2014/08/29(金)
四万十市は今日も雨。ホントにねえ。
確か3年前も8月が雨ばっかりで、庭の土が乾くことも無かったことを思い出しました。
今年も、そうなりました。夏野菜は全滅状態…店頭にも野菜が少なく、そして高く、特に地元産の葉物野菜は皆無に近い状態です。
高知県に降る雨の量はとにかく半端ではありません。毎年年間降雨量では、上位を占めています。
そんな中…雨の合間を縫って、また、雑魚釣りに出かけてきました。
写真の雑魚は、26日に連れ合いさんと2人、愛媛の深浦港で釣ったものです。
仕掛けは、珍しく さびき仕掛け、釣れたのは、ピンクの小魚…これが狙いの魚なんです。(笑)
赤雑魚…と呼んでいますが、この魚のうろこを落とし、頭を落としてから揚げにすると、もう絶品!
ビールのお供に最適です。
まあ、釣果は、この赤雑魚君が約150匹、小アジが50匹ほど…その中の10匹ほどは20㎝近くありました。それと20㎝ほどのシマイサキの子を3匹…大きめのアジとシマイサキは塩焼きにして、残りはすべてから揚げにしました。
また、昨日、28日は、連れ合いさんが土佐清水市の市議選の選挙応援に行くとのことで、私はアッシイ君となり、連れ合いさんを午前7時半頃に選挙事務所に送り込んだ後、12時まで、近くの足摺港の波止場で、竿を出し、籠釣りでまたもアジ君を釣ってきました。
この日の釣果は、小アジ30匹ほどで、大きいアジは1匹のみ、小サバが1匹…まあ、そんなところでした。
四万十市は今日も雨。ホントにねえ。
確か3年前も8月が雨ばっかりで、庭の土が乾くことも無かったことを思い出しました。
今年も、そうなりました。夏野菜は全滅状態…店頭にも野菜が少なく、そして高く、特に地元産の葉物野菜は皆無に近い状態です。
高知県に降る雨の量はとにかく半端ではありません。毎年年間降雨量では、上位を占めています。
そんな中…雨の合間を縫って、また、雑魚釣りに出かけてきました。
写真の雑魚は、26日に連れ合いさんと2人、愛媛の深浦港で釣ったものです。
仕掛けは、珍しく さびき仕掛け、釣れたのは、ピンクの小魚…これが狙いの魚なんです。(笑)
赤雑魚…と呼んでいますが、この魚のうろこを落とし、頭を落としてから揚げにすると、もう絶品!
ビールのお供に最適です。
まあ、釣果は、この赤雑魚君が約150匹、小アジが50匹ほど…その中の10匹ほどは20㎝近くありました。それと20㎝ほどのシマイサキの子を3匹…大きめのアジとシマイサキは塩焼きにして、残りはすべてから揚げにしました。
また、昨日、28日は、連れ合いさんが土佐清水市の市議選の選挙応援に行くとのことで、私はアッシイ君となり、連れ合いさんを午前7時半頃に選挙事務所に送り込んだ後、12時まで、近くの足摺港の波止場で、竿を出し、籠釣りでまたもアジ君を釣ってきました。
この日の釣果は、小アジ30匹ほどで、大きいアジは1匹のみ、小サバが1匹…まあ、そんなところでした。
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2014/08/27(水)
雨が降り続いていた四万十市も、やっと青空が見えるようになってきました。
うるさいほどの蝉の声も今年は聞こえず、時にツクツクホーシの鳴き声が聞こえてきます。この声が聞こえると夏休みも、もう終わりです。
さて、それにしても腹立たしいニュースが後を絶ちませんねえ。
世界でも有数の海洋資源の宝庫…辺野古沖のボーリング強行…反対する地元民たちを暴力で押さえつけ、国民の命を守るべき海上保安庁が、抗議する住民のボートに体当たり…何なんだろう…アメリカ様の要求に無条件でしたがい、国民に牙をむくこの国の権力の異常さは・・・。
私が特に腹を立てたのは、やはりこの男…安倍シンゾウでした。
安倍首相は広島の土砂災害が発生した朝、午前6時半に、
(1)政府の総力を挙げて被災者の救命・救助などの災害応急対策に全力で取り組む
(2)関係省庁が緊密に連携し、住民の避難支援に万全を期す
(3)国民に大雨に関する情報提供を的確に行う・・・ことを関係機関に指示しました。
まあ、ここまでは当然のことです。
問題は、その後です。この馬鹿男=安倍晋三は、森喜朗元首相、萩生田光一自民党総裁特別補佐、日枝久フジテレビ会長や側近ら8人とゴルフ場へ足を運びプレーを開始したんだそうな。
この話を聞いて、私は思わずブチ切れました。
こんな野郎に、とてもじゃないが、この国のかじ取りなど任せたくはありません。国民の皆様、皆さんの命や暮らしなんぞより、己の利権と豪遊とゴルフが大事…そんなクソヤロウにこの国の未来を、あなたはこれからも預け続けますか?
もう、そろそろ目を覚ましましょうよ。
雨が降り続いていた四万十市も、やっと青空が見えるようになってきました。
うるさいほどの蝉の声も今年は聞こえず、時にツクツクホーシの鳴き声が聞こえてきます。この声が聞こえると夏休みも、もう終わりです。
さて、それにしても腹立たしいニュースが後を絶ちませんねえ。
世界でも有数の海洋資源の宝庫…辺野古沖のボーリング強行…反対する地元民たちを暴力で押さえつけ、国民の命を守るべき海上保安庁が、抗議する住民のボートに体当たり…何なんだろう…アメリカ様の要求に無条件でしたがい、国民に牙をむくこの国の権力の異常さは・・・。
私が特に腹を立てたのは、やはりこの男…安倍シンゾウでした。
安倍首相は広島の土砂災害が発生した朝、午前6時半に、
(1)政府の総力を挙げて被災者の救命・救助などの災害応急対策に全力で取り組む
(2)関係省庁が緊密に連携し、住民の避難支援に万全を期す
(3)国民に大雨に関する情報提供を的確に行う・・・ことを関係機関に指示しました。
まあ、ここまでは当然のことです。
問題は、その後です。この馬鹿男=安倍晋三は、森喜朗元首相、萩生田光一自民党総裁特別補佐、日枝久フジテレビ会長や側近ら8人とゴルフ場へ足を運びプレーを開始したんだそうな。
この話を聞いて、私は思わずブチ切れました。
こんな野郎に、とてもじゃないが、この国のかじ取りなど任せたくはありません。国民の皆様、皆さんの命や暮らしなんぞより、己の利権と豪遊とゴルフが大事…そんなクソヤロウにこの国の未来を、あなたはこれからも預け続けますか?
もう、そろそろ目を覚ましましょうよ。
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2014/08/22(金)
お盆に孫ちんたちが帰ってから、もう1週間…なんだか魂が抜けたみたいで、ブログの更新も面倒くさくて、毎日ぐうたら生活を送っています。(笑)
しかし、私個人の生活とは無縁に、世の中は動き続けています。
ここ四万十では、8月に入って、雨の降らない日は2日もあった?…でしょうか?
もうねえ、毎日毎日雨ばっかり…家の中にもカビが生えそうです…それにしても、広島の土砂災害…悲惨ですねえ。
死亡・行方不明合わせて80名を超えるなんて…広島の安佐区は、私も少しは縁のある地区ですが、ここの地盤は弱いんですよねえ。
その弱い地盤の山際や谷間に住宅地を開発するなんて…開発業者も悪いが、これを許したのは、明らかに行政の怠慢です。これは天災というより人災である…と私は思います。
この写真は、もう1か月前に撮ったものですが、我が家の庭で、今でも毎日咲き続けています。
この花は1日花です。毎日新たな蕾が花開いています。
茎は2mほどにも伸びて、見た目は樹木のようですが、季節が終わると枯れて消えてしまいます。
真っ赤な花が、夏に似合う花の色です。
毎日続く雨に、なんだか、もう一つ映えないようです。
お盆に孫ちんたちが帰ってから、もう1週間…なんだか魂が抜けたみたいで、ブログの更新も面倒くさくて、毎日ぐうたら生活を送っています。(笑)
しかし、私個人の生活とは無縁に、世の中は動き続けています。
ここ四万十では、8月に入って、雨の降らない日は2日もあった?…でしょうか?
もうねえ、毎日毎日雨ばっかり…家の中にもカビが生えそうです…それにしても、広島の土砂災害…悲惨ですねえ。
死亡・行方不明合わせて80名を超えるなんて…広島の安佐区は、私も少しは縁のある地区ですが、ここの地盤は弱いんですよねえ。
その弱い地盤の山際や谷間に住宅地を開発するなんて…開発業者も悪いが、これを許したのは、明らかに行政の怠慢です。これは天災というより人災である…と私は思います。
写真はモミジアオイ
この写真は、もう1か月前に撮ったものですが、我が家の庭で、今でも毎日咲き続けています。
この花は1日花です。毎日新たな蕾が花開いています。
茎は2mほどにも伸びて、見た目は樹木のようですが、季節が終わると枯れて消えてしまいます。
真っ赤な花が、夏に似合う花の色です。
毎日続く雨に、なんだか、もう一つ映えないようです。
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2014/08/16(土)
孫は帰って嬉し、来て嬉し…まさに実感いたしました。(孫たちは昨夜帰って行きました)
台風12号と11号の合間に、この辺りの田圃はほとんど稲刈りが終わりました。先日、早速ですが知人に新米を頂いたので、孫ちんらのお土産に渡しましたが、まあ、とにかく嵐のような5日間でした。(笑)
その嵐の5日間の初めの夜に、我が家の月下美人が、今季2度目の開花をいたしました。
夜7時ごろから開き始めた月下美人の鉢を、孫ちんが蚊に食われないように…と家の中に入れて観察しました。
月下美人の花…色々写し方を試してみましたが、一番シンプルに懐中電灯の光で照らして写すのが、一番きれいな色が出るように思います。
月下美人…清楚な感もありますが、やっぱり私には、『妖艶な美女』を連想させます。
私の年齢のせいでしょうかねえ。(笑)
孫は帰って嬉し、来て嬉し…まさに実感いたしました。(孫たちは昨夜帰って行きました)
台風12号と11号の合間に、この辺りの田圃はほとんど稲刈りが終わりました。先日、早速ですが知人に新米を頂いたので、孫ちんらのお土産に渡しましたが、まあ、とにかく嵐のような5日間でした。(笑)
その嵐の5日間の初めの夜に、我が家の月下美人が、今季2度目の開花をいたしました。
夜7時ごろから開き始めた月下美人の鉢を、孫ちんが蚊に食われないように…と家の中に入れて観察しました。
月下美人の花…色々写し方を試してみましたが、一番シンプルに懐中電灯の光で照らして写すのが、一番きれいな色が出るように思います。
月下美人…清楚な感もありますが、やっぱり私には、『妖艶な美女』を連想させます。
私の年齢のせいでしょうかねえ。(笑)
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2014/08/13(水)
台風一過の11日、大阪から孫ちんがやってきた。
台風の後片づけはあるし、孫ちんのご機嫌は伺わないといけないし…恒例の里の草刈りも、放ったかしたまま、とても手をつける暇もありません。
そんな忙しい毎日なのに…何故か? 今朝から20年ぶりの船釣りに出かけてきました。(笑)
まあねえ、娘婿が大の釣り好き…なので、近くのDさんに、無理を言って持ち船を出してもらいました。
私も婿も、久しぶりの船釣りだ~! なんて浮かれてましたが、出港して見ると、結構波はあるし、海は濁っているし、魚群探知機には、お魚さんの影も映りません。
『こりゃ~、お盆でお魚さんも里帰りしてるんやで・・・』なんて言いながらも、いくつもの漁場を回りますが、お魚さんに出会えません。
まあ、とにかく1回、竿だけでも出してみるか…なんて…暗礁の上で竿を出してみましたが、竿はピクリとも動きません・・・とほほ・・・せっかくの船釣りも空振りか・・・てんであきらめようかと思いましたが、船頭のDさんは、『以布利(いぶり)沖まで行ってみるか』と、足摺岬の手前まで船を走らせてくれました。
そのおかげで、写真の通り、なんかねえ、お魚さんと出会えることができました。
私はトイレには行きたいし、船には酔うし、もう大変でした。
娘婿も、船酔いでげっそりしていましたが、最初の魚が釣れると、突然に復活!
大喜びで竿を出していましたねえ。(笑)
Dさん、何から何まで、おんぶにだっこになってしまいました。ありがとうございました。
↑ 25センチ~30センチのアジ・・・2人で50匹ほど釣れました。
早速、唐揚げと刺身とナメロウ…にして、今晩のビールのおつまみになります。
そして、一部は、明日朝やってくる別口の孫ちん用に冷蔵庫で保存しておきます。
↑ その他…ヒョウドウダイとサバフグとメッキ、チダイ
ヒョウドウダイ(ヘダイ)は30㎝ほど、サバフグは25㎝ありました。もちろんフグも調理して食べますよ。 まあ、ちょうど魚種は5種類…ちゃんと五目釣りになりました。(笑)
ふぐ毒にやられなかったら、また明日でも、ブログ更新いたします。
台風一過の11日、大阪から孫ちんがやってきた。
台風の後片づけはあるし、孫ちんのご機嫌は伺わないといけないし…恒例の里の草刈りも、放ったかしたまま、とても手をつける暇もありません。
そんな忙しい毎日なのに…何故か? 今朝から20年ぶりの船釣りに出かけてきました。(笑)
まあねえ、娘婿が大の釣り好き…なので、近くのDさんに、無理を言って持ち船を出してもらいました。
私も婿も、久しぶりの船釣りだ~! なんて浮かれてましたが、出港して見ると、結構波はあるし、海は濁っているし、魚群探知機には、お魚さんの影も映りません。
『こりゃ~、お盆でお魚さんも里帰りしてるんやで・・・』なんて言いながらも、いくつもの漁場を回りますが、お魚さんに出会えません。
まあ、とにかく1回、竿だけでも出してみるか…なんて…暗礁の上で竿を出してみましたが、竿はピクリとも動きません・・・とほほ・・・せっかくの船釣りも空振りか・・・てんであきらめようかと思いましたが、船頭のDさんは、『以布利(いぶり)沖まで行ってみるか』と、足摺岬の手前まで船を走らせてくれました。
そのおかげで、写真の通り、なんかねえ、お魚さんと出会えることができました。
私はトイレには行きたいし、船には酔うし、もう大変でした。
娘婿も、船酔いでげっそりしていましたが、最初の魚が釣れると、突然に復活!
大喜びで竿を出していましたねえ。(笑)
Dさん、何から何まで、おんぶにだっこになってしまいました。ありがとうございました。
↑ 25センチ~30センチのアジ・・・2人で50匹ほど釣れました。
早速、唐揚げと刺身とナメロウ…にして、今晩のビールのおつまみになります。
そして、一部は、明日朝やってくる別口の孫ちん用に冷蔵庫で保存しておきます。
↑ その他…ヒョウドウダイとサバフグとメッキ、チダイ
ヒョウドウダイ(ヘダイ)は30㎝ほど、サバフグは25㎝ありました。もちろんフグも調理して食べますよ。 まあ、ちょうど魚種は5種類…ちゃんと五目釣りになりました。(笑)
ふぐ毒にやられなかったら、また明日でも、ブログ更新いたします。
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2014/08/11(月)
9日の夜に続き、10日の昼間にも停電があり、一日中何にもできなかった。
四万十市もあちらこちらで落石や倒木が相次ぎ、電線が切れて、復旧工事で大変な事態に陥っていました。
停電になるとテレビもつかないし、パソコンもつながらないし、電話も使えないし、クーラーも使えないし、ご飯も炊けないし、おかずも作れない…我が家は『オール電化』なのである。
いっそのこと、北の旅で使った携帯用コンロで料理をしようか…と連れ合いさんと相談していたくらいである。(笑)
↑ 左…奥尻島の対岸・せたなの夕景 右…室蘭の地球岬
北の旅も、最後は一気にはしょって、今回で終わりといたします。
前回の宿泊先、南富良野の道の駅からは、金山湖を経由して、連れ合いさんご希望の…占冠の赤岩青巌峡…へ立ち寄ってみたのだが、『へっ、こりゃなんじゃ~』と思わず口に出ましたねえ。何の変哲もない谷川の風景があるだけでした。(笑)
まあ、この日は一気に沙流川を下り、日高自動車道に入り、苫小牧から支笏湖に向かいました。
支笏湖は以前、悪印象を受けましたので、あっさりとスルー。
真狩村のフラワーセンターまで突っ走りました。
当初は、この近辺で車中泊の予定だったのだが、どうにも時間は余るし、見るものも無いし…ということで、予定変更…前回入りそこねたニセコの五色温泉へ向かいました。
五色温泉からは、今回あまり西海岸を走って無いので、とりあえず港町へ出て、寿都漁港へ。ここに道の駅があったのでとりあえず昼食を摂り、次は島牧へ、さらに南下し道の駅・てっくいらんど大成で車中泊…それが上の海岸線の写真です。走行444㌔。
翌日は、国道277で八雲町へ。長万部の美里香温泉に向かったが、朝早くて閉館中。もう一度横断して寿都町へ舞い戻り、湯別の湯へ入り、再びタンポポハウスを訪ね、北の旅、最後の一泊。走行173㌔。
最終日は、苫小牧からフェリーに乗ります。
ずっと海岸線を走り室蘭へ出ました。室蘭のはずれに、なんだかねえ…地球岬…なんて不思議な名前の岬があるのに気付き、寄ってみることにしました。
まあ、元々はチキウ岬何だそうです。面白いので地球岬と当て字を使うようになったようです。(笑)
写真にも見える岬上のチキウ岬灯台は灯高131メートル(平均海面~灯火)、光達25海里。1920年に初点灯したそうです。
↑ 左…地球岬から見た室蘭の町 右…往復のフェリーでのビンゴゲームの賞品
まあ、過ぎてしまえば、あっけなく北の旅も終わってしまいました。
右上の写真は、フェリーでのビンゴゲームで獲得した賞品のメモ帳です。往復とも最下位の賞品をゲットしてしまいました。運がいいのか?悪いのか?・・・まあ『小吉』…ということにしておきましょう。(笑)
帰りのフェリーから見る日本海は、少し雲が多く、楽しみにしていた日の入りが拝めませんでした。
とりあえず、暮れなずむ日本海の雰囲気だけでも紹介しておきます。
来年、体に異常なければ、また性懲りもなく北の旅へ出かけたいと思います。
9日の夜に続き、10日の昼間にも停電があり、一日中何にもできなかった。
四万十市もあちらこちらで落石や倒木が相次ぎ、電線が切れて、復旧工事で大変な事態に陥っていました。
停電になるとテレビもつかないし、パソコンもつながらないし、電話も使えないし、クーラーも使えないし、ご飯も炊けないし、おかずも作れない…我が家は『オール電化』なのである。
いっそのこと、北の旅で使った携帯用コンロで料理をしようか…と連れ合いさんと相談していたくらいである。(笑)
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北の旅も、最後は一気にはしょって、今回で終わりといたします。
前回の宿泊先、南富良野の道の駅からは、金山湖を経由して、連れ合いさんご希望の…占冠の赤岩青巌峡…へ立ち寄ってみたのだが、『へっ、こりゃなんじゃ~』と思わず口に出ましたねえ。何の変哲もない谷川の風景があるだけでした。(笑)
まあ、この日は一気に沙流川を下り、日高自動車道に入り、苫小牧から支笏湖に向かいました。
支笏湖は以前、悪印象を受けましたので、あっさりとスルー。
真狩村のフラワーセンターまで突っ走りました。
当初は、この近辺で車中泊の予定だったのだが、どうにも時間は余るし、見るものも無いし…ということで、予定変更…前回入りそこねたニセコの五色温泉へ向かいました。
五色温泉からは、今回あまり西海岸を走って無いので、とりあえず港町へ出て、寿都漁港へ。ここに道の駅があったのでとりあえず昼食を摂り、次は島牧へ、さらに南下し道の駅・てっくいらんど大成で車中泊…それが上の海岸線の写真です。走行444㌔。
翌日は、国道277で八雲町へ。長万部の美里香温泉に向かったが、朝早くて閉館中。もう一度横断して寿都町へ舞い戻り、湯別の湯へ入り、再びタンポポハウスを訪ね、北の旅、最後の一泊。走行173㌔。
最終日は、苫小牧からフェリーに乗ります。
ずっと海岸線を走り室蘭へ出ました。室蘭のはずれに、なんだかねえ…地球岬…なんて不思議な名前の岬があるのに気付き、寄ってみることにしました。
まあ、元々はチキウ岬何だそうです。面白いので地球岬と当て字を使うようになったようです。(笑)
写真にも見える岬上のチキウ岬灯台は灯高131メートル(平均海面~灯火)、光達25海里。1920年に初点灯したそうです。
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まあ、過ぎてしまえば、あっけなく北の旅も終わってしまいました。
右上の写真は、フェリーでのビンゴゲームで獲得した賞品のメモ帳です。往復とも最下位の賞品をゲットしてしまいました。運がいいのか?悪いのか?・・・まあ『小吉』…ということにしておきましょう。(笑)
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帰りのフェリーから見る日本海は、少し雲が多く、楽しみにしていた日の入りが拝めませんでした。
とりあえず、暮れなずむ日本海の雰囲気だけでも紹介しておきます。
来年、体に異常なければ、また性懲りもなく北の旅へ出かけたいと思います。
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2014/08/10(日)
いや~~ 久しぶりの大型台風直撃でした。
前回、8号台風で倒された皇帝ダリアは、補強したので無事でしたが、他の鉢植えなどが若干飛ばされました。とほほ・・・
昨夜はテレビやパソコンで台風状況を確認していたら、10時半に突然電気が切れました。
全くねえ、久しぶりの停電ですわ。まあ、原発のメルトダウンではないな…と思いましたが、かなり河川はあふれそうで、風雨もかなり強まっていましたので、こりゃ~ 停電長引くぞ…と直感しました。
いつもの停電なら、そのまましばらく待つのですが、今回は懐中電灯を探し、2階からローソク立て2本持ってきて、これも久しぶり…ここの家では初めて、ローソクの明かりが灯りました。
ローソクの明かりで、乙な気分で30分ほど待ちましたが、どうにも電気の復旧は長引きそうです。
仕方なくベッドに入りましたが、12時過ぎる頃には大嵐です。風の音と木々のざわめきが、そして雨音が激しくなるばかりです。
そして朝方、6時18分に電気がつきました。約8時間もの停電でした。
早速、電話機や機器類の時計合わせをして、外に出ると、外はもう大変!
木の枝や葉っぱが所構わず散らばっています。
そして、道路への出口はご覧の通り、竹やぶの竹が5~6本ほど倒れています。
こいつを切り倒して排除しないと、外へ出られません。
朝から、大わらわ…汗をかきながら処理を済ませて家に戻ると、なんと連れ合いさんは、まだベッドの中…白河夜舟でおました。
まだ水害の状況は把握していませんが、四万十市内でも、かなりの範囲で避難指示や勧告が出されていたので、浸水等の被害が、ある程度出ているのではないかと思われます。
午前8時現在、台風はまだ高知県を通過中の模様ですが、四万十市内では、もう雨もやみ風もかなり弱まってきました。
さて、大阪の孫ちん…今夜あたり高知へ向けて出発できるかな?
いや~~ 久しぶりの大型台風直撃でした。
前回、8号台風で倒された皇帝ダリアは、補強したので無事でしたが、他の鉢植えなどが若干飛ばされました。とほほ・・・
昨夜はテレビやパソコンで台風状況を確認していたら、10時半に突然電気が切れました。
全くねえ、久しぶりの停電ですわ。まあ、原発のメルトダウンではないな…と思いましたが、かなり河川はあふれそうで、風雨もかなり強まっていましたので、こりゃ~ 停電長引くぞ…と直感しました。
いつもの停電なら、そのまましばらく待つのですが、今回は懐中電灯を探し、2階からローソク立て2本持ってきて、これも久しぶり…ここの家では初めて、ローソクの明かりが灯りました。
ローソクの明かりで、乙な気分で30分ほど待ちましたが、どうにも電気の復旧は長引きそうです。
仕方なくベッドに入りましたが、12時過ぎる頃には大嵐です。風の音と木々のざわめきが、そして雨音が激しくなるばかりです。
そして朝方、6時18分に電気がつきました。約8時間もの停電でした。
早速、電話機や機器類の時計合わせをして、外に出ると、外はもう大変!
木の枝や葉っぱが所構わず散らばっています。

そして、道路への出口はご覧の通り、竹やぶの竹が5~6本ほど倒れています。
こいつを切り倒して排除しないと、外へ出られません。
朝から、大わらわ…汗をかきながら処理を済ませて家に戻ると、なんと連れ合いさんは、まだベッドの中…白河夜舟でおました。
まだ水害の状況は把握していませんが、四万十市内でも、かなりの範囲で避難指示や勧告が出されていたので、浸水等の被害が、ある程度出ているのではないかと思われます。
午前8時現在、台風はまだ高知県を通過中の模様ですが、四万十市内では、もう雨もやみ風もかなり弱まってきました。
さて、大阪の孫ちん…今夜あたり高知へ向けて出発できるかな?
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2014/08/08(金)
四国地方は、台風の影響で大量の雨が降り注いでいます。どこか砂漠の国の住民に分けてあげたいくらいです。
そして雨の合間に日が照るのはいいのですが、何だかねえ。結構暑いのです。しかも、湿度たっぷりでむしむしとした暑さです。
さらに、これから台風11号がやってくるのだそうな。11号のせいで、孫ちんが四万十へ来るのを躊躇している…なんてこった…文句言いたいが、お天気だけはどうしょうもない。
さて、私のブログは、未だに『北の旅』に引っ掛かっています。
早く話題を切り替えたいところだが、やっぱり中途半端はいけない。少しはしょるとしても、最後まで行くことにします。
↑ 左…エゾコザクラ(サクラソウ) 右…この不思議な花…何だろう?
旭岳の1周コースの最後の所に、可愛いエゾコザクラが群生していました。この花は、ここでは初めて見かけました。
そして、右の花も…やっぱり季節が少しずれると、いつもと違う花に出会えるのですねえ。
↑ 左…アオノツガザクラ 右…最近売り出し中…白金温泉の青い池
旭岳は最後まで、頂きを霧に隠して全容を見せてくれませんでしたが、まあ、この花たちにお目にかかれただけで大満足でした。
いつも、すぐ横の道を通りながら寄るのを避けていた『青い池』…まあ、これだけ有名になったら、どんなところか、とりあえず一目見てみようと寄ってみました。
まあ、思っていたよりも、見応えはありましたが、いずれにしても、にわか作りの観光地です。
道路も駐車場も未舗装で、車と観光客だけがひしめいていて、とにかく埃っぽいところではありました。(笑)
↑ 左…青い池観光に、この行列…すごいね 右…富良野…五郎の石の家
↑ 左…五郎の石の家…内部 右…健さんの『ぽっぽや』の舞台…幾寅駅
旭岳からは、美瑛の丘へ出て、いつも寄るレストランで 昼食。
パッチワークの丘を眺めながら、十勝岳の麓…白金温泉へと向かいました。
今回の目的の一つは、最近売り出しの『青い池』…なるほど、なるほど一見の価値ありですね。でも何回も寄る所ではないですね。
まあ、一回だけ立ち寄る観光地としては、良い場所だと思います。
五郎の家も、来るたびに寄ってますから、もうすっかりマンネリなんですが、連れ合いさんが、この石の家を気に入ってしまって、つい毎回寄ることになってしまいます。
さて、この日は十勝岳の吹上温泉で汗を流しましたが、ここで福島から来たおっちゃんと一緒になってしまいました。お互い素っ裸で色々話しましたが、彼の言葉が今も耳に残っています。
・・・『何が悲しくて、この年になって、自分の故郷を追い出されるんだろうね。』・・・保障は次々と打ち切られて、彼は、今住んでいるところも、近いうちに追い出されてしまう…と悲しそうでしたねえ。
どこで暮らすか…決断を迫られている…そう語っていました。
その後、南富良野へ回り、この日は、健さんの『ぽっぽや』の舞台…幾寅駅の真ん前で夕食を食べ、近くの道の駅で車中泊。走行296㌔。
北の旅も一気に終盤へ…次回で終わります。
四国地方は、台風の影響で大量の雨が降り注いでいます。どこか砂漠の国の住民に分けてあげたいくらいです。
そして雨の合間に日が照るのはいいのですが、何だかねえ。結構暑いのです。しかも、湿度たっぷりでむしむしとした暑さです。
さらに、これから台風11号がやってくるのだそうな。11号のせいで、孫ちんが四万十へ来るのを躊躇している…なんてこった…文句言いたいが、お天気だけはどうしょうもない。
さて、私のブログは、未だに『北の旅』に引っ掛かっています。
早く話題を切り替えたいところだが、やっぱり中途半端はいけない。少しはしょるとしても、最後まで行くことにします。
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旭岳の1周コースの最後の所に、可愛いエゾコザクラが群生していました。この花は、ここでは初めて見かけました。
そして、右の花も…やっぱり季節が少しずれると、いつもと違う花に出会えるのですねえ。
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旭岳は最後まで、頂きを霧に隠して全容を見せてくれませんでしたが、まあ、この花たちにお目にかかれただけで大満足でした。
いつも、すぐ横の道を通りながら寄るのを避けていた『青い池』…まあ、これだけ有名になったら、どんなところか、とりあえず一目見てみようと寄ってみました。
まあ、思っていたよりも、見応えはありましたが、いずれにしても、にわか作りの観光地です。
道路も駐車場も未舗装で、車と観光客だけがひしめいていて、とにかく埃っぽいところではありました。(笑)
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旭岳からは、美瑛の丘へ出て、いつも寄るレストランで 昼食。
パッチワークの丘を眺めながら、十勝岳の麓…白金温泉へと向かいました。
今回の目的の一つは、最近売り出しの『青い池』…なるほど、なるほど一見の価値ありですね。でも何回も寄る所ではないですね。
まあ、一回だけ立ち寄る観光地としては、良い場所だと思います。
五郎の家も、来るたびに寄ってますから、もうすっかりマンネリなんですが、連れ合いさんが、この石の家を気に入ってしまって、つい毎回寄ることになってしまいます。
さて、この日は十勝岳の吹上温泉で汗を流しましたが、ここで福島から来たおっちゃんと一緒になってしまいました。お互い素っ裸で色々話しましたが、彼の言葉が今も耳に残っています。
・・・『何が悲しくて、この年になって、自分の故郷を追い出されるんだろうね。』・・・保障は次々と打ち切られて、彼は、今住んでいるところも、近いうちに追い出されてしまう…と悲しそうでしたねえ。
どこで暮らすか…決断を迫られている…そう語っていました。
その後、南富良野へ回り、この日は、健さんの『ぽっぽや』の舞台…幾寅駅の真ん前で夕食を食べ、近くの道の駅で車中泊。走行296㌔。
北の旅も一気に終盤へ…次回で終わります。
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2014/08/06(水)
69回目の8月6日がやってきました。昨年から今年にかけて漫画『はだしのゲン』の描画が残酷だとか差別だとか…例によって、色んな難癖をつけられ、学校関係者の意見は一切無視して、一方的に、非民主的な方法で学校の図書館から排除される…などの動きがありましたねえ。
まあ、似たような動きは、広島の原爆資料館でも起きているようです。
原爆の悲惨な体験を絵にしたものが展示されていましたが、その中の惨酷と指定されたものが展示されないとか…なんだか、戦争の残酷さを国民の目から隠そうとする動きが、戦争できる国づくりの企み推進と同時に進められているようです。
しかし、みなさん、この機会によく考えていただきたい。
残酷だとか、差別だとか…きれいごとを言ってる連中にごまかされてはなりません。
本来、戦争とは、人と人の殺し合いです。惨酷であって当たり前です。
正常な神経で、あなたは人を殺せますか?
戦争とは、最大の暴力であり、最大の差別なんです。
そこにはむき出しの暴虐と、狂気と、欲望しか存在しない世界なんです。
そこは民主主義も良識も人間愛も存在できない…まともな人間は存在できない世界なんです。
私たちは、平和な今こそ、きちんと、そうした真実に目を向け、戦争の残虐さ、悲惨さ、あらゆる不合理から目をそらしてはならないのです。
この日に贈ります。ひとりの詩人の詩を・・・・
峠 三吉 原爆詩集
一九四五年八月六日、広島に、九日、長崎に投下された原子爆弾によっ
て命を奪われた人、また現在にいたるまで死の恐怖と苦痛にさいなまれ
つつある人、そして生きている限り憂悶と悲しみを消すよしもない人、
さらに全世界の原子爆弾を憎悪する人に捧ぐ。
序
ちちをかえせ ははをかえせ
としよりをかえせ
こどもをかえせ
わたしをかえせ わたしにつながる
にんげんをかえせ
にんげんの にんげんのよのあるかぎり
くずれぬへいわをへいわをかえせ
八月六日
あの閃光が忘れえようか
瞬時に街頭の三万は消え
押しつぶされた暗闇の底で
五万の悲鳴は絶え
渦巻くきいろい煙がうすれると
ビルディングは裂け、橋は崩れ
満員電車はそのまま焦げ
涯しない瓦礫と燃えさしの堆積であった広島
やがてボロ切れのような皮膚を垂れた
両手を胸に
くずれた脳漿を踏み
焼け焦げた布を腰にまとって
泣きながら群れ歩いた裸体の行列
石地蔵のように散乱した練兵場の屍体
つながれた筏へ這いより折り重なった河岸の群れも
灼けつく日ざしの下でしだいに屍体とかわり
夕空をつく火光の中に
下敷きのまま生きていた母や弟や町のあたりも
焼けうつり
兵器廠の糞尿のうえに
のがれ横たわった女学生らの
太鼓腹の、片目つぶれの、半身あかむけの、
誰がたれとも分からぬ一群の上に朝日がさせば
すでに動くものもなく
異臭のよどんだなかで
金ダライにとぶ蝿の羽音だけ
三十万の全市をしめた
あの静寂が忘れえようか
そのしずけさの中で
帰らなかった妻や子のしろい眼窩が
俺たちの心魂をたち割って
込めたねがいを
忘れえようか!
69回目の8月6日がやってきました。昨年から今年にかけて漫画『はだしのゲン』の描画が残酷だとか差別だとか…例によって、色んな難癖をつけられ、学校関係者の意見は一切無視して、一方的に、非民主的な方法で学校の図書館から排除される…などの動きがありましたねえ。
まあ、似たような動きは、広島の原爆資料館でも起きているようです。
原爆の悲惨な体験を絵にしたものが展示されていましたが、その中の惨酷と指定されたものが展示されないとか…なんだか、戦争の残酷さを国民の目から隠そうとする動きが、戦争できる国づくりの企み推進と同時に進められているようです。
しかし、みなさん、この機会によく考えていただきたい。
残酷だとか、差別だとか…きれいごとを言ってる連中にごまかされてはなりません。
本来、戦争とは、人と人の殺し合いです。惨酷であって当たり前です。
正常な神経で、あなたは人を殺せますか?
戦争とは、最大の暴力であり、最大の差別なんです。
そこにはむき出しの暴虐と、狂気と、欲望しか存在しない世界なんです。
そこは民主主義も良識も人間愛も存在できない…まともな人間は存在できない世界なんです。
私たちは、平和な今こそ、きちんと、そうした真実に目を向け、戦争の残虐さ、悲惨さ、あらゆる不合理から目をそらしてはならないのです。
この日に贈ります。ひとりの詩人の詩を・・・・
峠 三吉 原爆詩集
一九四五年八月六日、広島に、九日、長崎に投下された原子爆弾によっ
て命を奪われた人、また現在にいたるまで死の恐怖と苦痛にさいなまれ
つつある人、そして生きている限り憂悶と悲しみを消すよしもない人、
さらに全世界の原子爆弾を憎悪する人に捧ぐ。
序
ちちをかえせ ははをかえせ
としよりをかえせ
こどもをかえせ
わたしをかえせ わたしにつながる
にんげんをかえせ
にんげんの にんげんのよのあるかぎり
くずれぬへいわをへいわをかえせ
八月六日
あの閃光が忘れえようか
瞬時に街頭の三万は消え
押しつぶされた暗闇の底で
五万の悲鳴は絶え
渦巻くきいろい煙がうすれると
ビルディングは裂け、橋は崩れ
満員電車はそのまま焦げ
涯しない瓦礫と燃えさしの堆積であった広島
やがてボロ切れのような皮膚を垂れた
両手を胸に
くずれた脳漿を踏み
焼け焦げた布を腰にまとって
泣きながら群れ歩いた裸体の行列
石地蔵のように散乱した練兵場の屍体
つながれた筏へ這いより折り重なった河岸の群れも
灼けつく日ざしの下でしだいに屍体とかわり
夕空をつく火光の中に
下敷きのまま生きていた母や弟や町のあたりも
焼けうつり
兵器廠の糞尿のうえに
のがれ横たわった女学生らの
太鼓腹の、片目つぶれの、半身あかむけの、
誰がたれとも分からぬ一群の上に朝日がさせば
すでに動くものもなく
異臭のよどんだなかで
金ダライにとぶ蝿の羽音だけ
三十万の全市をしめた
あの静寂が忘れえようか
そのしずけさの中で
帰らなかった妻や子のしろい眼窩が
俺たちの心魂をたち割って
込めたねがいを
忘れえようか!
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2014/08/05(火)
四国は、相変わらず不穏な天候が続いています。この辺では珍しくありませんが、日が射しているのに雨が降っています。
さて、北の旅ですが、まだ終わりませんねえ。後2,3回はかかりそうです。(笑)
私は、道央…大雪山系が北海道の中でも一番好きなようです。
北の旅の中でも、一番天気の好さそうな日を、道央の観光に充てることにしています。
しかし、今回の旅、雨は降らなくても、霧はず~っと、付きまといました。
↑ 左…ショウジョウバカマ 右…ミツバオウレン
旭岳のゴンドラを降りると、そこはカムイミンタラ…なだらかな上り坂の広い岩場の草原が展開しています。その先に、若干の雪と旭岳の頂きが見えるはず…なんだけど、この日はとうとう下山するまで頂上は見えませんでした。
ここで見かけるショウジョウバカマは、少し青味がかっていますが、私は割と好きです。
ミツバオウレンも、高山植物では欠かせない花ですねえ。
↑ 旭岳の噴火口 右…ミネズオウ
旭岳の頂が見えないのが残念ですねえ。
ミネズオウは、ここ旭岳でしか私は見ていません。星型の小さな花弁が、まるで孫ちんみたいで、可愛い花です。
↑ 左…御釜池 右…姿見の池と噴火口
第1展望台の手前にある御釜池…まだ雪が残り、池の中には氷も残っています。
そして右の写真、姿見の池は第4展望台の手前にあります。
↑ 左…ミヤマリンドウ 右…マルバシモツケ
さすがに旭岳ですねえ。まだたくさんの花たちが枯れずに残っていました。
いつもの北の旅なら6月中頃になりますから、ここでマルバシモツケを見ることなぞありませんでした。この花は、いつもなら十勝岳で見ていた花です。
↑ 左…チングルマの群生 右…コメバツガザクラ
チングルマも群生していましたが、どちらかというともう終わりに近い花です。このあと花が散ると白い綿毛が残ります。綿毛が風にそよぐ姿もまた、可愛いものです。
↑ 左…ヂムカデ 右…イワブクロ
旭岳の花の紹介は、まだ次回に続きます。
それにしても、よく似た花たちが、何種類も同時に咲くものですねえ。本当に名前を覚えるのと、その区別をつけるのに往生いたします。(笑)
四国は、相変わらず不穏な天候が続いています。この辺では珍しくありませんが、日が射しているのに雨が降っています。
さて、北の旅ですが、まだ終わりませんねえ。後2,3回はかかりそうです。(笑)
私は、道央…大雪山系が北海道の中でも一番好きなようです。
北の旅の中でも、一番天気の好さそうな日を、道央の観光に充てることにしています。
しかし、今回の旅、雨は降らなくても、霧はず~っと、付きまといました。
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旭岳のゴンドラを降りると、そこはカムイミンタラ…なだらかな上り坂の広い岩場の草原が展開しています。その先に、若干の雪と旭岳の頂きが見えるはず…なんだけど、この日はとうとう下山するまで頂上は見えませんでした。
ここで見かけるショウジョウバカマは、少し青味がかっていますが、私は割と好きです。
ミツバオウレンも、高山植物では欠かせない花ですねえ。
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旭岳の頂が見えないのが残念ですねえ。
ミネズオウは、ここ旭岳でしか私は見ていません。星型の小さな花弁が、まるで孫ちんみたいで、可愛い花です。
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第1展望台の手前にある御釜池…まだ雪が残り、池の中には氷も残っています。
そして右の写真、姿見の池は第4展望台の手前にあります。
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さすがに旭岳ですねえ。まだたくさんの花たちが枯れずに残っていました。
いつもの北の旅なら6月中頃になりますから、ここでマルバシモツケを見ることなぞありませんでした。この花は、いつもなら十勝岳で見ていた花です。
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チングルマも群生していましたが、どちらかというともう終わりに近い花です。このあと花が散ると白い綿毛が残ります。綿毛が風にそよぐ姿もまた、可愛いものです。
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旭岳の花の紹介は、まだ次回に続きます。
それにしても、よく似た花たちが、何種類も同時に咲くものですねえ。本当に名前を覚えるのと、その区別をつけるのに往生いたします。(笑)
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2014/08/04(月)
四国地方は台風12号の影響で、各地で『水の被害』が出ています。まあ、幸い我が家はかなり水には強い条件の場所ですから、いくら雨が降っても大丈夫だろう…と思うのだが、難儀なことに引き続き猛烈な台風11号が接近中なのである。・・・これは困った。各地の被害が大きくならなければ…との心配と、もう一つは、可愛い孫ちんたちの里帰りに影響が出そうなのである。
孫ちん一筋…の私としましては、お盆前の天候が一番気にかかる所ではあります。
さて、さて・・・
北の旅も11日目に入る。前号のサロベツ原野も曇り空で、楽しみにしていた利尻富士の姿は、霧のかなた…影も形も見えませんでした。
この日から北の旅、最後の道央に入るのだが、相変わらず曇り模様…どうもねえ、山の上の天気が心配だ。
士別、比布、上川経由で層雲峡へ出たが、予想通り天気がもう一つでした。
ゴンドラで黒岳へ登る予定だったが、どうせ山の上は霧の中…時間はたっぷりあったので、先に、不動の滝、銀河の滝を見に行った。写真はあるのだが、滝の写真は縦長になる。そして、FC2は、今回も縦のものは横にしかならないのである。
腹が立つが、まあ無料ブログなので、あまり文句を言えないか?
まあ、そういうことで滝の写真は省略します。
滝を見ていたら、三国峠の樹海を見たくなったので、今度は三国峠へ走った。ところが、ここもやっぱり霧の中…とほほ…仕方がないのでまた層雲峡へ戻ッたが…な、なんと、今度はガソリンが残り少ない。また、反対側の上川町まで戻り、ガソリン満タンにして、ついでにお腹の方も補充しておくことにしました。
旅行中は、昼間お腹が膨れると、車の運転で眠たくなってしまうので、余り腹に持たれないもの…ということで、どうしても蕎麦を食べることが多くなってしまうのであるが、今回の北の旅でも、5回ほどそばを食べたかな?
不思議なことに、蕎麦を食べるとコーヒーが無料でお代わりできるのである。
そうか、北海道のお蕎麦屋さんは、コーヒーの無料サービスを始めたのか!…と思ったのだが、少し違ったようだ。普通の食堂に入った時もコーヒーのサービスがあった。(笑)
とにかく、そんなことで食事の後、またも層雲峡へ戻り黒岳へ登った。
↑ 黒岳のゴンドラから下界を望む 右…ウコンウツギ
下界は、写真のように、そこそこ視界は良いのだが、上に行くほどに視界は閉ざされてくる。それでもまあ、花の写真を撮るくらいなら、別に差し支えはないようだ。
↑ 左…エゾシマリス 右…白いグンナイフウロ
ゴンドラを降りると、今度はリフトに乗って、さらに上を目指す。
しかし、ここでも中国人観光客が多い…中国から来てくれるのはありがたいことかもしれないが、どうにもあちらこちらで、よくぶつかる。
それに中国人観光客は傍若無人で愛想が悪くて、マナーが悪い人たちが多い。他の外国人観光客と比べて、そんな感じがします。
↑ 左…アカモノ 右…大雪高原から見た忠別岳?
黒岳のリフトから先は、いつも雪の中で、斜面も急なので、過去一度も登ったことが無い。今回は登れるか…と思ったが、結構岩がゴロゴロしていて、やはり坂がきつい。連れ合いさんは、昔は、今で言う山ガール…だったようだが、今では足の関節を痛めていて、ちょっと無理かな?…と判断。その上にあると言う花畑を訪ねるのは断念しました。
↑ 左…この日泊まった大雪高原山荘 右…ここにしか咲かない…大雪オトギリソウ
ここの山荘へ着くには未舗装路を30分ほど走らねばならない。初めて訪れる人は『道を間違えたかな?』と、おそらく少し心細くなるような道を走ることになる。
完全な『山の中の一軒宿』であり、冬季は閉鎖される。
この宿が、私の一番のお気に入りの宿なのです。
景色か良い、温泉がいい、料理がいい…毎回必ず訪れる宿です。
まあ、山好きな方には、山登りの拠点にもなる宿ですが、それだけは私には縁がありません。(笑)
↑ 左…旭岳のゴンドラ 右…代表的な高山植物…チングルマ
いよいよ、この旅の最大の目的地…カムイ・ミンタラ(神々の遊ぶ庭)の代表…旭岳に登る訳ですが、宿泊した山荘から旭岳まで、直線にして2、30キロしかないのではないのかな?
それなのに、グルーリとほぼ1周しないと目的地に行けないようになっています。
およそ120キロほど走って旭岳に到着です。
ゴンドラ乗り場は幸い霧はありません。しかし、頂上には雲が見えます。
↑ 左…キバナシャクナゲ 右…コエゾツガザクラ
ゴンドラを降りると、まずはいい天気でしたが、雲ひとつない…とはいきませんでした。
旭岳の頂は雲に隠れて見えません。
しかし、旭岳の花たちは、水芭蕉など一部の花たちは姿を見せませんでしたが、まだ多くの花たちが残っていました。一つ一つ、花の名前を確かめながら、コースを巡りました。
続きは、また次号で。
四国地方は台風12号の影響で、各地で『水の被害』が出ています。まあ、幸い我が家はかなり水には強い条件の場所ですから、いくら雨が降っても大丈夫だろう…と思うのだが、難儀なことに引き続き猛烈な台風11号が接近中なのである。・・・これは困った。各地の被害が大きくならなければ…との心配と、もう一つは、可愛い孫ちんたちの里帰りに影響が出そうなのである。
孫ちん一筋…の私としましては、お盆前の天候が一番気にかかる所ではあります。
さて、さて・・・
北の旅も11日目に入る。前号のサロベツ原野も曇り空で、楽しみにしていた利尻富士の姿は、霧のかなた…影も形も見えませんでした。
この日から北の旅、最後の道央に入るのだが、相変わらず曇り模様…どうもねえ、山の上の天気が心配だ。
士別、比布、上川経由で層雲峡へ出たが、予想通り天気がもう一つでした。
ゴンドラで黒岳へ登る予定だったが、どうせ山の上は霧の中…時間はたっぷりあったので、先に、不動の滝、銀河の滝を見に行った。写真はあるのだが、滝の写真は縦長になる。そして、FC2は、今回も縦のものは横にしかならないのである。
腹が立つが、まあ無料ブログなので、あまり文句を言えないか?
まあ、そういうことで滝の写真は省略します。
滝を見ていたら、三国峠の樹海を見たくなったので、今度は三国峠へ走った。ところが、ここもやっぱり霧の中…とほほ…仕方がないのでまた層雲峡へ戻ッたが…な、なんと、今度はガソリンが残り少ない。また、反対側の上川町まで戻り、ガソリン満タンにして、ついでにお腹の方も補充しておくことにしました。
旅行中は、昼間お腹が膨れると、車の運転で眠たくなってしまうので、余り腹に持たれないもの…ということで、どうしても蕎麦を食べることが多くなってしまうのであるが、今回の北の旅でも、5回ほどそばを食べたかな?
不思議なことに、蕎麦を食べるとコーヒーが無料でお代わりできるのである。
そうか、北海道のお蕎麦屋さんは、コーヒーの無料サービスを始めたのか!…と思ったのだが、少し違ったようだ。普通の食堂に入った時もコーヒーのサービスがあった。(笑)
とにかく、そんなことで食事の後、またも層雲峡へ戻り黒岳へ登った。
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下界は、写真のように、そこそこ視界は良いのだが、上に行くほどに視界は閉ざされてくる。それでもまあ、花の写真を撮るくらいなら、別に差し支えはないようだ。
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ゴンドラを降りると、今度はリフトに乗って、さらに上を目指す。
しかし、ここでも中国人観光客が多い…中国から来てくれるのはありがたいことかもしれないが、どうにもあちらこちらで、よくぶつかる。
それに中国人観光客は傍若無人で愛想が悪くて、マナーが悪い人たちが多い。他の外国人観光客と比べて、そんな感じがします。
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黒岳のリフトから先は、いつも雪の中で、斜面も急なので、過去一度も登ったことが無い。今回は登れるか…と思ったが、結構岩がゴロゴロしていて、やはり坂がきつい。連れ合いさんは、昔は、今で言う山ガール…だったようだが、今では足の関節を痛めていて、ちょっと無理かな?…と判断。その上にあると言う花畑を訪ねるのは断念しました。
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ここの山荘へ着くには未舗装路を30分ほど走らねばならない。初めて訪れる人は『道を間違えたかな?』と、おそらく少し心細くなるような道を走ることになる。
完全な『山の中の一軒宿』であり、冬季は閉鎖される。
この宿が、私の一番のお気に入りの宿なのです。
景色か良い、温泉がいい、料理がいい…毎回必ず訪れる宿です。
まあ、山好きな方には、山登りの拠点にもなる宿ですが、それだけは私には縁がありません。(笑)
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いよいよ、この旅の最大の目的地…カムイ・ミンタラ(神々の遊ぶ庭)の代表…旭岳に登る訳ですが、宿泊した山荘から旭岳まで、直線にして2、30キロしかないのではないのかな?
それなのに、グルーリとほぼ1周しないと目的地に行けないようになっています。
およそ120キロほど走って旭岳に到着です。
ゴンドラ乗り場は幸い霧はありません。しかし、頂上には雲が見えます。
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ゴンドラを降りると、まずはいい天気でしたが、雲ひとつない…とはいきませんでした。
旭岳の頂は雲に隠れて見えません。
しかし、旭岳の花たちは、水芭蕉など一部の花たちは姿を見せませんでしたが、まだ多くの花たちが残っていました。一つ一つ、花の名前を確かめながら、コースを巡りました。
続きは、また次号で。
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2014/08/01(金)
自民党が集団的自衛権行使容認の「閣議決定」を説明する、新たな「Q&A」を作成し、所属国会議員に配っていることが分かりました・・・全く懲りない面々ですなあ。(怒)
しかしまあ、なんですなあ。集団的自衛権行使云々…で大騒ぎするのも結構ですが、ここで一つみなさん、冷静になって考えてみてください。
「閣議決定」 …ってなんなの?一体どんな効力を持つの?
ねっ、ゆっくりと冷静に考えてみませんか。重たい歴史を持つ、我が国の憲法…最高法規である憲法の解釈を、わずか10数人の大馬鹿どもが、『こんな風に解釈を変えます…』なんて、決めたからと言って、それが何だと言うのですか?
それが国民に、どんな効力を持つと言うのでしょうか?
もう少し、皆さん冷静に、日本の、そして、法治国家の意味と仕組み…本当に、冷静に考えていただきたいものです。
国民の皆様、もっと自信を持って、悪代官と越後屋…つまり辞民党と混迷党の悪巧みを、いい加減、この辺で叩きつぶそうではありませんか。
日本の法規は…憲法…法律…政令(省令)…通達…という仕組みで成り立っています。
まあ、あとは自治体の定める条例…というのもありますが、我々国民は、この仕組みに基づいて基本的な権利と義務とルールを定められています。
「閣議決定」…って、一体どこに入るのですか?
どんな効力を持つのでしょうか?
お分かりの方…ご指摘ください。。。。。
さて、本題に戻ります。
わが北の旅はまだ続いています。(笑)
北の旅10日目…インスタントラーメンとコーヒーをすすった後、さるふつ公園を後に、いよいよ、最北端の地・宗谷岬に着きました。
前回は短絡路を通ったので、宗谷岬は、3年ぶりの訪問になります。
写真の通り、数軒の民宿と、食堂と、数十軒の民家が存在するだけの宗谷岬です。
日本最北端の地…なんかねえ、冬の厳しさが想像されます。
↑ 左…サロベツ原野のエゾカンゾウの群生 右…何だか不明?
いかがでしょうか? この黄色い野の絨毯…見える所すべて真っ黄色…まさに百万本のエゾカンゾウの花…です。私も6回目の北の旅ですが、こんな一面のエゾカンゾウを見たのは初めての経験です。
↑ 左…クロバナロウゲ(バラ科) 右…トキソウ(ラン科)
サロベツ原野で見る花たちも、今までと時期がずれているので、全く違う花たちを見かけることができました。
クロバナロウゲもトキソウも、初めて見かけた花です。
特にトキソウは、かなり大量に咲いていました。
珍しい花たちも、咲くべき時には、雑草並みに大量に咲くものですねえ。感動です。
↑ そして、こちらはモウセンゴケです。
何故2枚も写真を並べたかというと、ちゃんと訳があります。
みなさん、その理由お分かりですか?
答えは、右の写真、中央部の白い点々にあります。クリックして写真拡大して見てください。
この点々、実はモウセンゴケの花なんです。残念ながら開花していません。まだ蕾で、申しわけないが、モウセンゴケの花なんか見るのは、実は私も初めてなんです。
世の中、いくらでも知らない世界がありますねえ。
↑ 左…今回の旅の最大の収穫…幻のヒマラヤの青いけし 右…コウリンタンポポの群生
サロベツ原野から幌延までは、余り距離はありません。幌延のトナカイ牧場には、世界でも珍しい、ヒマラヤの青いけし…が、自然の形で生えています。
1990年、大阪花博で初めて、世間に公開されたヒマラヤの青いけし…今でも鶴見緑地公園にあると思いますが、ここでは冷蔵生育しています。
自然の中で咲く、青いけし…感動しましたねえ。(笑)
コウリンタンポホ…よく登場しますが、何だかねえ、この外来種…来るたびに数が増えてるような気がするんですが、大丈夫なんでしょうかねえ。
・・・ということで、この日は幌加内の道の駅で、温泉に入り、夕食を食べ、車中泊。走行294㌔。
北の旅もいよいよ終盤です。次回は道央に入ります。
自民党が集団的自衛権行使容認の「閣議決定」を説明する、新たな「Q&A」を作成し、所属国会議員に配っていることが分かりました・・・全く懲りない面々ですなあ。(怒)
しかしまあ、なんですなあ。集団的自衛権行使云々…で大騒ぎするのも結構ですが、ここで一つみなさん、冷静になって考えてみてください。
「閣議決定」 …ってなんなの?一体どんな効力を持つの?
ねっ、ゆっくりと冷静に考えてみませんか。重たい歴史を持つ、我が国の憲法…最高法規である憲法の解釈を、わずか10数人の大馬鹿どもが、『こんな風に解釈を変えます…』なんて、決めたからと言って、それが何だと言うのですか?
それが国民に、どんな効力を持つと言うのでしょうか?
もう少し、皆さん冷静に、日本の、そして、法治国家の意味と仕組み…本当に、冷静に考えていただきたいものです。
国民の皆様、もっと自信を持って、悪代官と越後屋…つまり辞民党と混迷党の悪巧みを、いい加減、この辺で叩きつぶそうではありませんか。
日本の法規は…憲法…法律…政令(省令)…通達…という仕組みで成り立っています。
まあ、あとは自治体の定める条例…というのもありますが、我々国民は、この仕組みに基づいて基本的な権利と義務とルールを定められています。
「閣議決定」…って、一体どこに入るのですか?
どんな効力を持つのでしょうか?
お分かりの方…ご指摘ください。。。。。
さて、本題に戻ります。
わが北の旅はまだ続いています。(笑)
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北の旅10日目…インスタントラーメンとコーヒーをすすった後、さるふつ公園を後に、いよいよ、最北端の地・宗谷岬に着きました。
前回は短絡路を通ったので、宗谷岬は、3年ぶりの訪問になります。
写真の通り、数軒の民宿と、食堂と、数十軒の民家が存在するだけの宗谷岬です。
日本最北端の地…なんかねえ、冬の厳しさが想像されます。
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いかがでしょうか? この黄色い野の絨毯…見える所すべて真っ黄色…まさに百万本のエゾカンゾウの花…です。私も6回目の北の旅ですが、こんな一面のエゾカンゾウを見たのは初めての経験です。
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サロベツ原野で見る花たちも、今までと時期がずれているので、全く違う花たちを見かけることができました。
クロバナロウゲもトキソウも、初めて見かけた花です。
特にトキソウは、かなり大量に咲いていました。
珍しい花たちも、咲くべき時には、雑草並みに大量に咲くものですねえ。感動です。
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何故2枚も写真を並べたかというと、ちゃんと訳があります。
みなさん、その理由お分かりですか?
答えは、右の写真、中央部の白い点々にあります。クリックして写真拡大して見てください。
この点々、実はモウセンゴケの花なんです。残念ながら開花していません。まだ蕾で、申しわけないが、モウセンゴケの花なんか見るのは、実は私も初めてなんです。
世の中、いくらでも知らない世界がありますねえ。
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サロベツ原野から幌延までは、余り距離はありません。幌延のトナカイ牧場には、世界でも珍しい、ヒマラヤの青いけし…が、自然の形で生えています。
1990年、大阪花博で初めて、世間に公開されたヒマラヤの青いけし…今でも鶴見緑地公園にあると思いますが、ここでは冷蔵生育しています。
自然の中で咲く、青いけし…感動しましたねえ。(笑)
コウリンタンポホ…よく登場しますが、何だかねえ、この外来種…来るたびに数が増えてるような気がするんですが、大丈夫なんでしょうかねえ。
・・・ということで、この日は幌加内の道の駅で、温泉に入り、夕食を食べ、車中泊。走行294㌔。
北の旅もいよいよ終盤です。次回は道央に入ります。
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