いや~早いねえ…時節の過ぎるのは…
もう10月だねえ。改めて言うことも無いか。(笑)
いや~ しかし、深いねえ…政治の闇も…(怒)
原発をめぐる不透明な金品の流れが明らかになりました。
多額の金品の受け取りを認めた関西電力。
しかし事態は、単なる金品汚職だけではありませんでした。
おどろおどろしい原発と政治、闇の世界へようこそ。
原発マネーが還流か 判明している資金の流れは
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190927/k10012102501000.html
2019年9月27日 19時59分 NHK

余り政治的な報道をしないNHKも報道せざるを得なかったようです。(苦笑)
…関係者によりますと金沢国税局が去年、高浜原発の関連工事などを請け負う高浜町の建設会社を税務調査したところ、高浜町の森山栄治元助役がこの会社から工事受注などの手数料としておよそ3億円を受け取っていたことが分かったということです。
そして国税局がさらに調査を進めたところ関西電力の八木誠会長などの経営幹部ら6人が森山元助役からおととしまでの7年間にあわせて1億8000万円を受け取っていたことが分かったということで、このうち4人は税務調査が始まったあと、修正申告したということです。
森山元助役も建設会社から受け取ったおよそ3億円を税務申告しておらず調査のあと国税局に修正申告したということです。
関西電力や関係者によりますと国税局から指摘を受けて関西電力が調査したところ森山元助役から金品を受け取っていたのは、国税局の調査で判明した八木会長ら6人を含む経営幹部や社員、あわせて20人に上り、物品や金銭、あわせて3億2000万円相当を受け取っていたことが分かったということです。
関西電力から原発の立地地域に流れた多額の原発マネーが経営幹部らに還流した形になっています。
*** 関電幹部の謝罪だけで終わらせるのか…と思ったら、「」経団連の中西宏明会長(日立製作所会長)が「八木さんも岩根さんもお友達。うっかり変な悪口も言えない」などと答え、世間の怒りが噴き出したようだ。
政治のアベと言い、経済の中西と言い、どうしてこうバカばっかりなんだろうか…ホントにこの国の未来は大丈夫なのか?
心配した通り、案の定、この国の闇は底なしだった。
関西電力幹部に渡った裏金は3億2千万円どころじゃない! 関電の隠蔽工作と高浜原発をめぐるさらなる闇
https://lite-ra.com/2019/09/post-5002.html (筆者により、適当に省略しています。)
2019.09.30 関西電力幹部に渡った裏金はもっとある!高浜原発をめぐる闇 リテラ
原発利権をめぐる深い闇の一端がとうとうあらわになった。関西電力の八木誠会長ら幹部20人が、高浜原発のある福井県高浜町の森山栄治・元助役(今年3月死去)から過去7年(2011~17年)にわたり総額3億2千万円相当の金品を受け取っていたことが金沢国税局の税務調査で判明したのだ。
■3億2千万円は関電の利用者から徴収した電気料金を原資とする原発発注工事費。その一部が発注者である関電幹部の元に回り回って還流したのだから、これはれっきとした背任行為
■原発利権の取りまとめ役で、“影の町長”といわれていた森山氏の存在は以前から有名だった
森山氏が90歳で亡くなった3月、マスコミに森山氏から幹部への裏金提供をめぐるたれ込
みが相次いであったがマスコミ動けず
■金沢国税局が昨年のうちから存命中の森山氏を追及、裏金を受け取った関電幹部たちに修正申告をさせていた…国税局から共同通信が情報を得て、『税務調査で判明』という形で先行報道
金沢国税局は昨年1月、原発関連工事を請け負う高浜町の建設会社「吉田開発」の調査を行い、工事受注に絡む手数料として森山氏へ約3億円がわたったことをつかんだ。さらに森山氏を調べ、関電幹部に金品が流れた事実を突き止めたという。
■国税局の動きを受けて、関西電力の役員らが慌てて修正申告。記者発表も社内調査もせずに、この修正申告だけで幕引きをさせようとしていた
「関電は国税幹部に働きかけて、この事実を公表しないように要請していたという話もある。しかし、関電の反省のない姿勢に国税局の現場が怒って、マスコミに情報を流したということのようです」
しかも、関電はこの期に及んでなお、事実を明らかにしていない。
関電が社内調査に基づいて明らかにした「20人で計3億2千万円」は2011年以降に限定して発表したものだったことが分かったのだ。
八木会長は「2006~10年に受領した」と報道機関に証言している。そもそも金品を提供した森山氏は助役を1987年に辞めており、亡くなるまでに30年以上の期間がある。明らかになっていない金品提供があり、実際は受領者数と受領総額がもっと大きいのは確実だろう。一説にはその数倍に及ぶのではないかという見方もある。
■高浜原発の元警備会社が「反原発町長への襲撃指令」を受けたと告発
しかも、関西電力高浜原発と高浜町の間には、さらなる深い闇がある。10年ちょっと前、関西電力が原発反対派の高浜町長の「襲撃」、さらには「暗殺」を下請け業者に命じていたという告発をされたことがあるのだ。この告発が書かれているのは『関西電力「反原発町長」暗殺指令』(斉藤真/宝島社)なる本。証言しているのは、1999年から2007年頃までの間、福井県の高浜原発の警備を請け負い、その暗殺指令を受けたという警備会社の社長と従業員だ。
当時、関西電力内の高浜原発ではプルサーマル導入を進めていたが、これに高浜町の今井理一町長(当時)が強硬に反対。プルサーマル計画は頓挫し、そのまま数年にわたって導入が見送られ続けた。すると、ある時期、関西電力若狭支社(現・原子力事業本部に統合)の副支社長で、高浜原発を牛耳っていたKという幹部が、この警備会社の従業員のほうに町長の襲撃を依頼してきたのだと言う。しかも、具体的な殺害方法まで提案した上で、「はよ、殺さんかい」とくどいくらいに催促してきたという。
だが、結局、彼らは襲撃や殺人を実行に移すことができず、彼らの会社は関西電力から警備の仕事を打ち切られてしまう。そこで、2年後、2人は「週刊現代」(講談社、2008年3月29日号/4月5日号)にこの経緯を告白するのだが、しかし、摘発されたのはK副支社長でなく、告発した彼らのほうだった。立替金の返還をK副支社長に要求したことが恐喝にあたるとして、大阪府警に逮捕されてしまったのである。
にわかには信じがたい話かもしれないが、同書によると、告発した警備会社社長らはこの事実を認めた関西電力幹部との会話をおさめた録音テープなど複数の客観的証拠を提示しており、ターゲットになっていた今井町長も自分の暗殺計画があったことを認めている。また、当のK副支社長自身もこの警備会社社長らの裁判で、「高浜町長を襲うという話を冗談で一回話したことがある」と証言していた。
■関西電力のさらに深い闇が
もっとも、高浜原発をめぐる闇や関西電力の不正がいくらとんでもないものだったとしても、これ以上の解明は進まず、関西電力の新たな公表だけで収束してしまうのではないか。理由の一つは、検察が捜査に動く可能性が低いことだ。福島原発事故をめぐって東京電力幹部を不起訴(その後、検察審査会で強制起訴)にしたことからもわかるように、検察は電力業界と天下りなどで癒着しており、電力会社に触りたがらない。今回も、すでに検察は予防線を張るようにマスコミに「背任での立証は難しい」などの見方をリークしている。
電力会社、原発でこんなとんでもない不正が平気で行われてきたのも、検察やマスコミと電力会社の間に共犯者的な関係性があったからだ。この国は根っこから腐っているのである。
さらに続く原発闇資金の驚くべき実態・・・
カラ工事の疑惑も 「しんぶん赤旗」日刊紙 2011年9月2日付にこんな記事が出ていた。
8月17日。ある訴訟に対する判決が福井地方裁判所でありました。訴訟は、県の事業に不正工事が含まれていたとして、福井県の西川一誠知事を相手どり、本人、元知事、工事関係者らに損害賠償を支払わせるよう求めたものです。
「本件訴えをいずれも却下する」。わずか20秒間の判決の言い渡しでした。原告の松本浩氏(72)=元教員、小浜市=は、静かに受け止めていました。
訴えの対象は、同県高浜町内の脇坂公園を造成するため県が行った「ふれあいの浜辺事業」。脇坂公園から北に2計の地点には関西電力の高浜原子力発電所があります。同原発は1974年から稼働しています。
「ふれあいの浜辺事業」の総事業費は45億円です。財源は県の一般会計でまかなわれましたが、国から原発立地自治体へ給付される電源3法交付金が含まれています。
訴え門前払い
同事業の残土は、高浜町の安土地区で公有水面の埋め立てに使われました。埋め立て工事は、同町の事業で、費用は約36億円。借入金の返済には、電源3法交付金と、県から交付される核燃料税をあてにしています。
福井地裁の却下理由は、松本氏らの訴えが、監査に必要な期間を過ぎて行われたものであるというものでした。訴えの内容には踏み込まない、いわゆる「門前払い」の判決です。
「国から県に支出される60億円の核燃料サイクル交付金をあてにしたものではないのか。45億円の『ふれあいの浜辺事業』のうち、私が調べたところ実態のないカラ工事が18カ所にわたり、その金額は推計16億円にものぼる。そのうちの十数億円が県の裏金になったのではないか」。松本氏らは、控訴することを決めました。
高浜町での不透明なカネの流れは、今に始まったことではありません。
覚書公開せず
78年のことです。高浜原発3、4号機の増設を計画していた関電は、町や漁業協同組合に建設協力金を出しました。金額は9億円。当時、町当局は町内の漁協へ3億円を超える金額を支出したと説明しました。しかし、町側は関電と交わした覚書の提示などの書類を公開しませんでした。
ところが、問題になったのは9億円だけではありませんでした。
「当時、助役をしていた森山栄治氏が落とした手帳には、関電から受け取った金額は9億円ではなく24億円と書いてあった」
町議会関係者は原発マネーをめぐる闇の存在を語りました。
「一億ずつ頂いた」 「しんぶん赤旗」日刊紙 2011年9月3日付
原子力発電所が集中立地する福井県は、合計15基もの原子炉を抱えています。国から支給される電源3法交付金は年間約100億円(2009年度)に及びます。
ある日の県議会の後、日本共産党の佐藤正雄県議は自民党県議から、こう話しかけられました。
「私らには原発技術のことは分からない。どうやって、原発行政を判断するのかといえば、それは地域振興だ。地域振興がOKなら、原発もOKなんだよ」
実際、原発マネーは地域振興に役立ったでしょうか。
日本原子力発電(原電)の敦賀原発や日本原子力研究開発機構の高速増殖炉「もんじゅ」が立地する敦賀市の場合、電源3法交付金は1974年度~2010年度の累計で462億7000万円に上ります。
製造業は廃れ
敦賀市の山本貴美子(きよこ)日本共産党市議はいいます。「市は、交付金依存のハコモノ行政を続けてきました。一方で、地場産業の育成に力を入れず、ものづくりは廃れてきました」。79年から09年にかけて、市の製造業は、事業所数が半減したのです。
原発マネーに依存する人たちの考え方も、荒廃していきました。
麻痺する感覚
福井県に隣接する石川県の志賀町(しかまち)で88年12月、志賀原発1号機の建設が始まりました。その5年前の83年1月26日、同町で、当時の敦賀市長、高木孝一氏が原発の「先輩」として演説しました。
「原子力発電所は、一瞬を争う事故というのはないそうです。そのかわり、100年たってカタワ(障害者を侮辱した言葉)が生まれてくるやら、50年後に産んだ子どもが全部カタワになるやら、それは分かりませんよ。分かりませんけど、今の段階ではおやりになった方がよい、いつまでも心配する時代ではない」
原発マネーは、その推進者たちの人権感覚だけでなく、金銭感覚も麻痺させます。
高木氏は、この演説でこういうことも語っていました。
同市の気比(けひ)神社の修復費用を捻出するため、次の日に、北陸電力へ行って「1億円だけ寄付してくれ」と求めると明かしました。その上で、次のように述べました。
「この間、東京で動燃(現・日本原子力研究開発機構)、原電の二つをまわりまして1億ずつ、そりゃもう『分かりました』ということで、いただいて帰ったんです。こうして寄付してもらうわけなんです」
******** 凄いねえ、赤旗…こんなスクープしていたんだ。
このスクープをマスコミは一切取り上げず、やっと8年後の今になって、報道し始めたんだなあ~
やっぱりね アベと原発 闇ふかし…だね。どちらも早くやめさせようよ。
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台風17号が接近中。しばらく良い天気が続いていたのに、又雨模様となってきた。
家の窓を開けると、涼しい風が通り抜けていく。同時に岩にぶち当たる激しい波の音が、私の鼓膜をゆする。あ~ やっと秋が来たなあ…そんなこと実感できるこの頃です。
しかし、千葉県の台風被害は凄いねえ。
上空から見ると家々の屋根が、軒並みブルーシートが張られ、被害の大きさを改めて実感しています。
こんな大被害なのに、県知事の対応はのんびり、政府の動きもぬるく、内閣改造ごっこではしゃぎまわり、ひどい奴は宴会でクダ巻く始末。
国を守る…なんて抜け目なく宣伝しまくりの自衛隊も出動せず、被害者たちは泣きながら自助努力で、この災害に立ち向かっています。
何のための自治体か?何のための自衛隊か?何のための政府なんだか?
そんな憤りの私の感情を、更に逆なでしたのが、東電経営陣に無罪の判決だ。
そんなバカな判決、どうして出たんだ。この怒り、一体誰に、どこにぶつけりゃいいのだろうか?
東電旧経営陣3被告に無罪判決 福島第1原発事故で東京地裁
毎日新聞2019年9月19日
東京電力福島第1原発事故を巡り、業務上過失致死傷罪で強制起訴された東電旧経営陣の勝俣恒久元会長(79)、武黒一郎元副社長(73)、武藤栄元副社長(69)の3被告に対し、東京地裁(永渕健一裁判長)は19日、いずれも無罪(求刑・禁錮5年)の判決を言い渡した。

シャーシャーと無罪を主張する極悪3人組。
災害以前から言われていた原発の危険性…しかし、政府も原発村と呼ばれる専門家たちも、そして当事者の東電幹部たちも、口をそろえて「原発は安全です」と何の根拠も無く言い続けてきた。
しかし、やっぱり事故は起きた。2011年3月11日の大震災後、福島原発の原子炉が相次いで水蒸気爆発を起こした。その時の映像…皆さんもよく覚えておられるでしょう。
その後の地域の人たちの被爆はすさまじく、ついに住み慣れた故郷を捨てて、他へ避難する人多数。8年たった今も故郷へ帰れないまま、避難生活を送っている人たちも、まだ多い。
この事故が原因で、あるいは関連して死亡した人たちも大勢いる。
これだけの災害を引き起こして、人を傷つけ、殺しておいて、誰も責任を取らない…なんて、そんなこと、政府も司法も、そして主権者たる国民も、それを黙って許すなんてこと、あっていいわけないだろう。
政府、原発村と呼ばれる専門家たち、東電幹部…諸悪の根源であるこの悪党どもの、たった1人も責任を取らない、責任を取らせられない…なんて、余りにも、この国は情けないだろう。
韓国の政治がどうのとか…この連中に、そしてこの連中を罪に問えない国民に言ってほしくないねえ。。。
共産党の志位君がツイッターで怒っていた。
✔ · 2019年9月19日
「東電旧経営陣3被告に無罪の判決」
許しがたい判決だ。政府が公表した地震予測「長期評価」をもとに「15・7mの津波襲来」の危険を知っていたにもかかわらず、対策を先送りし、大事故を引き起こし、おびただしい犠牲者を出した。これが無罪なら日本は無法・暗黒国家だ。
https://mainichi.jp/articles/20190919/k00/00m/040/102000c …
更にもう一つ、 私の神経を逆なでする出来事があった。
《何でもあり?》「福島原発裁判の判決日、安倍首相は官邸に最高裁長官を呼びつける」
http://www.asyura2.com/19/senkyo265/msg/651.html
首相動静(9月19日)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019091900314&g=pol
2019年09月19日22時06分 時事通信
午前8時現在、公邸。朝の来客なし。
午前8時51分、公邸発。同52分、官邸着。
午前9時35分から同50分まで、大谷直人最高裁長官。
この「腐れ玉ねぎゴロゴロ内閣」にして、このバカ総理あり

よりによって、裁判当日に、堂々と会談とはねえ。馬鹿に付ける薬はないねえ。
総理に忖度した判決を下した…と言われても仕方がないよね。
おバカな国民の皆様も、もういい加減、アベちんに見切りをつけないと、一緒に地獄へ引きづりこまれるよ~。
ついでに、これまでの経過を少しだけ振り返ってみよう。



▲ あの時、吉井議員の提案を、拒否せず素直に受け入れていたら、事態はまた変わっていたかもしれないのにねえ~。


▲ 傲慢な悪魔=アベ晋三
その国会答弁が、なんと国会の議事録から削除されていた…と言うのだ。
専制・独裁・その阿保さ…ここに極まれり…あ~あ~
全電源喪失の前に、配管の破裂で圧力低下、冷却水注入できず…との消された記録が数年後に出てきたという。改竄、削除、捏造…アベ政権の特質はこの辺でも表れてたんだねえ。
まあ、どっちにしても、その直後に全電源喪失が起きたわけで、二重の意味で原発爆発事故は防げなかったわけだ。
政府、原発村と呼ばれる専門家たち、東電幹部…諸悪の根源であるこの悪党ども…せめて誰か責任とってもらいたいものだ。なんなら、全員牢獄につないでもいいけどねえ。
いずれにしても、これだけの事件を起こして、誰も裁けない…というのなら、原発そのものが罪であり、有罪なのである。
誰も責任を取らない、取れない「危険極まりない原発」は、絶対に稼働させてはいけない。
絶対に作ってはならない。
皮肉にも、今回の判決で、そのことが明確になった。
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先日は、全国的な大寒波襲来で、南国四万十でも、少しだけですが雪が積もりました。
今は寒波が去り、今度は春が来たか?と思うほど暖かい日が続いています。
全くねえ、アベシンゾウではあるまいに、お天気まで紛らわしい今日ではあります。(笑)
急に暖かくなったからと言って、突然、春の草花が顔を出したりはしません。
しませんが、メジロやノビタキ、山雀やシロハラなんぞ、庭で楽しく遊んでいます。
可愛い小鳥たちが枝から枝へ、楽しそうに遊びだすと、必ずやってくるのが、写真のイソヒヨドリです。見た目も鋭いが、こいつが意地悪で、すぐに小鳥たちを追い払い、我が家の庭を自分の縄張りにしてしまうのです。
この日は、白と黒の小さなキツツキも遊んでいましたが、このヒヨドリに追われて写真が撮れませんでした。
それはそうと、原自連なるものが結成されましたねえ。
どうやら子分だったアベシンゾウが言うことを聞かないので、業を煮やした親分・小泉純一郎が直接行動に出てきたようですが、これがかなりの本気モードで、ついに国会へ「全ての原子力発電の廃止及び自然エネルギーへの全面転換の促進に関する基本法案」とやらを提出するそうです。
******************************************** 以下は、『赤旗新聞』の抜粋です。
小泉純一郎、細川護熙両元首相が顧問を務める「原発ゼロ・自然エネルギー推進連盟」(原自連、会長=吉原毅・城南信用金庫顧問)は15日、原自連が発表した「全ての原子力発電の廃止及び自然エネルギーへの全面転換の促進に関する基本法案」(骨子案)をめぐって、国会内で日本共産党国会議員団と懇談しました。日本共産党の小池晃書記局長、笠井亮政策委員長らが応対し、原自連の吉原会長、河合弘之幹事長(弁護士)らと基本法案の成立に向けて意見を交換しました。(中略)
吉原氏は「原発は即時止めるべきだ。われわれの案に賛成してもらえるなら、この案が非現実的だという意見を国会の場で論破してもらいたい」と発言。河合氏は「共産党の公約を確認したら、(われわれと)共産党の案が完全に一致した」と述べつつ、法案の成立に向けて与野党に幅広く協力を求める考えを示しました。(以下略)
原発ゼロ・自然エネ基本法案の主要事項
原発ゼロ・自然エネルギー基本法案の主要事項は以下の通り。
基本方針
一 運転されている原子力発電所は直ちに停止する。
二 運転を停止している原子力発電所は、今後一切稼働させない。
三 運転を停止した原子力発電所の具体的な廃炉計画を策定する。
四 原子力発電所の新増設は認めない。
五 使用済み核燃料の中間貯蔵及び最終処分に関し、確実かつ安全な抜本的計画を国の責任において策定し、官民あげて実施する。
六 核燃料サイクル事業から撤退し、再処理工場等の施設は廃止する。
******************************************以上自然エネルギーの電力比率目標は、平成42年(2030年)までに50%以上、平成62年(2050年)までに100%とする・・・ということで、私としては、もう少し早くしてほしいな! とは思いますが、内容的には全面的に賛成です。
政局の一方で進められている、アベ政権による歴史の偽造や右翼化、米軍の言いなりに沖縄の基地化を進め、他国との戦争に突き進む憲法破壊と軍国化は、これを阻止するために命を懸ける価値のある。真正面の戦いとなりますが、もう一つの重要な戦いが原電廃止の戦いです。
もし万一、アベ政治の進める他国との戦争が不意打ち的に、事実として勃発して、その時、日本の原電が襲撃されたら、もう日本は悲惨な状況となるのは明らかです。
ジョンウンは言うでしょう。…日本殺すに原爆は要らぬ。原発襲撃すりゃ終わる…なんてね。
この先どう転んでも、はっきりしていることは、戦争になって一番被害を受けて、犠牲をこうむるのは弱者の一般国民だということです。
先の戦争でも、戦争を推進してぼろもうけした天皇と皇族、財閥関係者は一人の戦死者も出していないのです。
大逆罪で国家により虐殺された中村の偉人・幸徳秋水と共に処刑された森近運平の関係者が、こんな言葉を残しています。
…国家はいつの時代も、民衆の統合と支配の為に、簡単に嘘を眞(まこと)のように作り変え、それによって社会意識を変容させる。マスメディアがそれを増幅する。この構造は100年前も現在も変わらない・・・と。 みなさん、今こそ、アベ政治を辞めさせ、《憲法9条》の旗を高く掲げて、日本の平和、世界の平和のために、一人一人が声を上げていきましょう。
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何だかねえ、いきなり寒波襲来! ブルブルの毎日が続いています。私としては、最近では、どちらかというと、これくらい冷え込んでくれた方がありがたいのです。
今日も卓球に行ってきましたが、今年初めて、長そでシャツで練習をしました。
いつもは、半そでのTシャツ1枚で、それでも汗まみれになる有様なのです。
さてそんな中で、衝撃的な、どちらかというと、とてもうれしいニュースが飛び込んできました。
https://mainichi.jp/articles/20171213/k00/00e/040/311000c
四国電力伊方原発3号機(愛媛県伊方町)の運転差し止めを広島、愛媛両県の住民が求めた仮処分申請の即時抗告審で、広島高裁(野々上友之裁判長)は13日、申し立てを却下した今年3月の広島地裁の判断を取り消し、四電に運転差し止めを命じる決定を出した。野々上裁判長は「阿蘇山(熊本県)の噴火で火砕流が原発敷地に到達する可能性が十分小さいと評価できない」などとし、火山災害による重大事故のリスクを指摘した。高裁レベルの差し止め判断は初めて。差し止め期限は来年9月末まで。仮処分はただちに効力が生じ、今後の司法手続きで決定が覆らない限り運転できない。
野々上裁判長は決定で、規制委が作成した安全審査の内規「火山ガイド」が、火山の噴火規模が推定できない場合、過去最大の噴火を想定して評価すると定めていることを指摘。その上で、伊方原発から約130キロ離れた阿蘇山について「四電の地質調査やシミュレーションでは、過去最大の約9万年前の噴火で火砕流が原発敷地の場所に到達した可能性が十分小さいとは評価できない」などと述べ、原発の立地として不適と断じた。 さらに、阿蘇山の噴火に伴う噴石や火山灰などの降下物についても、四電が想定した九重山(大分県)噴火の「2倍近くになる」と説明。「伊方原発から見て阿蘇山が九重山より遠方に位置することを考慮しても、四電の降下物の厚さや大気中濃度の想定は過小」と判断。「住民らの生命身体に対する具体的危険が推定される」と述べた。
…3月に広島地裁で住民敗訴の判決の後だけに、とてもうれしい。
これでいくと、九州の川内原発、玄海原発も、過去に阿蘇の火砕流が到達した記録があり、両原発も運転停止しなければなりません。また、他の日本全国の原発も、この条件をクリアできる原発は無いのではないでしょうか。
全ての原発、再開禁止…の大きな力になる判決でした。
九州や伊方原発だけではありません。日本中の原発が火山や断層の近くに建っており、北海道の泊原発も直下に断層があることが指摘されています。
原発の危険は、火山や津波だけではありません。日本の地下を縦横に走る活断層が、一旦動くときには、いくら鉄とコンクリートで固めても、簡単に引きちぎられてしまいます。自然の力というものは、人間の力で簡単に超えられるものではありません。
さらに、アベ政治が推進する《力の政治》《軍事力の強化》によって、他国との戦争の危険が高まります。その時、敵国から原発にミサイルを撃ち込まれると、現在の技術では、とても完全な防御はできないのです。
何か所か、原発が爆発炎上すると、放射能は日本中を覆い、とても日本に住めるものではありません。原発の処理もできずに簡単に武器だ。武力だ。戦争だ。などと無責任極まることを言わないでもらいたいものです。
経済効率を口にする人たちがいますが、皆さんは経済効率と国民の命…どちらが大切だと思いますか?私としては、比較するのも間違っていると思います。
日本には世界に誇る《憲法9条》があります。
この旗を高く掲げて、自衛隊を《災害救助隊》に特化して、世界と交渉するなら、世界が、《さすが日本》と褒めたたえてくれるのではないでしょうか。
もういい加減、賢くなりましょう。過去の人間の歴史を学んでください。武力や戦争で人類が幸せになったことが、たったの1度でもあったでしょうか?
原発で人類が幸せになれるでしょうか?
チェルノブイリ、スリーマイル、そして日本の福島…恐ろしく手も付けられない、そんな大事故を現実に経験して、それでも人間は、原発の怖さを理解できないのでしょうか?
私は思います。いま変えるべきは《憲法》ではありません。いま変えるべきは、愚かな《アベ政治》です。そして愚かな人類の《原発に関する安全神話》です。《核の傘》に守られている…などと錯覚している人たちの考え方こそ、改める時ではないでしょうか。
奇跡の星に住む私たち人間、私たち人類が、今現在、この星に生存している。そのことがもう奇跡なのです。宇宙はでっかい。他にも生物は存在するのかもしれません。しかし、今現在、私たちは、これだけ科学力が発達していても、他の星の生物の存在を確かめることができません。
この奇跡の星を大切に守り、この星の他の生物とも共存を図り、みんな仲良く共生していく。
そのことが、今、この星に住む生き物たちにとって一番大切なことではないでしょうか。
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皆さま、お久しぶりです。
台風3号が四国に上陸したのは、7月4日の正午頃でした。もうあれから10日もたったんですねえ。早すぎます。
台風進路は、ほとんど四万十市を直撃しました。
隣県愛媛の宇和島に『台風上陸』の報があって、すぐに雨風が突然に強くなり、我が家の防風林がうなりをあげて揺れ始めました。雨も完全な横殴りに変わり、久しぶりの(去年は珍しく台風の直撃ゼロだったので)台風の襲来を味わいました。
まあ、豆台風だったので、1時間ほどで雨風は弱まり、気になって外に出てみましたが、通路の木々や竹の倒れこみもなく、里の被害もなく、私的にはほっと一息つきました。
しかし、その後の被害の凄さに驚きました。
折からの梅雨前線の停滞とダブって、特に九州では壊滅的被害を受けた地域が続出…見慣れた九州の景色の変貌ぶりに唖然としてしまいました。
九州は私の生まれ育った町…いつも宿毛湾からフェリーに乗って、大分県佐伯市に渡り、九州自動車道を通り、阿蘇へ、そして天草へと向かうのがいつものコースでした。
九州自動車道は、日本一景色の良い自動車道で、今回大きな被害を受けた町々は、帰郷するたびに訪れては、その景色と街並みを愛でてきたところでした。
それにしても、九州は大変な事態です。昨年の大地震の回復も、まだ途中なのに、今回の大雨被害は、住民の心が折れる…そんな事態ではなかろうかと、私は心配しています。
最近の、政府与党の、人を食ったというか、余りにも国民の悲しみとか、辛さとか、日々の国民の暮らしから離れた、党利党略、私利私欲におぼれたアベ政権の醜さに、ブログ更新する気力さへ萎えている私ですが、福島や熊本や、あるいは原発に人間としての暮らしを奪われた人たちのことを思うと、ここでくじけているわけにはいきません。
たとえ《蟷螂之斧》であろうと、アベシンゾウの悪政に立ち向かっていきたいと思います。
年々相次ぐ異常気象の一因は原発

最近とみに異常気象が続発し、雨風の威力が増大の一途であります。
その大きな原因は、温暖化と海水温の上昇にある…と言われております。
温暖化は、特に世界でも問題視され、パリ協定によるCO2ガスの削減が課題とされていますが、もう一つ見逃せない原因が、原発排水による海水温の上昇です。
原発は現在、世界に437基が存在しているそうです。現在すべてが稼働しているわけではありませんが、原発1基当り、必要な冷却水の量を皆さん、ご存知ですか?
先日、知人にこの質問をしたら、しばらく考えたのち《1万トン?》との答えが返ってきました。
まだまだ。
じゃあ、10万トン?
まだまだ。
じゅあ、100万トン?
まだまだたよ。
ええっ~~…という話になりました。
原発1基当り、必要な冷却水は、1日1000万トン以上…だそうです。
この原発が、世界で大量の温水を海に流し続ければ、当然海水温は上昇します。また冷却水として吸い込まれた海水中には、大量のプランクトンや稚貝、幼魚が含まれています。
これらの稚貝や幼魚は、当然ながら死滅してしまいます。
最近、本当に魚が少なくなってしまいました。大自然の宝庫みたいな、ここ四万十市でも、10年前と比較すると、釣れる魚が激減しています。
そうかあ、原因は原発だったのかあ…いまさらながら、腹が立ってきました。
原発で良いことなんて何もありません。
常に命の心配と逃げ出す心配が、もれなく付きまとってきます。
そんなスリルが楽しいなんて…そんなバカな国民もいるのでしょうか?

庭のキキョウ…本格的に咲き誇っています


7月8日久しぶりに高知市へ出かけてきました。
高知城を見るのも久しぶり。右は城の前の商店街の、その入り口にある《おひろめ市場》以前は、ここでビールを一杯やりながら昼飯…なんてありましたが、最近は観光客が多くて、座る席も空いてません。(笑)


何故高知市内へ出かけたかというと、その理由はこれです《九条の会の交流会》に参加するためでした。その模様については、また別の機会にお知らせします。
とにかくまあ、雨がやんだと思ったら突然に真夏がやってきました。連日暑さと湿気にふうふう言っています。大好きな卓球も7月、8月はお休みにしました。
冷えたビールが最高のごちそうです。皆様も暴飲には注意ください。
そんな暑い中、何を思ったのか、我が家の連れ合いさんは、林の中に捨てていた一輪車を引っ張り出してきて、土を入れ、ご覧のように鉢植えに変えて、ご満悦です。
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時事通信 12/21(水) 配信 …この記事を読んでむちゃくちゃ腹が立った。本当は、こんなこと書きたくないけど、書いておきます。
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高速増殖炉「もんじゅ」が立地する福井県敦賀市。
「地元の中の地元」と言われ、もんじゅを受け入れてきた白木地区の坂本勉区長(61)は、「こんなことをやっていると国として成り立たなくなる。ふざけるんじゃない」と怒りをぶちまけた。
白木地区には15世帯約60人が暮らす。坂本さんによると、昔は半農半漁で生計を立て、世帯数は明治の頃から常に15軒に保たれてきた。土地や資源が限られていたため、世帯数を増やさないしきたりがあったという。
坂本さんは、もんじゅが地区に及ぼした効果を「交通の便が良くなり、就職の選択肢が増えたことが一番大きい」と話す。今は農業を営む住民はおらず、漁業に携わるのも4、5人だけ。代わりに地区から4、5人が原子力機構に勤め、関連会社で働く住民も7人ほどいる。「もんじゅがなかったら今の地区があるとも思えない。もんじゅがあって良かった」と語る。(以下略)
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昭和55年《夢の原子炉》と銘打ってスタートした《もんじゅ》だが、初めから事故に次ぐ事故続きで、自殺者まで出している。まったくの役立たずで金だけは食いまくった。現在まで1兆円を超える国民の税金がつぎ込まれている。
そりゃ地元区長の文句も全く当たっていないわけじゃない。「もんじゅを廃炉にしながら、新しい高速炉を計画する」という、国の姿勢には、これまでの原発政策の失敗や税金の無駄遣い、そして福島の原発事故、国民や、特に地元自治体の住民の分断により荒れ果てた人心等に対して、何の反省も感じられない。
しかしね、地元の区長さん。あんたの腹立たしい気持ちも分かるが、周りの原発反対の国民は、あんたがたに対して、もっと腹を立ててるんだよ。あんたがた数人か?あるいは数十人か?それがどれだけ多くの世間の人たちにに迷惑をかけ、危険を振りまいているか…少しは考えてほしいものだ。
多くの地方自治体と住民は、衰退していく地方をどうして維持して、振興させて、若者たちが定住できる街を作ろうかと、本当に日夜、涙ぐましい努力をしているんだ。
それなのに、あんたがたは政府や電力の札束に群がるだけで、地元振興の何の努力もしない、ぐうたら住民ではないですか。あんたがたは、おこぼれにたかるシロアリか。何の努力もしない《物貰い根性》《乞食根性》…「もんじゅがなかったら今の地区があるとも思えない。」…そんな下らん地区なら、さっさと無くなってしまった方が世の中のためだと私は思います。
地元の区長さんとやら、《あんたたちこそふざけるんじゃない

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1983年の原子炉設置許可から33年、94年の初臨界から22年、その間、実働わずか250日で1兆2000億円もの莫大な予算が投じられてきた高速増殖炉「もんじゅ」が廃炉に向け動き出した。
しかし、《もう手を付けられない》と「もんじゅ」を廃炉にする一方で、政府は新たな高速炉開発に着手、核燃料サイクルをさらに推し進める方針を打ち出した。まったく懲りない面々だ。
福島原発の事故は、5年たった今も、事故処理どころか、汚染水の処理さへできないまま、今も大量に海に汚染水を垂れ流している。
原子力村も規制委員会も、電力会社も政府も、すべてが、《事故処理》に目をつむり、国民に対する何の安全保障もないまま、肝心要の事故原因さへ棚上げにしたまま、原発の再稼働を進めている。
私は思う。これって、一体何なの?
これほど馬鹿にされて、なぜ国民は怒らないの?
私には理解不能であります。
大地震は明日来るかもしれない。想像を絶する大津波が明日やってくるかもしれない。
それなのに、どうして原発の再稼働を進めるのか?
私には分かりません。
もう一度、他の原発で事故が起きたら、この国はどうなるのだろう?
この国の国民は、よっぽどマゾヒストが多いのだろうか?
さて、そんな時に、とんでもない見出しが目に飛び込んできた。
福島第1原発の廃炉費用は年数千億円 総額2兆円の想定を大幅に上回る
産経新聞 10月25日(火)14時50分配信
経済産業省は25日、東京電力の福島第1原発の廃炉に必要な費用が、現在想定している年間800億円から年間数千億円に拡大するとの試算を明らかにした。廃炉には30年以上を要するため、総額2兆円の想定を大幅に上回る。東電の原子力事業を分社化し、他の電力会社との再編などを通じて経営体力を高め、福島の事故対応費用を捻出する案も新たに提示した。
総額2兆円と見込んだ、福島原発の廃炉費用も大変な額になるのに、それでは到底追いつかないと、大幅な修正を打ち出した経産省。じゃあ一体いくらになるのか…それはあいまいなままだ。
少なくとも10兆円…あるいはもっと?
《原発は一番経費が低い》なんて宣伝してた奴ら…責任とれよ。
なんなら、絞首台のロープくらい準備してやってもいいぞ。
そして許せないのは、政府と電力会社のために、東電と関係のない人たちが、日本全国で、《東電の廃炉費用》を料金に上乗せされて、払わされているのだ。
冗談じゃない…なんで四国に住む俺たちが、費用を負担するんだ?
しかも、もっと許せないことがある。
原発の電気は使いたくない…と風力や太陽光などの《新電力》に家庭の電気を切り替えた人たちにまで、東電の廃炉費用を強制分担させることだ。
政府も電力会社も《盗人猛々しい》やり方で、まさに傍若無人。そこに国民は存在しないかの如く勝手に国民の資産、財産を盗んでいくのである。
奴らのために、どれだけの人たちが命を落とした。
奴らのために、どれだけの避難民が、今も苦しんでいる。
先祖伝来の田んぼや畑、家にも帰れず、家畜は見殺し。
奴らはもう人間じゃない。
その代表が《アベ内閣》である。
石原慎太郎は《東京は伏魔殿》だと言った。
その親玉はお前だろうが……まったく嫌な世の中になったものだ。
そろそろ、この世も《世直し》しなくちゃ、住みづらくって仕方がない。
一気に革命でも起こして、共産党当たりに天下を譲っちゃどうなんでい。
なんて…思う今日この頃であります。
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雨が降ったり、また晴れたり…今年の梅雨は2,3日おきに天気が変わる、まるで猫の目のような梅雨になっています。
熊本の地震から2か月が経過しました。テレビ等の報道も、近頃は《舛添たたき》に終始していて、熊本の地震や《甘利の口利き疑惑》など、もうどこへ行ったのか…そんな扱いになっているようです。
もちろん、私も《あんなせこい都知事》を許す気持ちはありませんが、テレビや新聞を見ていると、なんだかねえ《寄ってたかっていじめてる》そんな気持ちも致します。
《おメーラ》弱い者いじめ…ばっかりじゃなく、もっと《アベ》や《石原慎太郎》それに《甘利》の問題をもっと追及したらどうなんでい…と思いますねえ。
そんな中、赤旗でちょっとやばい記事を見つけました。
庁舎にヒビ 有害物質流失の危険---熊本・水俣市を田村氏調査 (赤旗記事)
熊本地震では、市役所庁舎にヒビが入るなど被害が出ているほか、水俣病原因物質のメチル水銀化合物の排出された水俣川河口左岸の護岸や市道に亀裂が入ったために、汚染土壌に含まれる有害物質が海に流出する危険性をはらんでいます。護岸や市道に亀裂が入っているのは、水俣病加害企業チッソ(現JNC)がメチル水銀を含む工場排水を貯蔵していた八幡残渣(ざんさ)プール。100万平方メートルを超えるという広大な一帯は埋め立てられてはいるものの、何かあれば有害物質が外部流出し、水俣病の悲劇が繰り返されるのではとの不安の声が以前から出ていました
水俣市は、熊本市から約70kmほど離れています。日奈久断層の上にあります。
そしてその南約50kmあたりに、現在日本で唯一稼働中の川内原発があります。
いや~ 怖いですねえ。やばいよねえ。
ここ水俣で、庁舎が使い物にならないほど壊れて、水俣の護岸もひびが入り、恐怖の水俣病の原因となったメチル水銀が海へ流れ出すかも…なんてねえ。皆さんもう、水俣病なんて、過去の亡霊として、すっかり忘れていたんじゃないの?
そんな亡霊が復活なんて、それも怖いけど、もっと怖いのは、やっぱり川内原発です。
政府も九電も規制委員会も、聞く耳持たなかったようだが、《原発止めろ》の声は、やっぱり真っ当だったね。
もうちょっとで、川内原発に大きな被害が及ぶ所だった…そのことを、この記事が示しているのではなかろうか。
地震で道路は各地で寸断され、ただでさえ逃げ場のない現地で、原発から放射能発生…の事態になっていたら、もう現地は阿鼻叫喚の地獄と化していただろう。もちろん救援隊も入れなくなるしね。やっぱり原発は全廃…すべて廃炉にするのがよろしいようです。
ベンケイソウ科・タキタス属の多肉植物…キングスター
キングスターの花言葉は「一攫千金」です。博打好きな方にぴったりの花ですね。(笑)
この花も生命力が強く、どんどんと繁殖し株が増えていきます。我が家からずいぶんもらわれていきました。今頃あちこちで花を咲かせていることでしょう。
先日一輪だけ紹介した桔梗は、写真のように、もう花盛りとなりました。これから、この状態で次から次と花が咲き変わっていきます。11月頃まで…すごい生命力を感じます。
右の赤い花は名前が分かりません。➡追記 名前分かりました 《京鹿の子》です。
先日知人にあげた月下美人の花が咲きました。
でも我が家の月下美人は、今年は一つも花芽がついていません。それは私が昨年考案した《温室》の保温効果が悪かったようで、葉っぱを半分ほど枯らしてしまったのが、原因のようです。自分ではいいアイデアだと思ったんだけどなあ。
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昨日からの九州で起きている大地震に胸を痛めています。
何といっても、熊本は私の生まれ育った故郷、有明海と不知火海は私のゆりかご…ともいうべき存在です。
大きな被害を受けた熊本城のすぐ近くには、私のいとこが住んでいます。連絡が取れません。
また震源近くの益城には、姪っ子が2人住んでいます。こちらは地震直後から車で生活しているとのこと。
私自身も経験した、21年前の淡路阪神大地震の思いがよみがえってきます。
また私の実家がある天草は、どうなっているのか?
おふくろが亡くなって誰も住む人もいない、築50年ほどの我が実家は無事に建っているのだろうか?
今日は所用があって、1日外へ出ていたので、災害の実態をまだ正確につかめていない。
しかし、今回の地震のあった場所は、日本最大の中央構造線に連なるところです。
その、近くには川内原発があり、玄海原発も近い。それよりも怖いのが中央構造線の上に建っている伊方原発です。
伊方原発の直下で大地を引き裂く大地震の起こる可能性は、否定できません。
政府や原子力委員会、そして電力会社…この悪魔のトライアングルは、福島原発の事故にも何の反省も原因究明も対策もあいまいなまま、『世界一厳しい基準』をクリアーしているので『原発は絶対安全です』などと無責任極まりないことをほざいています。
しかし、みなさん、地震の惨状をよくよく見てください。原発の近くで、こんな地震が起こったら、どんなに頑丈な施設でも耐えられないことが、よくわかりますよ。
この惨状をしっかりと脳裏に刻んで、政府や電力会社のいうことを判断していただきたい。
わが故郷の惨状を見ながら、今、そんなことを思っています。
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最近やっと本格的な春がやってきたような気がします。
土筆をはじめ、色々な食用の雑草が一斉に顔を出し始めました。次回のブログで紹介したいと思います。
春の草花たちも、次々と顔を出し、楽しませてくれます。全部紹介出来ないのが残念です。
それはそうと、最近各地の集会でよく見かける、可愛い女の子たちのグループ…制服向上委員会が新しい『脱原発の歌』を発表して話題になっています。
結構中身もしっかりしています。反戦・反原のおじさんたちの中で流行させたいですねえ。(笑)
以下に掲載します
ダッ!ダッ!脱・原発 ダッ!ダッ!脱・原発
ダッ!ダッ!脱・原発 ダッ!ダッ!脱・原発
それはそれは とても許せないお話
例え例え 国の政策だとしても
危ない事が 起きてしまったのに嘘ついて
直ちに人体に 影響はないなんてネ
それがそれが 素晴らしい発明だとしても
それはそれは 習わない言葉が溢れ
ベクレル セシウム メルトダウンにタービン建屋
モニタリングに 高い マイクロシーベルト
もう 忘れないから 原発推進派
安全だったら あなたが住めば良い
みんなに迷惑かけちゃって
未熟な大人で はずかしいよネ
ダッダッダッダッ脱! 原発を!
ダッダッダッダッダツ 大きな声で
世界へ向けて叫ぼう 危険な現実を
こんな時も 政治家さんはダメですネ
いつもいつも 富と名誉のことばかり
自然を生きる 渡り鳥たちには想定外(想定外です!)
避難地域が どこからどこかわからない
もう 忘れないよ 原発事故のこと
覚えておこう 被害の大きさ
大地と海 2次災害 人の心にまで
ダッ!ダッ!脱・原発 ダッ!ダッ!脱・原発
私たちは忘れない 原発事故の事
忘れないから 原発推進派
安全だったら あなたが住めば良い
みんなに迷惑かけちゃって
未熟な大人で はずかしいよネ
ダッダッダッダッ脱! 原発を!
ダッダッダッダッダツ 大きな声で
世界へ向けて叫ぼう 危険な現実を
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大津地裁(山本善彦裁判長)は9日、「過酷事故対策などで危惧すべき点があり、津波対策や避難計画にも疑問が残るのに、関電は主張を尽くしていない」として、運転停止を命じる仮処分の決定を出しました。高浜原発3、4号機の差し止め決定は昨年4月の福井地裁に続き2件目。運転中の原発の運転停止を命じる仮処分決定は初めてです。4号機はトラブルによって運転停止中で、関電は運転中の3号機の運転を10日に停止すると発表しました。
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前回の福井地裁判決にも快哉を叫びましたが、今回は地元でなく近隣住民による訴訟で、地元地裁でない大津地裁が『原発停止』の判決を出したところに、二重三重の意義がある。
政府は、世界最高の規制水準に合格している原発だから、再開を今後も進める…なんて、強がりのコメントを発表していますが、内心は大衝撃でしょう。(笑)
これで、日本全国、何処の原発でも近隣住民が訴訟を起こし、原発を停止に追い込むことが可能になったのだから…政府、電力会社、規制委…いわゆる原子力村の面々にとっては、大衝撃でしょう。
これで、川内原発の停止を求める運動は、加速度的に広がるだろうし、次の原発再稼働を狙っていた伊方原発関係者も茫然自失の状態ではないでしょうか。
私たちは、利便性や効率性よりも安全性を重視したい。何よりも日本に満ち溢れている再生可能エネルギーの利用にこそ、電力の未来を期待したい。
世界一の地震国日本、国の周りをすべて海に囲まれたこの国では、大地震と大津波から原発を安全に守る方法など、元からないのである。まして、アベ内閣の進める軍事化で、この国がテロ攻撃を受ける可能性が高まっている。テロ対象として、原発は最高の狙い目となるのだ。
原発に武装部隊が突入すれば、一気に原子炉を制圧し破壊することができる。
それでなくとも、海中から潜水艦によるミサイル攻撃を受ければ、簡単に原子炉は破壊されるだろう。
桑原、くわばら…原発と軍事化と憲法改悪…日本崩壊の三大要素はストップ以外にない。
その元凶…自公政権にも早急に退陣いただきたいものだ。
政権交代可能な野党共闘の結成…急げ‼
キランソウは、シソ科キランソウ属の多年草。道端などに生える雑草。 根生葉が地面に張り付くように広がることから、ジゴクノカマノフタともいう。
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安倍政権…政治と金…で発足当時から汚染されまくっていますが、今回は、ついに総本山…安倍総理自身の『違法献金』が浮上して参りました。
これまでは『トカゲのしっぽ切り』でのがれてきましたが、今回は総理本人の問題です。他人のせいにして逃げることは許されません。
さて、どうやって逃げ回るつもりなのか…国会論戦が見ものですなあ。
『日教組!』なんて、下品なヤジを飛ばしてる余裕もありませんぞ。くっくっくっ・・・。
それにしても、福島原発メルトダウンから、もうすぐ4年。
打つ手打つ手が空回り…日本の科学の最先端を自負する原子力業界が、4年もたつのに汚染を止める何らの手も打てないまま、未だに事故の原因も明確にできず、対策も取れないまま~信じられないような事態が推移しています。
つい先日も高濃度汚染水の垂れ流しが問題になり、温厚と言うかだらしないと言うか、東電や政府の言いなりになってきた福島の漁業関係者もさすがに切れていましたねえ。(笑)
福島原発に関わる下請け労働者は、ベテランはほとんどいなくなり、何にも知らないど素人集団…と化しているようです。
こんな状況で、原子力村の幹部たちと政府は、事故の上に立った幾重もの安全対策を施した日本の原発は世界一安全です…なんて、ふざけた、新たな『安全神話』を振りまいています。
怖いのは、何ら事故の原因究明も後の処理もできていないのに、次々と原発の再稼働を画策していることです。
まあ、権力と金持ちと言うものは、どんな世でも、平気でうそを言う…自らの権益を守るためなら、どんな汚い手段も辞さない…という、簡単明瞭な歴史の真実を国民の皆さんが知ることです。
彼らは『信じる』対象ではありません。『監視すべき』対象なのであります。
冷静な目で、メルトダウンからの4年を振り返ってみれば、彼らの正体が見えてくるはず…と私は思うのですが、いかがなものでしょうか?
さて、最近、我が家の庭には『いい~ 香り』が漂っています。
そのひとつは梅…もうすぐ終わりそうです。
そして匂いスミレ…鮮やかな紫色の八重の花から、いい香りが届いてきます。
その中で、やっぱり一番『いい~ 香り』を放っているのは沈丁花です。
沈丁花の対極にあるのが、金木犀だと私は思っています。
私は、沈丁花は大好きだが、金木犀は大嫌いな花です。何故か?
金木犀のきつい匂いがたまらないからです。
金木犀の匂いは1キロ先からでも匂ってきます。
この匂いをかぐと、私の頭は狂おしくなり、心がざわついて、どうにも落ち着きが悪くなってしまいます。やはり、なんでも、ほとほど…がいいですねえ。
その点、沈丁花の控えめな匂いは心を落ち着かせてくれます。
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69回目の8月6日がやってきました。昨年から今年にかけて漫画『はだしのゲン』の描画が残酷だとか差別だとか…例によって、色んな難癖をつけられ、学校関係者の意見は一切無視して、一方的に、非民主的な方法で学校の図書館から排除される…などの動きがありましたねえ。
まあ、似たような動きは、広島の原爆資料館でも起きているようです。
原爆の悲惨な体験を絵にしたものが展示されていましたが、その中の惨酷と指定されたものが展示されないとか…なんだか、戦争の残酷さを国民の目から隠そうとする動きが、戦争できる国づくりの企み推進と同時に進められているようです。
しかし、みなさん、この機会によく考えていただきたい。
残酷だとか、差別だとか…きれいごとを言ってる連中にごまかされてはなりません。
本来、戦争とは、人と人の殺し合いです。惨酷であって当たり前です。
正常な神経で、あなたは人を殺せますか?
戦争とは、最大の暴力であり、最大の差別なんです。
そこにはむき出しの暴虐と、狂気と、欲望しか存在しない世界なんです。
そこは民主主義も良識も人間愛も存在できない…まともな人間は存在できない世界なんです。
私たちは、平和な今こそ、きちんと、そうした真実に目を向け、戦争の残虐さ、悲惨さ、あらゆる不合理から目をそらしてはならないのです。
この日に贈ります。ひとりの詩人の詩を・・・・
峠 三吉 原爆詩集
一九四五年八月六日、広島に、九日、長崎に投下された原子爆弾によっ
て命を奪われた人、また現在にいたるまで死の恐怖と苦痛にさいなまれ
つつある人、そして生きている限り憂悶と悲しみを消すよしもない人、
さらに全世界の原子爆弾を憎悪する人に捧ぐ。
序
ちちをかえせ ははをかえせ
としよりをかえせ
こどもをかえせ
わたしをかえせ わたしにつながる
にんげんをかえせ
にんげんの にんげんのよのあるかぎり
くずれぬへいわをへいわをかえせ
八月六日
あの閃光が忘れえようか
瞬時に街頭の三万は消え
押しつぶされた暗闇の底で
五万の悲鳴は絶え
渦巻くきいろい煙がうすれると
ビルディングは裂け、橋は崩れ
満員電車はそのまま焦げ
涯しない瓦礫と燃えさしの堆積であった広島
やがてボロ切れのような皮膚を垂れた
両手を胸に
くずれた脳漿を踏み
焼け焦げた布を腰にまとって
泣きながら群れ歩いた裸体の行列
石地蔵のように散乱した練兵場の屍体
つながれた筏へ這いより折り重なった河岸の群れも
灼けつく日ざしの下でしだいに屍体とかわり
夕空をつく火光の中に
下敷きのまま生きていた母や弟や町のあたりも
焼けうつり
兵器廠の糞尿のうえに
のがれ横たわった女学生らの
太鼓腹の、片目つぶれの、半身あかむけの、
誰がたれとも分からぬ一群の上に朝日がさせば
すでに動くものもなく
異臭のよどんだなかで
金ダライにとぶ蝿の羽音だけ
三十万の全市をしめた
あの静寂が忘れえようか
そのしずけさの中で
帰らなかった妻や子のしろい眼窩が
俺たちの心魂をたち割って
込めたねがいを
忘れえようか!
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惨酷道ヨサクの旅が終えたばかりだと言うのに、私と連れ合いさんは、24,25日とまたもお出かけです。
ビキニ水爆実験の被災者の聞き取り調査などで知られている山下正寿さん達が結成した『もやい塾』例会に参加しました。
今回は原発建設で30年以上も揺れ続けている『祝島への旅』です。
運転手も含めて15名、これにガイドの木原省治さんを加えて、総勢16人の一泊研修・交流の旅でした。(ガイドの木原さんと、広島から参加の澤野さん夫妻は柳井から合流)
24日7時半に宿毛市の山下宅に集合。マイクロバスで出発しました。
時間を稼ぎたいと県道4号線を走りましたが、ここは高知県側の道が悪い。生憎土曜日だったせいで、いつもは車の少ない道なのに、結構対向車が多くて、すれ違いに運転手さんは、随分苦労していました。
私も、バックができないおばちゃん運転手さんに代わって車をバックさせ、なんとかすれ違うなど、まあ、なかなか大変な旅となってしまいました。(笑)
途中、道を間違うなど、さんざん苦労しながらも、まあ一応無事に三津浜港にたどりつき、フェリーで山口県の柳井港に向かい、上関町四代港からチャーター船2隻で祝島へと向かいました。
四代港へ向かう途次にある中電の事務所や、後で出てくる、原発資金で建てられた色んな施設などを見ながら、説明をガイドの省ちゃん(本人から、そう呼んでくれと要望があったので、これからはこの名称で話を進めます) から受けながらバスは進みました。
港への途中に3,11以後に建てられた、推進派の笑える看板がありましたので紹介します。
バスの窓から写した看板ですが、どうですか?
3,11以降の看板なので、何だか少し言葉に遠慮が見えますねえ。(笑)
しかし、推進派の人々が、何やら心にやましさを覚えながらも、金になる原発を建てたい…いや、本音を言えばもう建てられないだろうが、少しでも長い間、原発資金を貰い続けたい…そんな物悲しくなるようなあさましい人の感情が、この看板の文句から伺えるような気が、私は致しました。
船は祝島への途中、原発建設予定地に寄りました(上の写真)。省ちゃんの説明はかなり長くて、ほとんど省略(笑)しますが、 中電は予定地の買収がうまくいかなかったので、土地が足らず、この船の見えるあたり一面、約14万平方メートルを埋め立てる計画に変更しました。
その結果2009年からの埋め立てをめぐる激しい戦いが、3,11まで続くことになった訳です。
しかし、あの悲惨な3,11で流れは大きく変わりました。
祝島の人たちの戦いはまだ終わっていませんが、推進派にしても、反対派にしても、これから新たな原発が建てられる日が来る…とは、もう誰も思ってはいないのではないでしょうか。
それなのに何故、建設撤回、戦いの終息宣言が出せないのか? 誰しも不思議に思うところですが、その理由については、今回のガイドをしてくれた省ちゃん が、自らのブログで記事にしていますので、そちらをご覧ください。
省ちゃんの前向き語り
・・・前略 それにしても罪作りな「エネルギー基本計画」です。原発推進派は、「エネルギー基本計画は新設に触れていないから、新設はあるのだ」と言っています。 まあ、上関町の原発推進派も中国電力も山口県も、自分たちが生きている間に上関原発が建っているとは思っていないでしょう。嫌、原発は建たないと思っているでしょう。でも「建てたい」という姿勢が維持されている限り、お金は入ってくるし、好い思いが出来るのですから。 ・・・後略 |
このブログ(省ちゃんの…)の裏付けではないが、ちなみに上関町が2011年度までに受け取った国からの原発交付金は、約56億5千万円。テレビ報道では約70億円とも。
また、2012年度の上関町一般会計当初予算額46億円の内、原発関連の交付金は約13億円を占めている。
さらに学校の屋内プール、温浴施設の整備、歯科診療所…等々…中国電力からの寄付金は5回、計24億円になっているそうである。
まあねえ、貧すりゃ鈍すると言いますが、人間一旦『あぶく銭』を手にすると、本当に、まじめに努力し、汗を流して働くことがバカバカしくなるのでしょうねえ。
まあ、その辺の人間心理と、原発利権の本質を笑い飛ばす歌がありますので紹介します。
ぜひお聴き下さい。
いかがですか?
全国皆さん、原発なんて、何にも難しい問題ではありません。
歌で笑い飛ばせる…その程度の問題ですよ…その本質は・・・
さて、話は長くなりますが、祝島では、2つの民宿に男女別に泊まりましたが、交流会にはチャーター船で迎えてくれた清水さん(上関原発を建てさせない祝島島民の会代表・町会議員⇒右端)と、その恩師に当たる木村さん(自治会長⇒その隣)が参加されて、闘いの状況や、これからの祝島の町おこしなど、多くの課題について、意見の交換がありました。
この島では毎週月日のデモが定期的に続けられており、1192回に到達したこと。厳しい闘いの中で、島民が推進派と反対派、2つに分断されてたくさんの悲しい想い、悔しい想いを味わっていること、あるいは反対派を恫喝する『スラップ訴訟(嫌がらせ訴訟)』のこと、そして最近は、反対派の中でも『補償金を受け取りたい』という人たちも出てきている悩み等々、正直な話を聞かせていただきました。
まあ、私たち『もやい塾』の大体の総意としては、原発に頼らない新たな町おこしの取り組み…その具体案なども示して、その取り組みの中で、闘いで傷ついた人々の融合と癒しを進めて言ったらどうだろう・・・と、言うようなことを提案いたしました。
この祝島…原発問題が無ければ、本当にのどかな、豊かな自然環境の中にある島でした。
古くは万葉集にも、その名前が登場する由緒ある島なのです。
交流の席で、この島の伝統行事『神舞…かんまい』の歌も聴かせていただきました。また、神事に使う木造船も、今作れる人は1人だけで、引き継ぎ手がいないのが悩みなのだそうです。
翌日、午前中に民宿『くにひろ』さんの案内で、島内の散策と説明を頂きました。
島には、風波を避けるために、石と白セメント(昔は漆喰で)で固めた練塀が作られ、家と一体化しています。練塀は防火面でも大きな威力を発揮しているそうです。
夏涼しく、冬暖かいのだそうな。
そして、なによりも長い闘いの中で、支援者たちの中から移住者が増えたことが朗報で、この3年ほどで Iターン、Uターンが約30人ほどが出ているそうです。
写真の若い2人は、この東京からの移住者で、この3月に結婚して、秋には子供ができるそうです。
もちろん彼らは、2009年ごろから闘いの支援を続けて、この島に住み着いたのだそうな。
東京では考えられないような人間関係の強さを堪能しながら、生活していきたいと語っていました。
若い二人に幸いあれ!
今回の祝島の旅…内容が多すぎて、ほんの一部しか紹介できませんでした。
機会を作り、また祝島を訪ねようと思っています。
今回色々とお世話になった皆さん。楽しい旅をありがとうございました。
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いや~、昨日はびっくりしました。
夜中午前2時7分、ぐらぐらぐら…小さく家鳴りがして、家が揺れ出しました。10秒ほどで、すぐ収まり、『何だ、大したことないな』…と思った直後、2回目の揺れが襲ってきました。
『これは、デカイ!』…思わず、南海地震到来か? と身構えましたが、幸いに揺れはすぐに収まりました。
揺れの時間が短いのと、あまり大きな揺れではなかったので、現場は近い…ことと、そんなに大した被害は出ていない…その2点はすぐに確認できました。
夜中でしたが、すぐに起き出しテレビを見ました。震源地は伊予灘…何と、伊方原発の目の前ではありませんか。『やっぱり来たか!』という思いと、M6クラスで良かった…という思い、 そして近在の原発が全て停止していて良かった…そんな思いが、複雑に交差しました。
伊方原発のすぐ近くには、日本最大の中央構造帯が地下を通っています。
四国電力は『絶対大丈夫』…なんて根拠もない豪語を繰り返していますが、人間作ったもの、人間が管理するもの…に『絶対』はありません。まして、『原子力』は、未だ人間が完全なコントロール下に置けず、福島原発事故をはじめとして、各地で危険極まりない事故を繰り返しているのは周知の事実ではありませんか。(怒)
もしも、この地震がもっと大きかったら…そして、噂されている東南海地震と連動したら…そして、中央構造帯が動くような事態になれば大地は引き裂かれます。もちろん原発など一気に引きちぎられてしまうでしょう。大惨事が待っています・・・そんなことを思うと何だか眠れなくなりそうでした。
まあ、そんな中、我が家では夜な夜な『ガガンボの襲来』が続いています。
ガガンボって何?…そう思う人が大半だろうと思います。(笑)
下の写真が捕まえたガガンボの死骸なんですけど…これ、何だと思います?
体長は1㎝ほど、手足は長いですねえ。2,3センチほどありますか。
答えは『蚊の仲間』…いえいえ、そうではありません。ガガンボは蚊にそっくりですが人を刺しません。
ヒントは、弱っちい男…へなへなした男のことを、皆さん、昔は○○○○野郎!…って呼んでいましたよ。(笑)
答え…もう分りました?
そう、『蚊トンボ』が正解でした。
まあねえ、家の中に入ってきても、別段害になる訳ではありませんが、何だか気持ち悪いですよねえ。最近少しずつ数が減ってきました。もう数日すると消えてくれると思います。
蚊トンボ君…消える時には、この国の最大の害虫…安倍晋三君を一緒に連れて三途の川を渡ってくれねーかな…ホント、私のお願い!
気持ち悪いものをお見せしましたので、お口直しに菜の花の写真でもいかがでしょうか。
1週間ほど前に撮った写真ですが、今日はもう刈られていました。田んぼの肥やしになるそうです。
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