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SIMANTO114の田舎暮らし

★小選挙区制反対!民意の反映される「公選法」を! ★世界から「核兵器と原発」を撤廃させたいね! ★憲法九条を守り、世界へ拡げたいね! ★沖縄から、日本から「米軍基地」をなくしたい!


誕生日と…チリアヤメ

2014/05/28(水)

まあ、のっけから皆さんには関係のない話ではありますが、一昨日は、私の誕生日でした。
いよいよ70の大台が近づいてきます。若い頃、誰が自分の年老いて行くさまを想像するでしょうか。私も全く想像したこともありませんでした。
しかし、時間の流れは一方通行…早い、遅いの感覚のずれはあったとしても、確実に未知の領域を日々更新し続けています。(笑)

まあ、そういう事態をどう受け止め、どう対処するかは、これ一人一人の自由でありますが、余りにも極端なアンチエイジングというのも困りものですなあ。
『孫におばあちゃんとは呼ばせない!』…なんて意気巻いてる方も見かけますが、さてねえ、どうでしょうか?

私なんぞ、平日なのに思いがけなく、スカイプがかかってきて、『おじいちゃん  誕生日  おめでとう!』…なんて孫ちんに言われて、それだけで嬉しくて、一気に舞い上がってしまいました。芸達者な孫ちんは黒子さんに囁かれて、懸命に『ハッピーバースディ・・・』なんていくつか歌を歌ったり、ケーキを持ちだしてきて『フーッ  して…』などと、色々とサービスをしてくれました。(笑)

いやまあ、そういう訳でかなりご機嫌なので、今回は私が初めて見た花を紹介しましょう。


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いかがですか?
3枚羽根のプロペラみたいな不思議な花…その中心に金色の王冠を抱える花です。

アヤメ科チリアヤメ属。チリアヤメ。原産地はチリ、アルゼンチン。
花径2~3センチのブルーの花をつける。花びらも萼も3枚である。一日花だが、次々と花を咲かせます。多年草で、草丈は8㎝くらいなのに、大きな花弁がつきます。


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知人から、『きれいな花やで…たくましいで…』と言われて、貰ってきた花ですが、全く目立たない、葉っぱも細く小さい、まるで雑草見たい…なんて言ってたのですが、咲いた花を見て驚きました。
いや~  毛虫が蝶に羽化したみたいな感動を覚えました。(笑)




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原発の島…祝島の旅

2014/05/26(月)

惨酷道ヨサクの旅が終えたばかりだと言うのに、私と連れ合いさんは、24,25日とまたもお出かけです。
ビキニ水爆実験の被災者の聞き取り調査などで知られている山下正寿さん達が結成した『もやい塾』例会に参加しました。

今回は原発建設で30年以上も揺れ続けている『祝島への旅』です。
運転手も含めて15名、これにガイドの木原省治さんを加えて、総勢16人の一泊研修・交流の旅でした。(ガイドの木原さんと、広島から参加の澤野さん夫妻は柳井から合流)

24日7時半に宿毛市の山下宅に集合。マイクロバスで出発しました。
時間を稼ぎたいと県道4号線を走りましたが、ここは高知県側の道が悪い。生憎土曜日だったせいで、いつもは車の少ない道なのに、結構対向車が多くて、すれ違いに運転手さんは、随分苦労していました。
私も、バックができないおばちゃん運転手さんに代わって車をバックさせ、なんとかすれ違うなど、まあ、なかなか大変な旅となってしまいました。(笑)

途中、道を間違うなど、さんざん苦労しながらも、まあ一応無事に三津浜港にたどりつき、フェリーで山口県の柳井港に向かい、上関町四代港からチャーター船2隻で祝島へと向かいました。

四代港へ向かう途次にある中電の事務所や、後で出てくる、原発資金で建てられた色んな施設などを見ながら、説明をガイドの省ちゃん(本人から、そう呼んでくれと要望があったので、これからはこの名称で話を進めます) から受けながらバスは進みました。

港への途中に3,11以後に建てられた、推進派の笑える看板がありましたので紹介します。

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バスの窓から写した看板ですが、どうですか?
3,11以降の看板なので、何だか少し言葉に遠慮が見えますねえ。(笑)
しかし、推進派の人々が、何やら心にやましさを覚えながらも、金になる原発を建てたい…いや、本音を言えばもう建てられないだろうが、少しでも長い間、原発資金を貰い続けたい…そんな物悲しくなるようなあさましい人の感情が、この看板の文句から伺えるような気が、私は致しました。


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船は祝島への途中、原発建設予定地に寄りました(上の写真)。省ちゃんの説明はかなり長くて、ほとんど省略(笑)しますが、 中電は予定地の買収がうまくいかなかったので、土地が足らず、この船の見えるあたり一面、約14万平方メートルを埋め立てる計画に変更しました。

その結果2009年からの埋め立てをめぐる激しい戦いが、3,11まで続くことになった訳です。

しかし、あの悲惨な3,11で流れは大きく変わりました。
祝島の人たちの戦いはまだ終わっていませんが、推進派にしても、反対派にしても、これから新たな原発が建てられる日が来る…とは、もう誰も思ってはいないのではないでしょうか。

それなのに何故、建設撤回、戦いの終息宣言が出せないのか?  誰しも不思議に思うところですが、その理由については、今回のガイドをしてくれた省ちゃん が、自らのブログで記事にしていますので、そちらをご覧ください。

省ちゃんの前向き語り 

・・・前略
 それにしても罪作りな「エネルギー基本計画」です。原発推進派は、「エネルギー基本計画は新設に触れていないから、新設はあるのだ」と言っています。

 まあ、上関町の原発推進派も中国電力も山口県も、自分たちが生きている間に上関原発が建っているとは思っていないでしょう。嫌、原発は建たないと思っているでしょう。でも「建てたい」という姿勢が維持されている限り、お金は入ってくるし、好い思いが出来るのですから。
・・・後略








このブログ(省ちゃんの…)の裏付けではないが、ちなみに上関町が2011年度までに受け取った国からの原発交付金は、約56億5千万円。テレビ報道では約70億円とも。
また、2012年度の上関町一般会計当初予算額46億円の内、原発関連の交付金は約13億円を占めている。
さらに学校の屋内プール、温浴施設の整備、歯科診療所…等々…中国電力からの寄付金は5回、計24億円になっているそうである。

まあねえ、貧すりゃ鈍すると言いますが、人間一旦『あぶく銭』を手にすると、本当に、まじめに努力し、汗を流して働くことがバカバカしくなるのでしょうねえ。
まあ、その辺の人間心理と、原発利権の本質を笑い飛ばす歌がありますので紹介します。
ぜひお聴き下さい。





いかがですか?
全国皆さん、原発なんて、何にも難しい問題ではありません。
歌で笑い飛ばせる…その程度の問題ですよ…その本質は・・・

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さて、話は長くなりますが、祝島では、2つの民宿に男女別に泊まりましたが、交流会にはチャーター船で迎えてくれた清水さん上関原発を建てさせない祝島島民の会代表・町会議員⇒右端)と、その恩師に当たる木村さん(自治会長⇒その隣)が参加されて、闘いの状況や、これからの祝島の町おこしなど、多くの課題について、意見の交換がありました。

この島では毎週月日のデモが定期的に続けられており、1192回に到達したこと。厳しい闘いの中で、島民が推進派と反対派、2つに分断されてたくさんの悲しい想い、悔しい想いを味わっていること、あるいは反対派を恫喝する『スラップ訴訟(嫌がらせ訴訟)』のこと、そして最近は、反対派の中でも『補償金を受け取りたい』という人たちも出てきている悩み等々、正直な話を聞かせていただきました。

まあ、私たち『もやい塾』の大体の総意としては、原発に頼らない新たな町おこしの取り組み…その具体案なども示して、その取り組みの中で、闘いで傷ついた人々の融合と癒しを進めて言ったらどうだろう・・・と、言うようなことを提案いたしました。


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この祝島…原発問題が無ければ、本当にのどかな、豊かな自然環境の中にある島でした。
古くは万葉集にも、その名前が登場する由緒ある島なのです。

交流の席で、この島の伝統行事『神舞…かんまい』の歌も聴かせていただきました。また、神事に使う木造船も、今作れる人は1人だけで、引き継ぎ手がいないのが悩みなのだそうです。

翌日、午前中に民宿『くにひろ』さんの案内で、島内の散策と説明を頂きました。
島には、風波を避けるために、石と白セメント(昔は漆喰で)で固めた練塀が作られ、家と一体化しています。練塀は防火面でも大きな威力を発揮しているそうです。
夏涼しく、冬暖かいのだそうな。


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そして、なによりも長い闘いの中で、支援者たちの中から移住者が増えたことが朗報で、この3年ほどで Iターン、Uターンが約30人ほどが出ているそうです。

写真の若い2人は、この東京からの移住者で、この3月に結婚して、秋には子供ができるそうです。
もちろん彼らは、2009年ごろから闘いの支援を続けて、この島に住み着いたのだそうな。
東京では考えられないような人間関係の強さを堪能しながら、生活していきたいと語っていました。
若い二人に幸いあれ!
 
今回の祝島の旅…内容が多すぎて、ほんの一部しか紹介できませんでした。
機会を作り、また祝島を訪ねようと思っています。

今回色々とお世話になった皆さん。楽しい旅をありがとうございました。




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惨酷道439号線完走③ 東祖谷・案山子の里

2014/05/23(金)

昨日引用しました 福井地裁の判決…読めば読むほど、素晴らしい判決ですねえ。
判決文全文 をリンクしておきますので、原発に興味のある方は、ぜひご一読ください。以下に一部ダイジェストを引用します。

・・・ 樋口裁判長は、人の生命を基礎とする人格権をもっとも重視し、「これを超える価値を他に見いだすことはできない」と強調。そのうえで、住民らの人格権と電力の安定供給やコストの問題をてんびんにかけた関電側の議論を厳しく退け、「国富の喪失」とは運転停止による貿易赤字ではなく、「豊かな国土とそこに国民が根を下ろして生活していること」を失うことだと強調しました。

 また、原子力発電技術がもたらす危険性と被害の大きさは福島事故で自明とし、同事故を受け、同様の事故の具体的危険性が万が一にもあるかの判断を避けることは、「裁判所に課された最も重要な責務を放棄するに等しい」としました。

 判決では、地下深くで起こる地震現象について、「仮説や推測に依拠せざるを得ない」「正確な(地震の)記録は近時のものに限られる」などと指摘。この10年足らずにも原発が想定を超える地震動に襲われた事例が5ケースある事実を重視し、「自然の前における人間の能力の限界を示すもの」として、大飯原発の想定も不十分としました。また、冷却機能喪失の危険性、使用済み核燃料プールの脆弱(ぜいじゃく)性などを指摘。大飯原発から250キロ圏内の住民は、運転によって人格権が侵害される具体的な危険があると述べています。・・・


まあねえ、前置きが長くなりましたが、ここからが本文です。
ヨサク走破の旅の途中に、近所のグループで寄りたいところがあったので、ちょっと下見をしてきました。

それが、最近有名になっている 東祖谷・案山子の里 です。
京柱峠を越えて、狭い峠道、山道を30数キロほど走ると、剣山に繋がる最後の集落に『案山子の里』はありました。

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惨酷道・ヨサクの道沿いに、『案山子の里』のバス停がありました。
バス停には大勢の案山子の住民が、のんびりとバスを待っています。(笑)

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畑の中、道沿い、林の中…色んな所に案山子さんが、思い思いの姿で、来る人を迎えてくれます。
上の写真は、案山子を作っている綾野月美さん家の前です。
どれが案山子で、どれが生きた人間か区別がつきますか?(笑)

この中でオレンジ色の帽子をかぶった人が綾野さんです。
お客さんも少なかったので、色々と綾野さんと話をさせていただきました。

なんとねえ。綾野さんも長いこと大阪で生活していたそうで、子どもたちは今でも大阪で暮らしているそうです。私たちの大阪弁が懐かしいと、コーヒーを淹れてくれて、ひと時、お互いの話に花が咲きました。

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ゆったりと温泉に入る人形たち…これも綾野さんが焼いたものです。他にも焼き物が置いてあり、一応販売しているそうです。(笑)

しかし、この案山子の里…名頃地区の住民は全部で30数人…問題は子どもの姿が見られないこと…昨日紹介した大豊町と同じく、ここも限界集落でした。
今では、害獣よけに作り始めた案山子たちの方が圧倒的に多いそうです。

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綾野さんは、未だ四万十川を見たことが無いそうで、機会があれば一度、四万十川と手作りの私たちの家を見に行きたい…とのことでした。

この花は熊谷草。

クマガイソウは、北海道南部から九州にかけて分布するラン科アツモリソウ属に属する植物である。栽培のための乱獲によって自生を見ることは今やまれである。クマガイソウは無菌播種による増殖技術が確立されておらず、アツモリソウのように実生増殖した苗を大量供給することはできない。にもかかわらず、悪質なマニアや業者に乱獲、盗掘され続けている。このままなら絶滅するといっても過言ではない。・・・ウィキ

この花が綾野さんの庭で咲いていました。私も北海道でアツモリソウは見たことがありますが、この花は初めてお目にかかりました。
綾野さんの話では、この先10キロほどの奥祖谷かずら橋近くに、自生地があるとのことでしたが、私はもう写真が撮れたので満足、先を急ぐこともあり、自生地はパスいたしました。

まあ、以上で今回のヨサクの旅…終わりといたします。



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惨酷道439号線完走②天空農園で一泊

2014/05/22(木)

昨日のニュース、久しぶりにほっとする記事を見つけた。

大飯原発の運転差し止め命じる 福井地裁が判決

 安全性が保証されないまま関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)を再稼働させたとして、福井県などの住民189人が関電に運転差し止めを求めた訴訟の判決言い渡しが21日、福井地裁であり、樋口英明裁判長は関電側に運転差し止めを命じた。(福井新聞)







まあ、この記事についても色々と言いたいことはあるが、今回は省略して、昨日の続き…惨酷道439号線完走②天空農園で一泊…について触れておきます。

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写真は四国で一番有名な『さめうらダム』です。渇水の度にニュースになるので、他府県でも結構有名なのではないかと思います。
私も過去には一度、この近くを通ったことはありますが、ダム湖を訪ねたのは、今回が初めてです。
以前、このダムに米軍機が墜落したこともあって、私も、ぜび一度は、ここを訪れたいと思っていたところである。

結構大きなダム湖ではありますが、これが四国の命の水…なんだと思えば、やはり少し小さいかな?…と思います。ちなみに地元の高知県には、わずか4%の配水率で、ほとんどが他の3県へ配水されるという、不思議なダムでもあります。(笑)

このダム、すぐ下には土佐町、本山町の街並みがあります。
ダム崩壊等、有事の際には、近辺の町…ちょっと怖いだろうな、と思いますねえ。


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さて、ここは1日目の宿泊地…天空農園(私が勝手にそう呼んでいるだけ)に16時11分に到着しました。
日本有数の限界集落として有名な大豊町の山の中…標高600mの、しかも崖の上…写真の家に今回は泊まりました。 この辺では、空き家が多くなり管理が大変だと友人はぼやいていましたが、私たちが泊まった家は、持ち主が帰ってこない、その一軒だそうです。

こうした家は、希望者を宿泊させ、移住者を募るため使っていると友人は話していました。

まあ、見晴らしは抜群ですよ。重なるお山は七重八重…とまではいかないけれど、5つほどの山の重なりが見えるとこです。


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この地域、山のあちらこちらで湧水があり、パイプで水を引いているので、結構豊富に水が使えます。まあ、豊富というより、なにしろ垂れ流しですからねえ。(笑)

その一部を道沿いに流して、ワサビを植えたところ、結構広がったとのことで、ちょっと痩せてはいましたが、天然のワサビ…葉っぱだけでしたが摘んで持ち帰ってきました。
葉と茎を湯がいて、甘辛く煮詰めました。

味はちょっと苦みがありましたが、ピリッとしたワサビの味も出ていて、早速ご飯のおかずにして食べました。

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この古い民家は、元々友人のお爺ちゃんが住んでいた家で、この下に友人の住む家があり、私たちが泊まった家は、この家から150mほど離れた知人の家だそうです。

さて、この古い家の庭先は台を置いて、その上には全面に透明のビニールシートがかけられています。お茶やワラビなどを湯がいたり、炒ったり、揉んだり干したりするためのものだそうです。

この日は写真突き当りに据えられた大きな釜で、茶葉を炒って、台の上で揉んで、茶葉の発酵を促進させ、そのまま天日に干す作業を見物いたしました。


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こちらが、乾燥した茶葉…ご飯の度に、手作りのお茶を飲みましたが、まあまあ美味しい豊かなお味がいたしましたでございますよ。(笑)

友人も、大阪から帰ってきて、何年になるのかな?  もう、7,8年になるのかな?
色々と農業にも慣れて、地域の方たちのお役に立っているようでした。

何しろこの辺では70歳でも若手…と言われる土地柄ですから。(笑)



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惨酷道ヨサク(439号線)完全走破しました

2014/05/21(水)

高知県の道路は,1、5車線道と言われる…いわゆるすれ違いができない道が多いので有名だが、その死道、険道、酷道の中でもダントツの最凶峰?に位置するのが惨酷道439号線(通称ヨサク)である。

高知県の人々は、親切だ。初めて高知へやってきた旅人には『ヨサクだけは走るなよ!』…と注意するのである。

その『ヨサク』だが、走り大好きで、しかも高知の山道なら地元の人よりも詳しい…と自負する、この私が、高知へやってきて、もう9年にもなろうと言うのに、未だにただの一度も、この『ヨサク』…完走したことが無いのである。

幸いにも、昨年暮れに、おんぼろの軽トラックから、新車4駆の軽トラに乗り換えたのだ。
私の大型ワゴンでは二の足を踏むところだが、この軽トラなら、大丈夫!…と全線走破の機会を狙っていた。

その機会がやっと巡ってきた。
19日と20日…予定をキャンセルして、連れ合いさんと二人、愛車『ジャンボ君』で曇り空をものともせず、意気揚々と四万十の家を後にしました。

ちなみに地元の人に聞いても、この『ヨサク』…どこからどこまで通じている道なのか…意外と皆さん、ご存じないのである。(笑)

まず起点は、四万十市中村駅である。ここから市役所の横の京町通を経由して安並、蕨ヶ丘、そして住次郎から杓子峠を越え、大正へと出て津賀ダム、大渡ダムをこえ、仁淀川町、いの町、土佐町へと出て、高知県で一番有名な さめうらダムの横を通り、本山町、大豊町、そして京柱峠を越えて三好市へ抜けて剣山までの道程…約280キロが『ヨサク』なのです。

今回『ヨサク』全行程を走って分ったことがいくつかあります。

その①  『ヨサク』で、上級者以外が走ってはいけないところ…それは、四万十市、住次郎から大正までの約30キロ…いわゆる杓子峠と呼ばれる峠…ここが最大の難所なのです。
今、このコースをトンネルにせよ、との要望が出ていますが、納得です。

道は細く2mほどで、ガードレールもなく、一方は石が崩れ落ちる山肌の斜面、片側は、眼下100mほどもある谷底が丸見えの崖の道が、延々と30キロも続くのである。
山道大好きの、この私が、このコースを走るのに、ちょうど1時間かかりました。

初心者では、対向車が来た場合、まずすれ違いはできませんねえ。

その②  大正から津野町まで、約60キロと、大豊町・豊永から剣山までの約60キロ…この2つのコースは、中級者なら走れますが、気をつけないと対向車と正面衝突の危険性が、常に付きまといます。

その③  まあ『ヨサク』の両端部分を除くと…津野町から大豊町・豊永まで…約120キロになるのかな?…この間は、ほとんど2車線道路で、まあ、初心者でも走れそうです。(笑)

その④  『ヨサク』を走行するときは、ナビはほとんど役に立ちませんでした。
余りに道が悪いので、ナビは他の国道への回り道を選択して、どうしても『ヨサク』から外れる選択ばかりを繰り返しました。
幸い地図を持っていたので、途中からはナビを無視して、地図を見ながら走ることにしました。
特に大正地区あたりでは、徹底して『ヨサク』を避けていましたねえ。(笑)


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高知と徳島の県境になる京柱峠…日本の峠百選の第3位を占める、バイク乗りに人気のある峠ですが、ここについたのは2日目でした。

この峠の麓、と言っても標高600mほどもありますが、大豊町の西峯地区に、大阪時代の友人が天空農園をやっていますので、今回も、ここで一泊させてもらいました。

まあ、ここ友人宅では、お茶を作るところや、ワサビ田のようなもの?など、また別に紹介したいと思います。(笑)


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また、今回はこの写真の『奥祖谷かずらばし』の手前10キロのとことに、『案山子の里』なども下見してきましたので、これもまた別に紹介します。

とにかく今回は、2日間の日程ではありましたが、すべて山の中の超厳しいコース、しかも良く揺れる軽トラでしたから、結構疲れましたねえ。特にお尻が痛くて運転がつらかった。(笑)

そして、剣山まで走り、帰りは大歩危へ抜けて帰ってきましたが、この道がまた悪い…ガタガタ道でまたまた尻が痛くなりました。

そして、大歩危からは土砂降りの雨模様に変わり、大変でしたが、とにかく念願の『ヨサク』の完全走破…やり遂げてホッとしています。





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北の国からの贈り物

2014/05/18(日)

5月の声を聞くと、さすがに北の国も雪解けが進み、待ちに待った春が一気に押し寄せてきたようです。
大阪から北海道へ移住して20数年…私たちの北の旅は今年で7年目ですが、途中から偶然に知り合いになった、黒松内でB&Bを営むタンポポさんから、先日、地酒が送られてきました。

お酒と言えば、タンポポさんで、私は意識を無くすほど、ぐでんぐでんに酔っぱらって、多大なご迷惑をおかけしたことがありますが、それで、タンポポさんは、私が『お酒大好き人間』…と思われたのでしょうねえ。

なんだか、地酒ができるシーズンになると、毎年お酒が送られてきます。(笑)


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送られてきたのは、旭川のお酒…樻(ぶな)のせせらぎ…余計な味を全て削ぎ落とした、超辛口のお酒です。
また、お酒の友にと、これはしゃれたつもりなのか?  鮭のスライスとスティック…すべて『さけ』で統一する辺りが、さすがタンポポさん!…なんて、私が言うと、連れ合いさんは『単純な偶然ちがう?』とのたまうのだが、真実は果たしてどうなのか?

タンポポさんの性格は、なんかややこしいけど、どっちも当てはまるものがあるだけに、なかなか断定しずらいのである。(笑)

昨年は私の病気のため、北の旅は断念したのだが、今年はまた6月から7月にかけて出かけようと思っています。

しかし、タンポポさんで私が、ぐでんぐでんになることは、これからはないだろうと思います。なぜなら、昨年からの私の酒量は、例年比で2割程度に落ち込んでいるからです。

しかしねえ、禁煙してから6年、パチンコやめてから1年、それでお酒飲めなくなったら、私もいよいよ・・・ですなあ。(笑)



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初夏の四万十川

2014/05/16(金)

私の住む、ここ南国四万十市も、最近雨が多く、もう梅雨入りなの?…といった感じですが、先週の週末、まだ一度も完全走破したことのない、高知でも最悪の国道≒惨酷道=439号線(通称  ヨサク)を走ろうと計画していたのだが、理由は省略するが、我が愛車(軽トラのジャンボ君)が、急きょ、6カ月点検に入ってしまい、時間的に無理となり、時間が空いてしまったので、予定変更で、初夏の四万十川沿いのドライブに出かけてみました。


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この日は、実にいい天気!
空は晴れ渡り、空気は澄み、ウグイスののどかな鳴き声が聞こえる四万十川沿いの道は、まだ狭い個所が多いけど、実にさわやかなドライブ道でした。

四万十川の良さは、緩やかな川の流れとカーブの多さ、そして、できるだけコンクリートを見せない、昔ながらの自然な感じの景観がいいですねえ。


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中流域にある田舎食堂…最近、観光客も増えつつある『しゃえんじり』で、近所のおばちゃんたちが作る手料理のバイキングを昼食に食べ、沈下橋をいくつか渡り、川の両側を往復しながら、景色を楽しみつつ家路につきました。

ここは、今回新しく発見したポイントです。
丘の上の小さな静かな、全く目立たない公園からの景観です。(笑)


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写真の橋は、川登大橋…かなり高い橋ですが、豪雨の時は、この橋の橋脚が隠れることもあるそうです。そうなると、もう辺りは大変…集落は水浸しとなります。

昔ほどではなくなったそうですが、四万十川は今も、見た目と違い、暴れ川の異名は撤回されていないようです。





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金銀花とトキワツユクサ

2014/05/14(水)

さて、5月も早、半ばを迎えようとしています。早いねえ。日が過ぎるのが・・・。
少しずつ日差しが強まりつつありますが、気象庁の予報では、今年はエルニーニョで冷夏&台風多し…とのことである。今年は水害に注意、準備をしておくことですねえ。

最近、山菜採りにはまってしまって、以前よく行っていた魚釣りを、ほとんど行かなくなってしまいました。
これは、以前よく行っていた近くの釣り場で、さっぱり魚が釣れなくなってしまったのと、釣り仲間が病気や老齢化等で、お互い誘い合わなくなってしまったことが、大きな原因である。

さみしいですねえ。年を取ると言うことは。(笑)


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金銀花


さて、今我が家の近くの野原では金銀花がいい匂いをさせています。
金銀花の由来は、同じ枝に黄色と白色の花が同居するからです。

正式名称はスイカズラ(吸い葛)と言いますが、この花はスイカズラ科スイカズラ属の常緑つる性樹木。別名、ニンドウ(忍冬)。冬場を耐え忍ぶ事からこの名がついたそうです。

蕾は、金銀花(きんぎんか)という生薬、秋から冬の間の茎葉は、忍冬(にんどう)という生薬で、ともに抗菌作用や解熱作用があるとされる。漢方薬としても利用される。忍冬の名の由来は、常緑性で冬を通して葉を落とさないから付けられた。

「スイカズラ」の名は「吸い葛」の意で、古くは花を口にくわえて甘い蜜を吸うことが行なわれたことに因む。砂糖の無い頃の日本では、砂糖の代わりとして用いられていた。スイカズラ類の英名(honeysuckle)もそれに因む名称で、洋の東西を問わずスイカズラやその近縁の植物の花を口にくわえて蜜を吸うことが行われていたようである。・・・ウィキより

花言葉は「愛の絆」



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トキワツユクサ


さて、この花…白色つゆ草か?…と思ったのだが、それとは別物でした。
山の中の人里の日陰の場所に咲いていました。めったに見かけない花です。

トキワツユクサ(常磐露草)はツユクサ科ムラサキツユクサ属の多年草。別名、野博多唐草(のはかたからくさ)。

南アメリカ原産。日本には昭和初期に観賞用として持ち込まれ、帰化植物として野生化しており、外来生物法により要注意外来生物に指定されている。北アメリカ、ヨーロッパ、オーストラリアにも定着している。・・・ウィキより

花言葉は尊敬 だそうです。





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高い日本の学費+シンビジウムとユキノシタ

2014/05/12(月)

日本の国の学費が高いですねえ。
高校・大学の修学費は、なんと、1000万円超、世界一だそうです…これでは貧乏人の子は学校行けませんよねえ。

この国の憲法が古いから改憲…なんてのたまってる連中がいますが、その前に『健康で文化的な生活の保障』や『教育の機会均等』をうたう、この国の憲法をまず実現してから、のたまってほしいものです。

憲法の様々な義務は果たさないまま、なんだかんだと理由をつけて改憲したがる連中の、頭の中は、自分さへ良ければ他人なんかどうでもいい…まさに自己中…そのものであります。

仕送り額から家賃を引いた、学生の1日の生活費は、937円と過去最低となりました。ピークだった1990年の2460円の4割以下です。
アルバイトで汲々する生活…こんな状態では、まともな学習はできませんよねえ。

それもこれも、正規社員を首切り、賃下げ、労働強化を進める、労働者の使い捨てを進める、政府・自民党と、これに協力する野党の責任です。

これ以上、弱肉強食の政治と経済、新自由主義が進行すればどうなるか?
貨客船事故を起こしたお隣の国を見ればお分かりでしょう。あれこそまさにこの国でも進行している新自由主義の政治と経済の行きつくところであります。

みなさん、そろそろお目目を覚ましましょう。
そして、選挙に行って、もう少しまともな議員を選ぼうではありませんか。


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まあ、片や我が家の庭では、籠に埋け、木の枝に吊り下げた、シンビジウムが、今花盛りです。

シンビジウムはラン科の植物。シンビデュームとも表記される。日本語では単に「シンビジウム」というときは、東南アジアに自生しているものを品種改良した洋ランに限定されるが、原義ではシュンラン属に分類される種の総称である。・・・ウィキ


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そして、こちら…奴さんみたいな形の可愛い花はユキノシタの花です。

民間療法の薬として重用されるユキノシタですが、我が家では元々、天ぷらにするため、いわば食用として植えたものですが、この植物、可愛い姿にも関わらず…まさに生命力旺盛で、どんどん周りを侵食し、自分のテリトリーを広げまくっています。

この生命力、某政党にも見習ってほしいくらいですなあ。(笑)




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ホトトギスの初鳴+グンナイフウロとユウゲショウ

2014/05/10(土)

8日の衆院憲法審査会で、改憲手続き法(国民投票法)改定案の採決が強行されました。
国の最高法規である憲法の改定にかかわる重要法案を、衆院でわずか4日間、17時間の審議しか行わず問答無用と、数の力で押し通す…そのやり方はいかがなものでしょうか。
日一日と、安倍政権…危険領域へと踏み込んでいきますねえ。
もうそろそろ、この政権を打倒しないと、国民の方が三途の川を渡る羽目になりかねない状態になりつつあるようです。


それはそうと、先日7日、待ちに待ったホトトギスの初鳴きが聞こえました。
キョッキョ、キョキョキョ・・・『その声で  トカゲ食らうか  ほととぎす』…と正岡子規も詠ったホトトギス…懐かしい声です。(笑)
念のため、昨年の初鳴きはいつだったのか調べてみたら、23日でした。
遅い、遅い…と思っていたのだが、去年よりも2週間も早かったんですねえ。


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タカネグンナイフウロ
(高嶺郡内風露)はフウロソウ科フウロソウ属の多年草。高山植物の一。本州中部の亜高山帯から高山帯にかけて分布し、明るい草地に生育する。
花言葉は  『可憐』…その割には結構目立つ花です。

夏の花ですが、我が家の庭では、もう開いています。

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ユウゲショウ(夕化粧)は、アカバナ科マツヨイグサ属の多年草。オシロイバナの通称と紛らわしいのでアカバナユウゲショウ(赤花夕化粧)と呼ぶこともある。

花言葉は  『臆病』だそうだが、実際のこの花は、昼間でも咲いているし、ほっとくと、どんどん繁殖するし、結構したたかな花でありますよ。(笑)

先日紹介したマツヨイグサの仲間である。




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淡竹(はちく)のタケノコ登場で山菜採りも終盤

2014/05/08(木)

孫ちんが帰って、もう3日が過ぎました。
まだ脱力感が後遺症として残っていますが、そろそろ気持ちの切り替えがつきそうです。(笑)

また日常の山菜採りが始まりました。
しかし、GWの終わりと共に、イタドリ、ワラビ、孟宗竹のタケノコ等は終わりを迎えます。


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上の写真は孟宗竹のタケノコです。
大体、2月末ごろからGWまでがタケノコの採れるシーズンになります。
このタケノコが今季最後の収穫になりそうです。

ちなみに今の時期には、タケノコは掘りません。地表に50㎝ほど顔を出してるやつを蹴倒して回収します。名付けて『蹴倒しタケノコ』と言います。(笑)
まあ、味は掘りだしたタケノコと余り変わりません。十分おいしく頂けます。


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GWが終わると顔を出すのが、このタケノコ…淡竹(はちく)…のタケノコです。
こちらは最初から、にょきにょきと顔を出した奴を蹴倒していきます。

孟宗竹に比べると大根と人参くらいの差がありますが、味は淡竹の方がいい…という方が多いようです。孟宗竹と比べて味と食感に細やかさがあります。

この淡竹は今月いっぱいがシーズンです。
これが終わると、私の今年の山菜採りは秋の自然薯掘りまでお休みとなります。

まあ~、その前に一度は、毎年恒例の『イタドリ採りの旅』へと出かけなくてはなりませんが。(笑)
平地では終わりを迎えたイタドリも山間地に入ると、まだまだ今月いっぱいは採ることができます。
それに、高知では皆さん、イタドリを採りまくるので、平地での収穫はどうしても限定されてしまいます。

その点、他県の山間地では、まだ手付かずのイタドリの聖地がいくつか存在します。
その聖地巡りが、私の山菜採り終了の恒例の行事となっています。

近いうちに『聖地巡り』…出発したいと思います。



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ダイコンソウとマツヨイグサ

2014/05/06(火)

バタバタと大忙しだった我が家のGWが終わってしまいました。
大忙しの犯人…可愛い孫ちんは、疲れとたくさんの楽しい思い出を残して、昨日の夜、大阪へと帰って行きました。

しかし、なんですねえ。世の中の人はうまいこと言いますなあ。
『孫は来てよし!  帰ってよし!』・・・なんてね。(笑)

いや~  昨日の朝まで、『お爺ちゃん!』の孫の声で眼ざめた、あの幸せの気分は、今日からもう味わえません。

                       孫去りて    この静けさを   なんとせむ               simanto114



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ダイコンソウ 


ダイコンソウ属
は、バラ科バラ亜科に属す植物の属で、温帯と冷帯を中心とした世界の広い範囲に分布しており、約50種が知られている。日本にも山野などにダイコンソウなどが自生している。すべて耐寒性の多年草で、ロゼット(根生葉)が大根に似ているためにこの名があるが、アブラナ科のダイコンとは科も違い、また、太い根もない。

ダイコンソウは、中国と日本で貧血やむくみに使う薬草として知られ、また生の葉は打ち身の時の外用薬として使われた。中国名は水楊梅(すいようばい)だが、楊梅(ヤマモモ)とも全く関係がない。・・・ウィキより

色々と種類はあるようだが、私は、この赤いダイコンソウが大好きです。
今庭の花壇で5輪ほど花が開いています。

花言葉は  《前途洋々》  そのほかに《将来有望、満ちた希望》
いや~  意外と幸せを呼ぶ花なんですねえ。(笑)



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                                                         マツヨイグサ


マツヨイグサ(待宵草)は、アカバナ科マツヨイグサ属の一年生または多年生草本植物。

マツヨイグサ属には黄色以外の白、紫、ピンク、赤といった花を咲かせる種もある。標準和名では、黄花を咲かせる系統は「マツヨイグサ」(待宵草)、白花を咲かせる系統は「ツキミソウ」(月見草)と呼び、赤花を咲かせる系統は「ユウゲショウ」(夕化粧)などと呼んで区別しているが、一般にはあまり浸透しておらず、黄花系統種もよくツキミソウと呼ばれる。しかし黄花以外の系統がマツヨイグサの名で呼ばれることはまずない。・・・ウィキより

『富士には月見草がよく似合う』・・・太宰治の「富嶽百景」にある一節であるが、上の説明を読んだ後では、また、感想が変わってくるだろうと思いますねえ。

一方こんな歌もあります。
『待てど暮らせど来ぬ人を 宵待草のやるせなさ 今宵は月も出ぬさうな』・・・これは竹久夢二の詩歌の一節だが、私は、竹久夢二がマツヨイグサを間違えて、宵待ち草と表現したのかな? と思っていたのだが、ある解説によると、原詩には『マツヨイグサ』とあり、ある時期から夢二自身が音感の美しさにこだわってこう替えたとされるそうです。

まあ、いずれにしても、この時期毎朝、近くの原っぱで美しい花を開かせています。
花言葉は  「ほのかな恋,移り気」  だそうです。




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やってきた孫ちん+山シャクヤクが咲きました

2014/05/04(日)

GW真っ最中…我が家にも昨日の朝早く、午前3時に大阪の孫ちんがやってきた。
車の中で眠っていたらしく、私が抱きあげても、半分夢の中。ぼう~ッとしていました。

娘夫婦は、しばらくして一眠りに入り、私たちも眠りましたが、早速夜明けとともに孫ちんが起こしにやってきました。孫ちんは約束をしっかりと覚えていたようで、爺ちゃんの家でサクランボを採るのが楽しみで、毎日日数かぞえていたようです。

朝一番のサクランボ狩りに、孫ちんは歓声をあげて突進!
小さな籠に入れる前に、次々と口に入れていきます。種をどうするのか? 心配していましたが、どうやら杞憂に終わりました。上手に種を吐き出していました。(笑)


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とにかく最初の日は、朝、昼、晩とサクランボを収穫しては、『美味しいね! 美味しいね!』と連発…パクパクと口の休まる間もないくらい、夢中でサクランボを食べていました。

その様子を眺めながら、ジイジとバアバは大満足でした。

ところが2日目に入ると、さすがに飽いてきたのか、少し食べては、『もういい』と、あまり食べなくなってしまいました。こりゃ~、最初に余り沢山食べさせ過ぎたか…と反省しきりです。(笑)

今、孫ちんは近くのトンボ公園に、トンボと菖蒲の花を見に出かけています。
私は、孫ちんのいない間に、ブログの更新と昼寝に勤しむことにいたしました。

いや~、孫というものは、来れば本当に嬉しいものだが、その代わり大変!
1日相手をしてると、もう体力が続きません。


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そうしたGWのちょっと前に、待望の山シャクヤクの花が咲きました。

この花、5年ほど前に友人からもらった種から芽を出したものですが、毎年芽は出すものの、なかなか花芽がつきませんでした。
それが、今年初めて花芽がつき、現在2輪、優美なその姿を見せています。

ヤマシャクヤク(山芍薬)は、ボタン科ボタン属の多年草。
この花はピンク色なので、紅花山芍薬という名前であるらしい。

花言葉は 「恥じらい」「はにかみ」  だが、「威厳」「荘厳」  というのもあるらしい。





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バラの花

2014/05/02(金)

昨日は朝から、結構1日が忙しかった。
朝一番…連れ合いさんはまだ夢の中…竹やぶに入り地表に50㎝以上も顔を出しているタケノコ君を、長靴をはいた足で、8本ほど片っぱしから蹴倒して回収してきました。

それから朝ご飯。食後は今日も真っ赤に熟れたサクランボ君をボウル一杯ほども摘んできました。
採っても採っても、サクランボ君は、まだなっています。
孫ちんがやってくるまで、なんとか一部はもちそうです。

熟れたサクランボ君は、私や連れ合いさんややってきた知人に勧めたりと、少しづつ減ってはいきますが、まあ残った分をチルドに入れて保存しています。

昼前には友人がやってきたので、早速庭の椿の下でコーヒータイム。
その後、昼食代わりのラーメンを食べて、昼からは市内で卓球教室に参加。
最近は気温もそれなりに上がってますので、もうねえ、汗びっしょり。未だ、全盛時の、若かりし頃のレベルには、とてもではないが到達できません。

それでも、反復は力ですねえ。かなりの所までは復活してきました。
卓球は老齢期に入った私たちには、ちょうどいい感じのスポーツかな…と、そう思います。



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さて、我が家では今、次から次と新しい花たちが、顔を見せ、まさに百花繚乱の様子を見せています。昨日は山シャクヤクが、5年ぶりに花を咲かせました。また後日紹介します。


こちら、赤いバラは、知人から貰ってきたバラ。今はかなり茂ってきて、直径10センチ以上の大輪のバラが10個ほども開花しています。
この一角は、特に絢爛たる様相を呈しています。(笑)
やはり、バラは目立ちますねえ。


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ピンクのバラは、昨年、私の郷里、天草の実家から持ってきたバラです。
写真のバラは、少し開きすぎていますが、今年もまた長いこと、私たちの目を楽しませてくれるでしょう。優しい感じの色が大好きな花です。



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オオヤマレンゲとヤマボウシ

2014/05/ 01

いよいよ今日から5月ですねえ。
ついこの間、新年のあいさつを済ませたはずだったのに、もう5月ですか。

まあ、我が家では5月の連休に、可愛い孫ちんがやってくるので、それはそれで楽しみなんだが、何だかねえ、月日の速さ…複雑な心境です。

そりはそうと、昨日のニュースに、こんな記事がありました。

マーシャル諸島の核保有国提訴      国連本部で支援会合

米国が核実験を行ってきた南太平洋マーシャル諸島の政府が核保有国9カ国を相手取って起こした裁判への支援を呼び掛ける会合が28日、ニューヨークの国連本部で開かれました。マーシャル諸島のデブルム外相も出席し、参加者に訴訟の背景や意義を訴えました。・・・中略

 デブルム外相は「核実験の被害に苦しんできたマーシャル諸島の国民ができるのは、核兵器をすべてなくさない限り平和は実現しないということを世界に理解させることだ」と強調。訴訟は世界の平和、公正、繁栄にとって重要だと力を込めました。









マーシャル諸島の政府、偉いですねえ!
それと比べ、世界で初めて2連続で原爆を落とされ、その数年後には、ビキニ環礁での被曝にさらされるなど、何度も、この悪魔の兵器の無惨さを経験してきたこの国の政府は、『核の傘必要』なんて、言ってます。なんとも情けない話です。

その上、3年前には、原子炉を爆発させながら、住民の住めない町、帰れない町を放置しながら、原発は安全です・・・なんて、今更ながらのたまう政府・・・マーシャル諸島の政府との違いはなんなんでしょうねえ。


例によって話は一転。
我が家の花の話です。


 
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オオヤマレンゲ(大山蓮華)はモクレン科モクレン属の落葉広葉樹の低木。

5年ほど前に、下の写真のヤマボウシと共に、九州で買ってきたものですが、毎年きれいな花を咲かせています。
花はタイサンボクなどとよく似ていますが、それよりもうんと小さくて可愛い花です。
山野草愛好家垂涎の木でもあります。(笑)

ただ植えてから5年ほど経ちますが、全然大きくなりません。それが少し気になるところです。


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そしてこちらは、上のオオヤマレンゲと一緒に買ってきたヤマボウシです。
ヤマボウシは(山法師、山帽子)はミズキ科ミズキ属ヤマボウシ亜属の落葉高木。

こちらは、毎年ぐんぐんと目に見えて大きくなっています。当初はオオヤマレンゲの半分ほどしかなかったのに、今ではもう、その倍ほど(2m以上)になりました。

この3年ほど、木の成長に栄養分を取られて、全く花が咲かなかったのですが、今年久しぶりに写真のような花芽がいくつか見られました。
来年あたりから、ちゃんと白い花が見られるものと思われます。




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プロフィール

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Author:simanto114
残された人生、命ある限り、ある程度世の中のお役にも立ちつつ、海・山・川に戯れながら生きたい…と結構欲張り爺さんのぼやき日誌です。

よろしくお付き合いください!

のんびりとお付き合いを
「あしたまにあーな」…「明日できることは今日はやらない」がわが人生訓です

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