き込まれていった。
特に自閉症児の子供の演技がすごかった。思わず笑ってしまったが、まるで本物の自閉症児のように、見えました。
最初、池脇千鶴と尾野真千子の絡みがよくわからなかったが、2人ともに小さいころ親からの虐待を受けていた…そのことが分かって、やっと納得できた。ホント鈍いねえ。(笑)
ロケ地は、ずばり小樽の町…毎年北海道へ通っている私が、何といつも通っているところではないかいな。舞台となった学校は天神小学校…393号線、毛無峠から小樽の町に入ってくると北海道ワインの工場がある。そこからすぐ、道沿いの学校だ。そういえば、この辺りは住宅が少なかったなあ。廃校になる…というのもうなづける。懐かしい小樽の港や築港臨海公園、それにウィングベイ小樽の観覧車もよく目立っていた。
この日、18時から30分間、原作者・中脇初枝さんの挨拶がありました。
私は、もっとおばちゃんか…と予想していたのだが、意外と若くて別嬪さんだったので、あれれ…と思いましたねえ。(笑)
彼女は現在42歳、川崎市在住とのこと。生まれは徳島県の山の中・祖谷とのことだが、3歳から18歳まで中村で育ったのだそうで、家は貧乏だったが、周りの大人たちが『べっぴんさん』と呼んでくれて、色々と面倒を見てくれた。その幼児期の体験が物語に生きているとのこと。今の大人たちも、近所の子供たちに『べっぴんさん』あるいは『いい子』と声をかけてほしい…と語っていました。話は全て幡多弁で通していた。
今度から、図書館で彼女の作品を借りて、何冊か読んでみようと思っています。
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2016/04/26(火)
先日、罠にとらえられたアナグマ君…というのを掲載しましたが、今回はハクビシンの登場です。
日曜日、高知赤旗まつりから帰ってきて、夕方6時から、中村出身の作家・中脇初枝さん原作映画『君はいい子』を見に行ったことは、前号でも書きましたが、実はそのあと、夜8時半ころかな?家の近くの草むらで、ハクビシンの壮絶な戦いの場面に遭遇してしまいました。
辺鄙な田舎ですから、真っ暗な細い道…突然車のライトに1匹のタヌキ君(最初、そう思った)が浮かび上がった。
豆だぬきが車に飛び込んできた…と思いブレーキ。あわや引いてしまうところでした。止まった車の前にとことこと、豆だぬき君が姿を現して、ほっとしました。
でも…なんだ? 狸にしては体が細いぞ。尻尾も細い。んっ❢ 車の前に出てきた豆だぬき君、道端にもう1匹いるではないか。突然飛びかかって取っ組み合いしている。
じゃれてるのか? 車のライトに照らされて、いい度胸だなあ❢
…なんて思っていたのだか、クォン、クォンと鳴き声なのか、息遣いなのか、聞こえてくる。
なんだか様子が変だぞ。
取っ組み合いしていた2匹が離れた。なんと鼻筋に白い線が見えた。豆だぬきではない。ハクビシンだ。右側のハクビシンの首筋を見てほしい。赤くなっているのが見えるかな?
少し肉をかみ切られたようで、血のにじむ肌が見えていた。
2匹は、この後も私を無視して戦いを続けたが、後続車がやってきた。カメラを納めて車を発進させたら、2匹とも慌てて草むらへと逃げ込み姿を消した。
時間にして、わずか2分間くらいだったのかな?それにしても、さすが四万十市の片田舎です。貴重な経験を次々と体験できます。
次はどんなことが起こるのか? なんだかワクワクドキドキの毎日です。(笑)
先日、罠にとらえられたアナグマ君…というのを掲載しましたが、今回はハクビシンの登場です。
日曜日、高知赤旗まつりから帰ってきて、夕方6時から、中村出身の作家・中脇初枝さん原作映画『君はいい子』を見に行ったことは、前号でも書きましたが、実はそのあと、夜8時半ころかな?家の近くの草むらで、ハクビシンの壮絶な戦いの場面に遭遇してしまいました。
辺鄙な田舎ですから、真っ暗な細い道…突然車のライトに1匹のタヌキ君(最初、そう思った)が浮かび上がった。
豆だぬきが車に飛び込んできた…と思いブレーキ。あわや引いてしまうところでした。止まった車の前にとことこと、豆だぬき君が姿を現して、ほっとしました。
でも…なんだ? 狸にしては体が細いぞ。尻尾も細い。んっ❢ 車の前に出てきた豆だぬき君、道端にもう1匹いるではないか。突然飛びかかって取っ組み合いしている。
じゃれてるのか? 車のライトに照らされて、いい度胸だなあ❢
…なんて思っていたのだか、クォン、クォンと鳴き声なのか、息遣いなのか、聞こえてくる。
なんだか様子が変だぞ。
取っ組み合いしていた2匹が離れた。なんと鼻筋に白い線が見えた。豆だぬきではない。ハクビシンだ。右側のハクビシンの首筋を見てほしい。赤くなっているのが見えるかな?
少し肉をかみ切られたようで、血のにじむ肌が見えていた。
2匹は、この後も私を無視して戦いを続けたが、後続車がやってきた。カメラを納めて車を発進させたら、2匹とも慌てて草むらへと逃げ込み姿を消した。
時間にして、わずか2分間くらいだったのかな?それにしても、さすが四万十市の片田舎です。貴重な経験を次々と体験できます。
次はどんなことが起こるのか? なんだかワクワクドキドキの毎日です。(笑)
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降るのか、降らないのか…ちょっと心配な空模様でしたが、朝早く、7時45分に四万十市内から『高知赤旗まつり』会場までバスが出るので、連れ合いさんに引きずられて、街へと出かけました。昨日のことです。
赤旗まつり…なんて、今から約30年ほど前に、共産党に愛想をつかして、たもとを分かって以来、参加していませんでしたが、まあ、今年は特別な年ですから…アベのおかげで、私もまた憲法9条守れ…の運動に参加せざるを得なくなり、野党は統一してアベ政治をぶっ倒せ…と叫んでいる立場上、共産党を毛嫌いするわけにはいきませんから。(笑)
まつりの目玉の一つは、間違いなくこの人…小池 晃(こいけ あきら)さん。共産党きっての論客であり、今度新たに書記局長に就任したばかりの小池さんの演説は、やはり迫力があり、切れがいい、話の内容が実にわかりやすい…むつかしい話を分かりやすく話す…それは弁舌に生きる人たちにとって、実に垂涎の能力であろう。
アベ政権の悪政の数々を、まさに快刀乱麻、豪快にぶった切りながら、野党統一勢力と共産党の選挙での躍進を訴えていました。
もう一つの目玉がこの人…高知・徳島合区の参院選野党統一候補、大西聡さんです。
民進党の候補者ですが、とても民進党とは思えないほど、しっかりとした人柄で、当選後も無所属を通し、政策的にもアベ内閣ときっちりと対決する政策を打ち出しています。何よりも野党による政策協定に乗っかった候補…というのがいい。
第1弾の北海道の衆院補選の候補が惜敗したのが悔しいが、参院選での野党統一候補には、ぜひにも勝利してほしいものです。
このまま、アベ政権の政治が続けられたら、間違いなく、この国は崩壊に向かい、国民の不幸せは増大する。国民自身に早く、そのことに気付いてほしい。
会場を埋めた人の波…といっても、まあそれほどでもないか。(笑)
まあ、何人参加していたのか、帰りのバスの都合で、主催者の発表を聞けなかったが、私の感覚でいえば、県段階の集まりとしてはちょっと規模が小さくないかい? そんな感じがしました。
まあ、それでも狭い会場で、模擬店が立ち並び、私もつまみを買いビールを飲んで、約半日楽しみました。
出し物もたくさんありました。田舎芝居に、手品、ミュージック、佐喜浜俄(さきはまにわか)、バナナのたたき売り、沖縄歌謡…となかなか面白かった。
上の写真の佐喜浜俄は、世相を風刺して、9条守る君とアベシンゾウ、それに絡む米大統領候補トランプの絶妙な掛け合いが会場の爆笑を誘う。
この佐喜浜俄…室戸市の佐喜浜に残る伝統芸能で、なかなかの人気で、国の保存を有する無形文化財・県の無形文化財に指定されています。
こちらは、地元四万十市に住む間六口(はざまむくち)さん。高知の寅さんとして、今では全国でもずいぶんと知られるようになったようです。
立て板に水…映画の寅さんの上をいく滑らかな口調は今日も絶好調…とくにおばちゃん連中を対象に、その笑いを誘う語り口で、用意したバナナはたちまち売り切れてしまいました。
最後は沖縄歌謡のカチャーシーで会場は大盛り上がり、小さな女の子の手つき身振りが可愛くて、思わずシャッターを切りました。
バスは3時に会場を出発、四万十に帰るとすぐに、地元出身の作家・中脇初枝原作の映画『君はいい子』を鑑賞に出かけました。まあ、その話はまた次に。
赤旗まつり…なんて、今から約30年ほど前に、共産党に愛想をつかして、たもとを分かって以来、参加していませんでしたが、まあ、今年は特別な年ですから…アベのおかげで、私もまた憲法9条守れ…の運動に参加せざるを得なくなり、野党は統一してアベ政治をぶっ倒せ…と叫んでいる立場上、共産党を毛嫌いするわけにはいきませんから。(笑)
まつりの目玉の一つは、間違いなくこの人…小池 晃(こいけ あきら)さん。共産党きっての論客であり、今度新たに書記局長に就任したばかりの小池さんの演説は、やはり迫力があり、切れがいい、話の内容が実にわかりやすい…むつかしい話を分かりやすく話す…それは弁舌に生きる人たちにとって、実に垂涎の能力であろう。
アベ政権の悪政の数々を、まさに快刀乱麻、豪快にぶった切りながら、野党統一勢力と共産党の選挙での躍進を訴えていました。

もう一つの目玉がこの人…高知・徳島合区の参院選野党統一候補、大西聡さんです。
民進党の候補者ですが、とても民進党とは思えないほど、しっかりとした人柄で、当選後も無所属を通し、政策的にもアベ内閣ときっちりと対決する政策を打ち出しています。何よりも野党による政策協定に乗っかった候補…というのがいい。
第1弾の北海道の衆院補選の候補が惜敗したのが悔しいが、参院選での野党統一候補には、ぜひにも勝利してほしいものです。
このまま、アベ政権の政治が続けられたら、間違いなく、この国は崩壊に向かい、国民の不幸せは増大する。国民自身に早く、そのことに気付いてほしい。
会場を埋めた人の波…といっても、まあそれほどでもないか。(笑)
まあ、何人参加していたのか、帰りのバスの都合で、主催者の発表を聞けなかったが、私の感覚でいえば、県段階の集まりとしてはちょっと規模が小さくないかい? そんな感じがしました。
まあ、それでも狭い会場で、模擬店が立ち並び、私もつまみを買いビールを飲んで、約半日楽しみました。
出し物もたくさんありました。田舎芝居に、手品、ミュージック、佐喜浜俄(さきはまにわか)、バナナのたたき売り、沖縄歌謡…となかなか面白かった。
上の写真の佐喜浜俄は、世相を風刺して、9条守る君とアベシンゾウ、それに絡む米大統領候補トランプの絶妙な掛け合いが会場の爆笑を誘う。
この佐喜浜俄…室戸市の佐喜浜に残る伝統芸能で、なかなかの人気で、国の保存を有する無形文化財・県の無形文化財に指定されています。
こちらは、地元四万十市に住む間六口(はざまむくち)さん。高知の寅さんとして、今では全国でもずいぶんと知られるようになったようです。
立て板に水…映画の寅さんの上をいく滑らかな口調は今日も絶好調…とくにおばちゃん連中を対象に、その笑いを誘う語り口で、用意したバナナはたちまち売り切れてしまいました。
最後は沖縄歌謡のカチャーシーで会場は大盛り上がり、小さな女の子の手つき身振りが可愛くて、思わずシャッターを切りました。
バスは3時に会場を出発、四万十に帰るとすぐに、地元出身の作家・中脇初枝原作の映画『君はいい子』を鑑賞に出かけました。まあ、その話はまた次に。
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2016/04/21(木)
熊本で地震が起きて以来、気になって、いつもいつもテレビのニュースにくぎ付けになっていました。何度も何度も通った阿蘇周辺の土砂崩落の無残さ、そして築城の名人と言われた清正によって改築された熊本城は、過去400年間、どんな地震でも崩れることのなかった石垣が、あっけなく崩壊してしまった。
震度7に二度も襲われた益城町の様子は、私の心を押しつぶす。
大概のプレッシャーには、耐えてきた私だが、思い出深い熊本の街並み、山並みの惨状には耐えきれないものがある。
心臓がパクパクして、息が苦しくなってくる。
これはいけない。
気分転換に、一昨日、連れ合いさんと2人、愛媛方面へ、イタドリ採りの旅に出かけた。
宿毛から、海沿いの道に入る。
ここのコースは、高知県でもあり、みんなが採りに来るようで、あまりイタドリは無いのだが、景色がいいのでドライブを楽しみながら、所々でイタドリを探すのだ。
愛媛県一本松まで、海沿いの景色を楽しみながら走りました。
山中を走る…県道4号線…別名『カンペイロード』
一本松から山出温泉経由で、いよいよ山の中へと入ります。
県道4号線は、最近のことだが、別名『カンペイロード』と呼ばれるようになった。お笑いの間寛平が、この近くの出身でこの名がつけられた。
山は今、新緑が盛り。まぶしいほどの彩が日に映える。まさに『山が笑う』というのは、こんな状態であろう。
県道4号線は、平坦な2車線道路ばかりではない。こんな道も4号線だ。うっそうとした木立の中、あるいは崖と岩に囲まれた狭い1車線道路が延々と続く。
あまり初心者にはお勧めできないコースである。
これが今回の旅の成果…手押し車に一杯半のイタドリ…昨年は2杯採れました。その前は、3杯採れました。年々収穫が減っていきます。それはイタドリが生えなくなったからではなく、採りに来る人の数が増えたからです。
また、新しい秘密?の場所を探さなくてはいけませんねえ。(笑)
皮をむくのに、昨日の朝から夜の12時までかかりました。
おかげさまで、うつうつとしていた気分が少し楽になりました。
熊本の皆さん、頑張ってくださいね。
熊本で地震が起きて以来、気になって、いつもいつもテレビのニュースにくぎ付けになっていました。何度も何度も通った阿蘇周辺の土砂崩落の無残さ、そして築城の名人と言われた清正によって改築された熊本城は、過去400年間、どんな地震でも崩れることのなかった石垣が、あっけなく崩壊してしまった。
震度7に二度も襲われた益城町の様子は、私の心を押しつぶす。
大概のプレッシャーには、耐えてきた私だが、思い出深い熊本の街並み、山並みの惨状には耐えきれないものがある。
心臓がパクパクして、息が苦しくなってくる。
これはいけない。
気分転換に、一昨日、連れ合いさんと2人、愛媛方面へ、イタドリ採りの旅に出かけた。

宿毛湾の一望
宿毛から、海沿いの道に入る。
ここのコースは、高知県でもあり、みんなが採りに来るようで、あまりイタドリは無いのだが、景色がいいのでドライブを楽しみながら、所々でイタドリを探すのだ。
愛媛県一本松まで、海沿いの景色を楽しみながら走りました。

山中を走る…県道4号線…別名『カンペイロード』
一本松から山出温泉経由で、いよいよ山の中へと入ります。
県道4号線は、最近のことだが、別名『カンペイロード』と呼ばれるようになった。お笑いの間寛平が、この近くの出身でこの名がつけられた。
山は今、新緑が盛り。まぶしいほどの彩が日に映える。まさに『山が笑う』というのは、こんな状態であろう。

県道4号線は、平坦な2車線道路ばかりではない。こんな道も4号線だ。うっそうとした木立の中、あるいは崖と岩に囲まれた狭い1車線道路が延々と続く。
あまり初心者にはお勧めできないコースである。

これが今回の旅の成果…手押し車に一杯半のイタドリ…昨年は2杯採れました。その前は、3杯採れました。年々収穫が減っていきます。それはイタドリが生えなくなったからではなく、採りに来る人の数が増えたからです。
また、新しい秘密?の場所を探さなくてはいけませんねえ。(笑)
皮をむくのに、昨日の朝から夜の12時までかかりました。
おかげさまで、うつうつとしていた気分が少し楽になりました。
熊本の皆さん、頑張ってくださいね。
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2016/04/18(月)
いつの間にやら、そんな季節がやってきたんですねえ。
庭の卯の花(姫うつぎ)が満開になりました。数年前、買ってきた一鉢の姫うつぎが、次々と繁殖して、今はわが里の各地に転移して、あちこちで真っ白な塊を形成しています。
世の中を憂い、少しでも社会を明るくしようとする人たちも、この姫うつぎみたいに繁殖してくれるといいのになあ…と、この花を見るたび、そんなことを思います。
この花が咲くと、どうしても待ちどおしいのが、ホトトギスの鳴き声です。
キョッ キョ キョ キョ キョ という鳴き声が毎年我が家の前の竹やぶから聞こえてきます。そして時には、 ケッキョ キョ キョ キョ と下手な鶯の鳴き声にも聞こえたりします。
初夏の鶯は、高知ではずいぶんと鳴き方も上達しています。
こんな季節に、下手な鶯の声?が聞こえたら、それは、ホトトギスと思ってもいいでしょう。
そういえば、江戸時代の俳人、榎本其角の句を思い出しますねえ。
山野草の一つ…チョウジ草 めずらしや…楓の花
数少なくなった山野草の鉢植えに、今年も元気にチョウジ草が咲き始めました。
これから他の鉢も次々に花を咲かせるでしょう。
こちらは、いずれも、天空の里・大豊町の友人からもらってきた『都忘れ』…ちゃんと芽を出し
花を咲かせました。
こちらは我が家の 都忘れ これも古い付き合いです…スズラン
もう10年以上も、毎年季節が来ると花を咲かせてくれます。もう我が家ではおなじみの都忘れです。この花も最初の数年は薄青い色をしていましたが、徐々に色彩か゛抜けて、今は白い花に代わってしまいました。
スズランは、それ以上に古い付き合いです。大阪に居たころから、鉢植えで置いてましたが、一度も花を咲かせたことはありませんでした。ここ四万十で庭に地植えにしたら、突然花が咲き始めました。もう、20年来の付き合いになります。
卯(う)の花の、匂う垣根に
時鳥(ほととぎす) 、早も来鳴きて
忍音(しのびね)もらす、夏は来ぬ
時鳥(ほととぎす) 、早も来鳴きて
忍音(しのびね)もらす、夏は来ぬ
いつの間にやら、そんな季節がやってきたんですねえ。
庭の卯の花(姫うつぎ)が満開になりました。数年前、買ってきた一鉢の姫うつぎが、次々と繁殖して、今はわが里の各地に転移して、あちこちで真っ白な塊を形成しています。
世の中を憂い、少しでも社会を明るくしようとする人たちも、この姫うつぎみたいに繁殖してくれるといいのになあ…と、この花を見るたび、そんなことを思います。
今、満開…姫うつぎ
この花が咲くと、どうしても待ちどおしいのが、ホトトギスの鳴き声です。
キョッ キョ キョ キョ キョ という鳴き声が毎年我が家の前の竹やぶから聞こえてきます。そして時には、 ケッキョ キョ キョ キョ と下手な鶯の鳴き声にも聞こえたりします。
初夏の鶯は、高知ではずいぶんと鳴き方も上達しています。
こんな季節に、下手な鶯の声?が聞こえたら、それは、ホトトギスと思ってもいいでしょう。
そういえば、江戸時代の俳人、榎本其角の句を思い出しますねえ。
あの声で とかけ゛食らうか ほととぎす
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数少なくなった山野草の鉢植えに、今年も元気にチョウジ草が咲き始めました。
これから他の鉢も次々に花を咲かせるでしょう。
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こちらは、いずれも、天空の里・大豊町の友人からもらってきた『都忘れ』…ちゃんと芽を出し
花を咲かせました。
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もう10年以上も、毎年季節が来ると花を咲かせてくれます。もう我が家ではおなじみの都忘れです。この花も最初の数年は薄青い色をしていましたが、徐々に色彩か゛抜けて、今は白い花に代わってしまいました。
スズランは、それ以上に古い付き合いです。大阪に居たころから、鉢植えで置いてましたが、一度も花を咲かせたことはありませんでした。ここ四万十で庭に地植えにしたら、突然花が咲き始めました。もう、20年来の付き合いになります。
2016/04/16(土)
昨日からの九州で起きている大地震に胸を痛めています。
何といっても、熊本は私の生まれ育った故郷、有明海と不知火海は私のゆりかご…ともいうべき存在です。
大きな被害を受けた熊本城のすぐ近くには、私のいとこが住んでいます。連絡が取れません。
また震源近くの益城には、姪っ子が2人住んでいます。こちらは地震直後から車で生活しているとのこと。
私自身も経験した、21年前の淡路阪神大地震の思いがよみがえってきます。
また私の実家がある天草は、どうなっているのか?
おふくろが亡くなって誰も住む人もいない、築50年ほどの我が実家は無事に建っているのだろうか?
今日は所用があって、1日外へ出ていたので、災害の実態をまだ正確につかめていない。
しかし、今回の地震のあった場所は、日本最大の中央構造線に連なるところです。
その、近くには川内原発があり、玄海原発も近い。それよりも怖いのが中央構造線の上に建っている伊方原発です。
伊方原発の直下で大地を引き裂く大地震の起こる可能性は、否定できません。
政府や原子力委員会、そして電力会社…この悪魔のトライアングルは、福島原発の事故にも何の反省も原因究明も対策もあいまいなまま、『世界一厳しい基準』をクリアーしているので『原発は絶対安全です』などと無責任極まりないことをほざいています。
しかし、みなさん、地震の惨状をよくよく見てください。原発の近くで、こんな地震が起こったら、どんなに頑丈な施設でも耐えられないことが、よくわかりますよ。
この惨状をしっかりと脳裏に刻んで、政府や電力会社のいうことを判断していただきたい。
わが故郷の惨状を見ながら、今、そんなことを思っています。
昨日からの九州で起きている大地震に胸を痛めています。
何といっても、熊本は私の生まれ育った故郷、有明海と不知火海は私のゆりかご…ともいうべき存在です。
大きな被害を受けた熊本城のすぐ近くには、私のいとこが住んでいます。連絡が取れません。
また震源近くの益城には、姪っ子が2人住んでいます。こちらは地震直後から車で生活しているとのこと。
私自身も経験した、21年前の淡路阪神大地震の思いがよみがえってきます。
また私の実家がある天草は、どうなっているのか?
おふくろが亡くなって誰も住む人もいない、築50年ほどの我が実家は無事に建っているのだろうか?
今日は所用があって、1日外へ出ていたので、災害の実態をまだ正確につかめていない。
しかし、今回の地震のあった場所は、日本最大の中央構造線に連なるところです。
その、近くには川内原発があり、玄海原発も近い。それよりも怖いのが中央構造線の上に建っている伊方原発です。
伊方原発の直下で大地を引き裂く大地震の起こる可能性は、否定できません。
政府や原子力委員会、そして電力会社…この悪魔のトライアングルは、福島原発の事故にも何の反省も原因究明も対策もあいまいなまま、『世界一厳しい基準』をクリアーしているので『原発は絶対安全です』などと無責任極まりないことをほざいています。
しかし、みなさん、地震の惨状をよくよく見てください。原発の近くで、こんな地震が起こったら、どんなに頑丈な施設でも耐えられないことが、よくわかりますよ。
この惨状をしっかりと脳裏に刻んで、政府や電力会社のいうことを判断していただきたい。
わが故郷の惨状を見ながら、今、そんなことを思っています。
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2016/04/15(金)
5月は免許の更新月。
今年からは、70歳になるので、更新前の高齢者教習が義務化された。5000円も払って自動車教習所で3時間も実技と検査教習を受けてきた。
アホ臭い…とは思うが、受けないと免許更新ができないらしい。それに、世間で聞く高齢者の事故の増加を見ると仕方がないかな…とも思う。
その検査の中で、暗くなってきたのが眼の検査なのである。
実は4年前に左目がカスミがかかるようになり、眼科に行ったら白内障と診断され、手術を受けた。術後、一気に世の中が明るく見えて驚いた経験がある。
今回は、右目が正月ころからカスミがかかりだして、徐々に世の中が暗く見えだしたのだ。
教習所の検査では視力0.3、動体視力は0.1と,かなり厳しい結果が出てしまった。
こりゃ~ やばいなあ…と思い早速高知市内の眼科に連絡を取り検査予約をした。
もうすぐ、高知医大で、マルトリンパ腫の放射線治療から2年半の定期検診があるのだが、白内障の手術をしたのは別の眼科専門病院なので、5月初旬に検査を受けることになった。
検査を受けたら、手術になるのは、まあ、ほぼ確定的である。
だって、もう、ブログの更新でさへ見えにくくなっているのだもの。
あとは、免許更新か先なのか、手術が先なのか? という話になってくる。まあ、これは成り行き次第にせざるを得ないかなあ。手術日がいつになるか…それによってきめようと思う。
まあ、そういうことで、アベ政治をぶっ倒して明るい世の中にする前に、まず自分の眼を直して明るくするのが先だなあ…そう思っているこの頃です。
これは珍しい…コーヒーの花です
今日、卓球に行く前に寄った喫茶店に、コーヒーの木があった 。おお珍しい…と思ったら、一輪だけだったが、白い花が咲いていた。
へ~っ これがコーヒーの花か…と、思わず写真を撮りました。
そこの喫茶店に、布で作った小さな鯉のぼりがありました。可愛かったので、それも写真に撮りました。
世の中が暗くなってきた…と言えば、みなさんアベ政治のことと思うだろうねえ。まあ、その通りなんだが、今回の話はまた別の話なのである。
5月は免許の更新月。
今年からは、70歳になるので、更新前の高齢者教習が義務化された。5000円も払って自動車教習所で3時間も実技と検査教習を受けてきた。
アホ臭い…とは思うが、受けないと免許更新ができないらしい。それに、世間で聞く高齢者の事故の増加を見ると仕方がないかな…とも思う。
その検査の中で、暗くなってきたのが眼の検査なのである。
実は4年前に左目がカスミがかかるようになり、眼科に行ったら白内障と診断され、手術を受けた。術後、一気に世の中が明るく見えて驚いた経験がある。
今回は、右目が正月ころからカスミがかかりだして、徐々に世の中が暗く見えだしたのだ。
教習所の検査では視力0.3、動体視力は0.1と,かなり厳しい結果が出てしまった。
こりゃ~ やばいなあ…と思い早速高知市内の眼科に連絡を取り検査予約をした。
もうすぐ、高知医大で、マルトリンパ腫の放射線治療から2年半の定期検診があるのだが、白内障の手術をしたのは別の眼科専門病院なので、5月初旬に検査を受けることになった。
検査を受けたら、手術になるのは、まあ、ほぼ確定的である。
だって、もう、ブログの更新でさへ見えにくくなっているのだもの。
あとは、免許更新か先なのか、手術が先なのか? という話になってくる。まあ、これは成り行き次第にせざるを得ないかなあ。手術日がいつになるか…それによってきめようと思う。
まあ、そういうことで、アベ政治をぶっ倒して明るい世の中にする前に、まず自分の眼を直して明るくするのが先だなあ…そう思っているこの頃です。
これは珍しい…コーヒーの花です
今日、卓球に行く前に寄った喫茶店に、コーヒーの木があった 。おお珍しい…と思ったら、一輪だけだったが、白い花が咲いていた。
へ~っ これがコーヒーの花か…と、思わず写真を撮りました。
そこの喫茶店に、布で作った小さな鯉のぼりがありました。可愛かったので、それも写真に撮りました。
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2016/04/12(火)
この季節、私の一番忙しい季節。
毎日、山野草を求めて走り回っている。
昨日のこと…ツワブキを求めて山の中に入り、畑の縁を歩いていると、突然ガサゴソという物音が耳に入った。
うん❢ なんだ? 目をやると、小さな茶色のお尻が目に入った。なんだ、タヌキか…と思ったが、よく見ると、なんだか顔が違う。狸なら、顔が丸っこく、ほけっとした感じなのだが、なんだか顔が長い。ああ、これがアナグマ…と、まだ一度も実物にはお目にかかってなかったが、そう直感した。
それにしても、こいつなんで逃げないんだ?
よく見ると、なんだ、細いワイヤロープが目についた。
よくよく見ると、アナグマ君の前足にワイヤロープが食い込んでいた。
イノシシなどを捕るためのワイヤートラップだ。
このトラップ、山の中で何度か見かけたことはあったが、獲物がかかっているのは初めて見た。
『かわいそうだな』と思ったが、勝手に外すわけにもいかない。
『おい、お前、逃がしてやったら恩返しに来るか?』と呼び掛けてみたが、何にも返事は帰ってこなかった。
まあ、かわいそうだけと仕方ないか…冷たいようだけど知らん顔してカメラに収めて、そのまま帰ってきた。今頃、どうなってるかな?
ところで、みなさんは『かちかち山』のお話はご存知かな?
爺さんに捕まった狸が婆さんをだまして、縄を解かせ、婆さんを殺して婆汁(ばはあじる)を作り、爺さんに食わせた…という、結構残酷なお話なんだが、実はこのモデルは狸ではなくて、実際は、アナグマではないか…と言われているのだ。
狸は肉食ではないと言われている。それに比べてアナグマは穴を掘るのが得意、そして肉食でもある。昔は死者を土葬していたので、そりを掘り出して、このアナグマが人肉を食べていた事実があったらしい。そこから、この話が生まれた…という説があるのだ。
まあ、少し、衝撃がきつかったかな。今回の話。
都会では話でしか知らない、動物たちと、田舎では実際に出会えるから楽しい。
我が家の周りでも、イノシシやキツネやタヌキ、ウサギにキジ、ハクビシンやマムシ、イタチやテン、そして伝説の山鳥などを実際に見ることができる。
さて、次はどんな珍獣に会えるかな?
この季節、私の一番忙しい季節。
毎日、山野草を求めて走り回っている。
昨日のこと…ツワブキを求めて山の中に入り、畑の縁を歩いていると、突然ガサゴソという物音が耳に入った。
うん❢ なんだ? 目をやると、小さな茶色のお尻が目に入った。なんだ、タヌキか…と思ったが、よく見ると、なんだか顔が違う。狸なら、顔が丸っこく、ほけっとした感じなのだが、なんだか顔が長い。ああ、これがアナグマ…と、まだ一度も実物にはお目にかかってなかったが、そう直感した。
それにしても、こいつなんで逃げないんだ?
よく見ると、なんだ、細いワイヤロープが目についた。
よくよく見ると、アナグマ君の前足にワイヤロープが食い込んでいた。
イノシシなどを捕るためのワイヤートラップだ。
このトラップ、山の中で何度か見かけたことはあったが、獲物がかかっているのは初めて見た。
『かわいそうだな』と思ったが、勝手に外すわけにもいかない。
『おい、お前、逃がしてやったら恩返しに来るか?』と呼び掛けてみたが、何にも返事は帰ってこなかった。
まあ、かわいそうだけと仕方ないか…冷たいようだけど知らん顔してカメラに収めて、そのまま帰ってきた。今頃、どうなってるかな?
ところで、みなさんは『かちかち山』のお話はご存知かな?
爺さんに捕まった狸が婆さんをだまして、縄を解かせ、婆さんを殺して婆汁(ばはあじる)を作り、爺さんに食わせた…という、結構残酷なお話なんだが、実はこのモデルは狸ではなくて、実際は、アナグマではないか…と言われているのだ。
狸は肉食ではないと言われている。それに比べてアナグマは穴を掘るのが得意、そして肉食でもある。昔は死者を土葬していたので、そりを掘り出して、このアナグマが人肉を食べていた事実があったらしい。そこから、この話が生まれた…という説があるのだ。
まあ、少し、衝撃がきつかったかな。今回の話。
都会では話でしか知らない、動物たちと、田舎では実際に出会えるから楽しい。
我が家の周りでも、イノシシやキツネやタヌキ、ウサギにキジ、ハクビシンやマムシ、イタチやテン、そして伝説の山鳥などを実際に見ることができる。
さて、次はどんな珍獣に会えるかな?
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2016/04/10(日)
老化の防止と健康維持のため始めた卓球も、もう3年目に入りました。
昨日9日、第27回四万十の日制定記念春季市民スポーツ大会…という大変長い名前の卓球大会があり、私も2回目の参加をしました。
結果は、年齢別・60歳以上の部で団体2位、個人戦では優勝という結果でした。
まあ、そんなにレベルの高い大会ではないのですが(すみません。けなしてるわけではありませんので…)まあ、一応結果には喜んでいます。ただ、卓球教室の先生には、次回は団体戦も優勝して…という、励ましやら、プレッシャーやらを頂きました。(笑)
私も、もうすぐ古希の誕生日がやってきます。順位云々も何ですが、いつまでも卓球が続けられたら…と思います。
シャガの花 山吹・八重
もう、春本番です。庭の花たちが紹介しきれないほど、次から次と花を咲かせています。
山吹は八重以外に一重のものもあり、白い山吹もあります。
いずれも山で見かけて一枝を持ち帰り、挿し木にして育てたものです。
こでまり 都忘れ
梅花落葉松草 紫蘭
庭の山野草も、ずいぶんと数が少なくなってきましたが、今、日本サクラソウと梅花落葉松、そして大文字草が顔を出してくれました。
もちろん前回紹介した雪餅草やスズラン、海老根蘭なども咲いています。
紫蘭の仲間…白紫蘭も、もうすぐ咲きそうです。
あやめ 日本サクラソウ
もっと紹介したいところですが、今回はこの辺で。
老化の防止と健康維持のため始めた卓球も、もう3年目に入りました。
昨日9日、第27回四万十の日制定記念春季市民スポーツ大会…という大変長い名前の卓球大会があり、私も2回目の参加をしました。
結果は、年齢別・60歳以上の部で団体2位、個人戦では優勝という結果でした。
まあ、そんなにレベルの高い大会ではないのですが(すみません。けなしてるわけではありませんので…)まあ、一応結果には喜んでいます。ただ、卓球教室の先生には、次回は団体戦も優勝して…という、励ましやら、プレッシャーやらを頂きました。(笑)
私も、もうすぐ古希の誕生日がやってきます。順位云々も何ですが、いつまでも卓球が続けられたら…と思います。
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もう、春本番です。庭の花たちが紹介しきれないほど、次から次と花を咲かせています。
山吹は八重以外に一重のものもあり、白い山吹もあります。
いずれも山で見かけて一枝を持ち帰り、挿し木にして育てたものです。
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庭の山野草も、ずいぶんと数が少なくなってきましたが、今、日本サクラソウと梅花落葉松、そして大文字草が顔を出してくれました。
もちろん前回紹介した雪餅草やスズラン、海老根蘭なども咲いています。
紫蘭の仲間…白紫蘭も、もうすぐ咲きそうです。
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もっと紹介したいところですが、今回はこの辺で。
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2016/04/05(火)
春の天気は変わりやすい。女心と春の空…あるいは、男心と春の空…なのか?
まあ、私としては、どちらでもいいのだが、中にはこだわる人もいるかもしれませんね。(笑)
今日は、からりと晴れて青空の下、また、山野草を採りに行ってきました。
ツワブキ、イタドリ、わらび、アケビのツル、そしてセリ…今日は、この5種類を採ってきました。
今、皮むきなどの下処理が終わったところです。
これより先は連れ合いさんの仕事で、あく抜きや塩漬けの処理をして、また次の工程にすすみます。
4月に入って、昨日まで雨続きでした。その間に四万十では各地で田植えが行われました。もう半分以上の田んぼで田植えが済んだようです。
私は、現在は市内へ出る用事のない日は毎日が日曜日。まして雨となるとすることもありません。
先日採ってきて保存しておいたセリを連れ合いさんにきんぴらにしてもらって、早速昼間からビールをいただくことにしました。
いや~、セリの根っこの天ぷらもおいしかったけど、セリの根っこのきんぴらは絶品ですねえ。ビールのつまみに最高です。
そして、セリの葉っぱの部分は、おひたしにします。
いや~、こちらもまた最高。雑草のおひたしも、それなりの味がありますが、セリのおひたしと比較すると、やっぱりその差は歴然。どうしてもセリに軍配が上がりますねえ。
今年の山菜取りは、土筆の出方が妙な塩梅で、例年の10分の1くらいしか採れませんでした。その埋め合わせを、他の山菜で…そうですねえ…ツワブキで埋めようかと考えています。
そのつもりで、ツワブキの群生場所を新たに探し発見してきました。
今年は、大量にツワブキを冷凍保存するつもりです。
春の天気は変わりやすい。女心と春の空…あるいは、男心と春の空…なのか?
まあ、私としては、どちらでもいいのだが、中にはこだわる人もいるかもしれませんね。(笑)
今日は、からりと晴れて青空の下、また、山野草を採りに行ってきました。
ツワブキ、イタドリ、わらび、アケビのツル、そしてセリ…今日は、この5種類を採ってきました。
今、皮むきなどの下処理が終わったところです。
これより先は連れ合いさんの仕事で、あく抜きや塩漬けの処理をして、また次の工程にすすみます。
4月に入って、昨日まで雨続きでした。その間に四万十では各地で田植えが行われました。もう半分以上の田んぼで田植えが済んだようです。
私は、現在は市内へ出る用事のない日は毎日が日曜日。まして雨となるとすることもありません。
先日採ってきて保存しておいたセリを連れ合いさんにきんぴらにしてもらって、早速昼間からビールをいただくことにしました。
いや~、セリの根っこの天ぷらもおいしかったけど、セリの根っこのきんぴらは絶品ですねえ。ビールのつまみに最高です。
そして、セリの葉っぱの部分は、おひたしにします。
いや~、こちらもまた最高。雑草のおひたしも、それなりの味がありますが、セリのおひたしと比較すると、やっぱりその差は歴然。どうしてもセリに軍配が上がりますねえ。
今年の山菜取りは、土筆の出方が妙な塩梅で、例年の10分の1くらいしか採れませんでした。その埋め合わせを、他の山菜で…そうですねえ…ツワブキで埋めようかと考えています。
そのつもりで、ツワブキの群生場所を新たに探し発見してきました。
今年は、大量にツワブキを冷凍保存するつもりです。
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2016/04/02(土)
いや~ 月日が過ぎるのは早いねえ。
もう4月だよ。この間、正月が来て、孫ちんたちと楽しく過ごして、ご機嫌で帰ってきて、なんだかごそごそと用事をこなしていたら、もう4月だって・・・
なんだかねえ、あの世に行くのも早いのだろうねえ。まあ、せいぜい孫ちんたちのために、少しでもいい世の中を残してやりたいものだ。そのために、この老骨、捧げてもいいねえ。
近頃、本気でそう思えるようになってきた。
ところで今日、高知の桜が満開になったそうだ。
我が家の桜は、とうとう三分咲きにもならないまま、ちらほら咲きで、終わりそうだ。だってもう葉が出始めたからねえ。もう花は咲かないわなあ。山桜ではあるまいに。(笑)
まあ、そんな中で庭の二輪草が咲き始めました。今日はもう5,6輪咲いています。
色々な山野草が枯れてしまい、姿を消していく中で、二輪草は移植した場所がよかったのか、群れがだんだんと大きくなっています。嬉しい限りです。できたら、原種帰りの緑二輪草が出てこないかなあ…と期待しているのですが、まだ我が家では見たことがありません。
こちらも、年々数が減少していますが、今年はかろうじて、3輪が芽を出し花を咲かせつつあります。雪餅草(ゆきもちそう)といいます。
近くの山でときどき見かけますが、年々少なくなってきました。
こちらは、まあ普通のタイツリ草です。花の姿が高山植物のコマクサに似ています。
おまけで乗っけておきます。(笑)
いや~ 月日が過ぎるのは早いねえ。
もう4月だよ。この間、正月が来て、孫ちんたちと楽しく過ごして、ご機嫌で帰ってきて、なんだかごそごそと用事をこなしていたら、もう4月だって・・・
なんだかねえ、あの世に行くのも早いのだろうねえ。まあ、せいぜい孫ちんたちのために、少しでもいい世の中を残してやりたいものだ。そのために、この老骨、捧げてもいいねえ。
近頃、本気でそう思えるようになってきた。
ところで今日、高知の桜が満開になったそうだ。
我が家の桜は、とうとう三分咲きにもならないまま、ちらほら咲きで、終わりそうだ。だってもう葉が出始めたからねえ。もう花は咲かないわなあ。山桜ではあるまいに。(笑)
まあ、そんな中で庭の二輪草が咲き始めました。今日はもう5,6輪咲いています。
色々な山野草が枯れてしまい、姿を消していく中で、二輪草は移植した場所がよかったのか、群れがだんだんと大きくなっています。嬉しい限りです。できたら、原種帰りの緑二輪草が出てこないかなあ…と期待しているのですが、まだ我が家では見たことがありません。
こちらも、年々数が減少していますが、今年はかろうじて、3輪が芽を出し花を咲かせつつあります。雪餅草(ゆきもちそう)といいます。
近くの山でときどき見かけますが、年々少なくなってきました。
こちらは、まあ普通のタイツリ草です。花の姿が高山植物のコマクサに似ています。
おまけで乗っけておきます。(笑)
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