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18北の旅 ⑧層雲峡、糠平湖、大雪高原温泉、イコロの森、そして帰宅

2018/07/12(木)

北の旅  その8 層雲峡

10日目(26日)…前回の続き
旭岳から、旭川へ。旭川市内はいつも混雑するので、国道を避け愛別町へ抜けた。途中ドライブインでお昼のソバを食べ、層雲峡へ到着。13時前だった。
いつもなら、層雲峡温泉からロープウェイで黒岳に登るのだが、今回は糠平湖のタウシュベツ橋を見たいので、黒岳はパスしました。

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☝ 流星の滝…すごい水量                                ☝ 銀河の滝…ありゃ、上が切れちゃった
    
滝も色々あるけど、やっぱりここの滝は外せない。いつ見ても迫力満点だ。

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☝ 蝦夷の麗人草                                                ☝ う~ん?

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☝ マイズルソウ                                                ☝ こりゃなんじゃ?
マイズルソウは時期さへ会えば、どこにでも咲いている花です。
右のは一体何なんだ?  最初はキノコと思った。でも剥いてみると、中から種が出てきた。なんかの花には違いない。でも分からない。う~ん、いくら考えても分からない。(笑)

糠平湖・タウシュベツ橋

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☝ 糠平湖のタウシュベツ橋
糠平湖は清水から層雲峡へ抜ける時、いつも通っていた所だが、ここに珍しい橋があることには、全く気付いていなかった。
この橋は、昔の鉄道用の橋だ。今はもう使われなくて、いつ消えてしまうか分からないらしい。
夏場は水が増えて水面下に沈み見えなくなり、冬場になり水が減ると姿を現すと言う。そのうわさを聞きつけ、今回はぜひ見てみたいと、予定に組み込みました。
この写真、対岸から撮りましたが、本当は、向こう側に入り込んで撮りたかった。
でも入る道は、どこだっけ?建設会社の管理用地を抜けて入らないといけない…とのことで、あきらめました。

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☝ 三国峠から見える樹海                                  ☝ 大雪高原温泉の露天風呂

糠平湖からUターン、本日宿泊予定の大雪高原温泉へ向かう途中に三国峠があります。
北海道には、いくつも峠道がありますが、原生林の見える三国峠の景色も私の好きな景色の一つです。

大雪高原温泉
さて、今回の旅で唯一、旅館として宿泊したのはここ大雪高原温泉だけです。当然、毎回ここで一泊しています。
まあ、もう一泊、タンポポさんで泊まりましたが、あそこは旅館というよりも友人宅ですから。
秘湯の一つだけに、クマの出そうな約10km未舗装の砂利道を走ります。
16時過ぎ、砂埃にまみれて温泉に到着しました。
残念ながら天候は崩れ、雨模様となってきました。霧がかかり四方の山々は霞んでいます。
早速温泉に入り、のんびりと汗と誇りを落とします。
夕方、食堂へ行くと、オーナーから『一人高知からのスタッフが居ましてね。今日はその知人たちが来てますよ』とささやかれました。
夕食の時、食堂を見回すと、5,6人が固まり、ワイワイと話をしています。ははんこれだな。と思い『高知から来た人~』と声をかけると、全員がは~い!と手を上げました。
そこで『私は四万十から来ました〇〇です』と紹介すると、てんでに『私は〇から』と…その後、食後もコーヒー飲みながら話が弾み、帰ったらまた逢いましょう…と約束して別れました。

また食事中には、隣の席に英語で話す4人組がいました。
上手に箸を使い食事をしています。私が知ってる少ない英語の一つ『
 Where are you from? 』に『オー  カナディアン』の返答が。私が『出身はどこですか?』の意味で『ジャパニーズ?』と聞くと、意味は通じたんだねえ。『チャイニーズ』の答えがありました。
コーヒータイムでも一緒になったので、色々話をしましたが、もちろん私は英語は話せません。
隣にいた高知組の一人が英語が解るらしく、通訳してくれました。
最後は、日本人も、中国人もカナダ人も、みんな一緒だね…と私が言って握手をすると、彼らも『一緒、一緒』と口ずさんでいました。(笑)

今回の旅で唯一、同時に同郷交流と、国際交流が展開し、翌日も挨拶をかわし、みんな笑顔で分かれました。政府の外交も、こういう風に笑顔で平和的に進めてほしいですねえ。

大雪高原温泉から黒松内へ、そして苫小牧
11日目(27日)…大雪高原温泉~旭川~小樽~393号で共和町~寿都町~黒松内…393km

この日は朝から雨。宿を出て、しばらくすると、何だか車がガタガタとよく揺れることに気づきました。『何だか砂利道だけど、えらい揺れるねえ』なんて言いながらも、またしばらく走り続けましたが、今度はぐにぁりと車が横に流れました。
さすがに??と気になり側道に停車。タイヤを見ると愕然…パンクどころじゃない。タイヤは裂け、ボロボロになっていました。
あっちゃ~  もっと早く気が付いたらよかったのに~  もう手遅れです。何年振りかのパンクで気が緩んでいました。
旅に出ると何か起こるんです。好事、魔多し…ですね。
雨の中、ぬかるみの道で、慌てて、車に満載の荷物をどけて、修理工具を取りだし、予備タイヤを外し、ジャッキを取りだし、トホホ…タイヤ交換です。
車中泊できるように、車の中には布団も敷いています。それを畳んで、ぼろタイヤを置くスペースを作ります。
なんとかタイヤを交換しましたが、予備タイヤは細くて頼りない…早く新品のタイヤと交換しなくては…30kmほど走った上川の町でGSに入り、タイヤがないか聞いたが、合う物がないと言う。旭川まで行くとタイヤ屋さんがあると言う。さらに40km走り、やっとタイヤの交換が出来ました。だけどホイールもいかれていて、これも交換…締めて35,000円ほどの出費でした。とほほ

まあ、だけど4輪のうち、1輪だけが新品のタイヤ…というのも妙にバランスが気になり、何となく走りにくい感じでした。
それでも、旭川から高速に乗り小樽経由で黒松内まで393km走りました。
この日は、小樽で知人の実家を訪問する予定でしたが、雨も降ってるし、タイヤ交換で時間も食ってしまったし、あきらめて黒松内を目指しました。

黒松内のタンポポさんでは、この日は宿泊客があり私たちは泊まれませんでしたが、会いたかったタンポポ娘Tちゃんと5年ぶりぐらいに会い、一緒にコーヒーを飲みながら数時間話をしました。
その後、黒松内の道の駅で車中泊。
翌日、再度タンポポさんを訪問。朝食を一緒に食べて、また来年の再会を約し、この日は苫小牧のフェリー乗り場を目指します。


苫小牧・イコロの森
12日目(28日)…黒松内~真狩~留寿都~喜茂別~白老~苫小牧…236km

この日は、もう苫小牧から船に乗るだけです。時間はたっぷりとあるので、今まで通ったことの無い道を走ることにしました。
真狩村のフラワーセンターで北の花たちを見て、喜茂別から伊達市へ入り276号線へ入りました。
この道は初めての道で、広島峠という峠もあり、見晴らしもよく、快適な道でした。ただし冬は通行止めとなるため、ナビ君は案内してくれません。地図を参考にして走りました。

白老からいつもならポロトコタンへ寄るのだが、今回は苫小牧でイコロの森に寄りたいと連れ合いさんが言うので、そちらへ向かうことにしました。
イコロとはアイヌ語で宝物という意味だそうです。
私たちが北海道で訪ねた花園では、3本の指に入るところでした。
自然たっぷりで人工的な部分が少ないこと、山野草が控えめにたくさん植えられていたことなどが気に入りました。

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☝ キンバイソウの仲間  ニュームーン              ☝ え~と

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☝ マルバシモツケ                                               ☝ ?

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☝ ミツバシモツケ                                               ☝ 斑入り  フウロ

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☝ 花に止まるカゲロウが主役です                   ☝ アストランティア

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☝ すぐ近くで鳴いてました                                ☝ ヒトリシズカ

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☝ クルマバソウ                                                ☝ スダヤクシュ

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☝ プリムラ・フランシスカ                               ☝ サラサドウダン


旅の終わり
この後は道の駅・むかわ四季の館の図書館で時間調整。夕食を食べた後、すぐ近くのフェリー乗り場へ。
28日23時半苫小牧出港…29日20時半敦賀着港…22時半大阪の我が家に到着…157km。
★幸い地震の被害はあまりありませんでした。玄関の花瓶が落ちて割れたくらいで済みました。
30日…長男と孫ちんと夕食。
7月1日…娘と孫と遊んで昼食を食べ…四万十市へ19時半到着…461km。

今回の全走行距離…4691km
北海道の走行距離…3573km

今回は例年より2日ほど日程が少なかったため、ずいぶん寄るところを省略しました。走行距離も1000kmほど少なかったようです。まあ、でも3年ぶりの北の旅、良かったです。
体を鍛え、小遣いをため、来年もまた挑戦したいものだ、と思っています。
皆さんも体の動くうちに、北の旅いかがですか。






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18北の旅 ⑦旭岳カムイミンタラ+自民党、災害の最中に宴会

2018/07/11(水)
今回は、今回の旅で私たちが一番楽しみにしていた旭岳に登った話だけに、話題をそれだけにしたかったのだが、とても無視できない、アベ政権の極悪無道ぶりが報道されているので、私も一言申し述べておきたい。

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☝ 写真はウエブから頂きました。よく報道した。まさに報道の通りです。

★★地上波では唯一と思われる7/10 NEWS23の動画のURLをお知らせしておきます。

https://www.facebook.com/takashi.fukutome/videos/1756191614435601/



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☝大雨警報が出されているその時に、安倍よ、お前はそれでもこの国の総理なのか?
★その横で飲んでるおばはん…上川…お前は宴会で景気づけをして、その翌日に7人を死刑執行したのか。不謹慎だ。例え悪党でも酔っぱらってクダ巻いた後で7人の命を奪うとは。。。
★岸田、お前は何を嬉しそうにしている。お前の地元・広島でその後、どれだけの人たちが濁流にのまれていったか…酒を飲んでる場合か。(怒)

宴会だけではない、この未曽有の災害の最中、この政権は野党の批判にも耳を貸さず、博打を推奨する《カジノ法案》の国会審議を強行しました。アメリカの圧力がバックにあるとはいえ、国民の懐を外国の悪党どもに提供するなんて、この安倍政権、口とは裏腹に《愛国》の想いなんて、どこにもありませんよ。

もう、この政権は本当に度し難いなあ。人としての情も良識も全く持ち合わせていない、水戸黄門の悪代官以上の悪党どもがそろい踏みした政権です。
国民の皆さん、あなたは、まだこの政権を支持しますか?


さて、この後旭岳の話、嫌なんですけど行きますか。
北の旅  その⑦  旭岳



10日目(26日)…南富良野~旭岳~糠平湖~大雪高原温泉…314km

この日は待ちに待った晴れ日和、この日は逃したらチャンスはない…と、先日下ってきた道を再び北上。北美瑛から東川へ。そして忠別ダムへ。




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☝ 忠別ダムから見る旭岳…3年ぶりに見る旭岳の雄姿です。
ここからは先日の雨で被害の出た天人峡と分かれ道1160号に入ります。あと30分ほどで旭岳です。一気に曲がりくねった坂道を登っていきます。

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☝ ロープウェイを降りると、そこはカムイミンタラ。
過去8回訪れましたが、今回が一番よく晴れていました。まさに雲1つない晴天です。
いつもより雪が多く、池なども半分以上雪に埋もれ、期待していた花も、あまり見れなかったのが少し残念でした。
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☝ 雪原を超えると、緑と花たちが待っています。
何度見ても神々しい山の姿です。

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☝ 雪渓は風紋により、こんな模様が刻まれていました。

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頂上に最も近い、第5展望台からの景観です。噴出口からは白い蒸気が吹き上げています。

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☝ ミヤマキンバイ                                                ☝ ジムカデ
今回、もっとも咲いていたのは、ミヤマキンバイでした。次がミネズオウ…その他の花はパラパラ…そんな感じでした。過去8回で花は一番少なかった。

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☝ ミネズオウ                                                 ☝ キバナシャクナゲ
よく見るときれいな花ですが、とにかく小さい、花径が3ミリ程しかありません。
シャクナゲは、もう咲いた後でした。散り残った花がパラパラでした。

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☝ エゾノツガザクラ                                         ☝ ショウジョウバカマ
この山の代表たる花が、エゾノツガザクラですが、2か所で見ただけです。

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☝ 下山道から見た旭岳
また次回も見に来ますよ。

北の旅最大の楽しみも2時間ちょっとで終わりました。10時半にはロープウェイから降りてきました。
この日は、これから層雲峡を訪ね、糠平湖のタウシュベツ橋を見て、樹海の見える三国峠へ回り、秘湯・大雪高原温泉で一泊する予定です。まあ、久々の旅館泊まりでのんびりとくつろぎました。
また、色々と交流もできました。その話は、次回、最終回になります。





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18北の旅 ⑥宗谷岬~サロベツ湿原~トナカイ牧場~美瑛~占冠~南富良野

2018/07/08(日)
日本は災害に弱い国だ。連日の雨で、又も大きな被害が出ている。
北朝鮮がどうの、中国がどうの…と戦前の日本の侵略戦争の苦い経験も忘れ、せっかく世界に誇る憲法9条を持っている我が国が、武力強化で再び世界の災厄国になろうとしている。

『喉元過ぎれば熱さを忘れる』…冗談じゃない、また、2011年の福島の反省を早くも忘れ、原発再稼働を推し進める政府と財界。何なのだこの国の軽さ、国民の生命軽視の風潮は…。
四万十市周辺には、昨日から『大雨特別警報』が出されている。
我が家は幸い安全地帯にあるので、友人たちが避難してくる。それはまあいいのだが、この大雨の原因は海水の温暖化にある。その最大の原因はCO2ではなく、世界の原発が吐き出す、大量の温水にあると私は思うのだ。

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☝ 7日に撮影した四万十川の状況…まだこれは水が引き始めた時の映像だ
下らん改憲や戦争準備など一切放棄して、日本は平和と経済援助で世界と付き合ってほしい…切実に思う昨今である。


北の旅その⑥
8日目(24日)…猿払~宗谷岬~サロベツ原野~トナカイ牧場~十勝岳~東川…464km
9日目(25日)…東川~美瑛~富良野~占冠、新得~南富良野…252km

宗谷から十勝岳へ

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☝ 宗谷岬                                                           サロベツ原野の風力発電
猿払から宗谷岬は近い。6時20分には宗谷に着いたが、この日も曇り空、風が強い、寒い。
早々に引き上げ、サロベツ原野へと向かう。7時50分にはサロベツに着いた。
海の向こうに利尻島が見えるか…と期待したが、雲に包まれ、島影も見えなかった。


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☝ サロベツ原野                                                  ☝ スカシユリ
北海道のいくつかの湿原の中では、一番花の数も種類も少ないようだ。それでも前回来た時には、辺り一面黄色に染まるほどエゾカンゾウが満開だったのだが、今回はしょぼしょぼのエゾカンゾウとスカシユリが咲いてるだけだった。


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☝ ヒマラヤの青いケシ                                      ☝ キンバイソウ
サロベツから幌延のトナカイ牧場へと向かう。
ここも毎回訪れている。理由はただ一つ…ヒマラヤの青いケシがお目当てだ。
ここでは他の花も栽培しているのだが、今回は、雨が降っていたので他の花には目もくれず早々に引き上げてきた。

この後は、天気の回復次第、一番のお目当て・旭岳へ登りたい…と一気に旭川方面に走りました。
しかし、途中何だか猛烈に腹が減ってることに気が付いた。
連れ合いさんに、『なんかめっちゃ腹空いてんだけど』と言ったら笑われた。
『今日はまだ朝ご飯食べてないもん』…『ん❢』…何と旅に出て朝飯忘れたのは初めてだ。(笑)
10時半頃、中川町の道の駅に、新メニュー『スタミナ丼』が出来てるのに気が付いて、早めの昼飯にしました。

十勝岳は、やはり曇り空、霧が出て展望悪し。途中にある吹上温泉に寄り汗を流し、本日の宿泊予定地だった道の駅・白金ビルケに立ち寄りました。今年5月にオープンしたばかりの道の駅で様子が分からないので偵察に行きましたが、以前別の施設だったのと、近くに新名所『青い池』があり、何だか車と人が多く雑然としていました。
『こりゃ~泊まるにはどうも騒がしそうだ』と宿泊をあきらめ、翌日の旭岳登山を狙いに、その近くの道の駅・東川へ向かいました。
ここも、トイレの近くの駐車場が小さくて、国道沿いだし、止めにくかったんだが、もう夕方だし、これから移動も難しいと、ここで車中泊することに。
ただ、レストランが無くて、食べ物屋が近くに寿司屋さんしかなかった。
まあ仕方ないか、とここでビールと寿司を食べました。


美瑛、五郎の家、そして幾寅駅
そして翌日25日は、雨は降ってなかったが曇り空…旭岳はあきらめて、近辺周遊に切り替えました。美瑛に出て深山峠の手前を道々70号線へ。見晴らしの良い高台を中富良野町まで走りました。
この道、なかなかの景勝地です。美瑛おすすめのコースよりも見晴らしよかったです。

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そして五郎の家へ

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☝ 五郎石の家の入口                                           ☝ 草原の向こうに石の家が
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DSC_1329.jpg  ここも毎回訪ねています。
この家が建てられて、もう40年近くたったのかな。木造部分はずいぶん腐れて崩れています。
その横に移築された最初の家にあった燻製用のくりぬき丸太も腐り、倒れていました。ずいぶん経ちましたが、今も訪れる人たちがいます。



こちらは健さんの駅
こちらは故降旗康雄監督&故高倉健主演の『鉄道員』の舞台となった駅です。
幾寅駅と幌舞駅の2つの名を持つ駅です。

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今もまだ駅の内外とも、映画のセットが残されています。
駅は無人駅ですが、今も現役です。
何だかとても懐かしい感じのする駅です。

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☝ 占冠の道の駅                                                ☝ 狩勝峠
幾寅駅の見学を終えても、時間はたっぷりと残っています。
この後、占冠へ向かい樹海ロード日高を通り清水町から新得へ。ここで『ソバの館』で遅めの昼食を摂りました。なかなか美味しかった。
それから狩勝峠を通り、再び幾寅駅へ。
この日は、少し早いが、すぐ近くの道の駅・南ふらので車中泊決定。
一休み後、閉店前のレストランで一杯飲んで食事。最終オーダーは5時半でした。

さて、北の旅もいよいよ終盤です。次回は旭岳登山です。






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18北の旅 ⑤雌阿寒、陸別、留辺蘂、遠軽、滝上~猿払公園へ

2018/07/07(土)
昨夜は西日本に大雨の特別警報が出されたが、またも大変な災害が起きてしまいました。
九州の相次ぐ災害も気の毒ですが、またも広島の安佐地区で大きな被害が出ているようです。
我が家には、昨夜またも避難者がやってきて、連泊しています。(笑)
まあ、幸いというか我が家は四万十市でも第一級の安全地帯になってますから、たいして被害は出ていませんが、もう、今日の9条の会の県民集会への参加は無理です。あきらめました。

今日も、北の旅⑤ の話を続けましょうか。
7日目(23日)…ウトロ~
雌阿寒、陸別、留辺蘂、遠軽、滝上~猿払公園へ…529km

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☝ 網走、能取湖を望む丘の上                            ☝ オンネトー(左が雌阿寒岳)
朝6時、ウトロを出発、途中網走の見晴らしの良い丘の上で、コーヒーを沸かしパンの朝食を摂る。女満別、美幌を経由して、一路オンネトーを目指す。

IMG_8079.jpg  オンネトー、ここも私たちが毎回立ち寄るところだ。理由は、ここの景色と、そして宿、今回宿は取れなかった。最大の理由は左の花…ゴゼンタチバナが自然の中で群生しているからだ。
今年は、花はまだ少なかった。7月の初めころがピークだろう。




例年、ここで宿泊するときは、オンネトーからラワン街道を足寄まで走るのだが、今回は、この花を見た時点でUターン、いつも立ち寄る喫茶店に寄り、陸別に向かう。
留辺蘂から遠軽、そしてナビ君が嫌がる山道を滝上へと。

滝上の陽殖園

陽殖園の高橋さんと知り合って、もう10年になる。北の旅では毎回ここを訪ねている。
しかし、高橋さんも、もう77歳か。後継者がいない中、いつまで園を続けられるのか?
そんな心配もしているが、まあ余計なお世話か。(笑)


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☝ タカネグンナイフウロ                                   ☝ 白いフウロ

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☝ ピンクのサラサドウダン                               
  

陽殖園で撮った上の花たち、いくつか分かる名前もあるが、もう大変なので、写真だけ紹介しておきます。
この日は、ここから海沿いの国道238へ出て、北の果て・宗谷岬の手前、猿払公園を目指しました。連日の車中泊と長距離運転で、少しお疲れ状態です。
猿払では、毎回レストランで、美味しいホタテが食べられます。
今回は大好きなホタテのシチューが無かったのが残念だったが、取りあえず、ホタテの刺身、塩焼き、バター焼き、フライ、春巻きを一品ずつ取り寄せ、生ビールで乾杯。その後、ホタテラーメンを食べ車中泊しました。

次回は、サロベツ原野から十勝岳、そして旭岳の近くまで…連続強行軍です。




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18北の旅 ④野付半島、ポー川、摩周湖からウトロへ

2018/07/06(金)
7月1日、北の旅から帰ってきて、降ったり止んだり断続的ではあるが、四万十は毎日雨が降り続いている。洪水警報も出ている。
昨夜は、早速、山手のNさん夫婦が、我が家に避難してきた。川辺のNさん夫婦もやってきて、突然の宴会が始まった。まあ、いつものことである。

今日は、小やみになったので、一旦は帰宅したが、明日はまた大雨の予報が出ている。またやってくるだろう。(笑)

アベ政権に似て、国民に百害あって一利なし…のこの天気、実は明日、高知県段階の9条の会の緊急集会が予定されているのだが、我が家から高知まで120キロ、電車も止まっている状態で、さて、出かけられるのか?山崩れや道路の冠水も心配だ。おそらく中止せざるを得ないか。

話は北の旅④に戻そう。
6日目(22日)…厚岸~野付半島~ポー川~斜里~摩周湖~羅臼・ウトロへ…357km

北海道の天気も今年は不順だ。毎日雨や霧が多い、気温も10度~15度の日が続いている。
この日は、道東は雲はあるが太陽も出ていた。いっそのこと、旭岳まで走ろうかと思ったが、どうも道央方面には雲が沸き上がっている。

あきらめて、予定コースを走る。

野付半島

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☝ 野付半島は海の真ん中にできた砂洲の道だ。
両側に海が見える。全国でも珍しい景色である。ここも北の旅では、いつも訪ねる私のお気に入りの場所である。

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☝ すぐ近くに国後島が見える                          ☝ トドワラの跡
いつもは霞んで見える国後島が、意外に近くに見えた。この島が、この海が外国のものなのか?
いつも理不尽に思う。アベシンゾウ、でかい顔してるが、プーチンに小僧扱いされて、領土問題は少しも解決の兆しさへ見えない。

野付半島の名所の一つ・トドワラも年々侘しくなっていたが、数年前の台風で一気に木が流されて、今はご覧の通り、いよいよ寂しい景色となってしまった。

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☝ カッコウ                                                         ☝ ノゴマ
野付半島では、いつもカッコウや他の鳥たちと出会える。
林や森もない、唯の砂洲の浜なのに、なぜか鳥たちが集まってくるのだ。不思議だが、この国の野党にも、こんな魅力のある政党になってほしいと、いつも思う。

ノゴマは写真を撮った時には、何の鳥か分からなかった。パソコンで写真を拡大して初めて分かった。まあ、素人だからねえ。(笑)


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☝ この鳥もノゴマに似ている…メスなのか?        ☝ 間違いない…ノゴマ

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☝ 本日のメイン…オジロワシ
私の小さなデジカメでも、これだけ撮れた。距離にして30m以内まで接近できたと思う。
その代わり,ワシ君に警戒されて、飛び立たせてしまいました。
私の後から、でっかいレンズを構えてやってきた、野鳥ファンの皆さんごめんなさい。


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☝ ウツボグサ                                                      ☝ 蝦夷アザミ
ウツボグサは、ちょっとした野草園などでよくお目にかかるが、こんな自然の中で出会うと、何となく頬が緩んでくる。


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☝ 海に突き出した野付半島の木道…きれいだねえ。

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☝ 名所の一つ・ナラワラ…こちらも徐々に寂しくなりつつある


中標津・ポー川史跡自然公園


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☝ 蝦夷のゴゼンタチバナ                                   ☝ アイヌの竪穴式住居跡
私たちが必ず立ち寄る場所の一つがここである。
それは、この花が、ここでしか見られないからです。普通のゴゼンタチバナは、また後のブログでも紹介しますが、自然に咲いてる場所があります。
でも、この花は、ここでしか見られないのです。


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☝ 踊り子草                                                      ☝ 竪穴式住居の中にヒカリゴケが
ヒカリゴケは、見ようと思えば他でも見れますが、花を見に来るついでに、いつもここで、ヒカリゴケを見て帰ります。


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☝ なんだ?                                                         ☝ クサノオウ


そして摩周湖へ

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☝ ポー川からいきなり摩周湖へ
ポー川では、いきなりのにわか雨…あわてて帰ってきました。なので時間はまだ11時前。
このまま羅臼、ウトロに回れば時間が余って困ることに…それで、羅臼を避け斜里へ出ました。

斜里から、天候が怪しいが、ひょっとすると摩周湖が見れるかも…と翌日に立ち寄る予定の摩周湖へと走り、曇り空ながらも霧のかかっていない摩周湖を見ることが出来ました。

今日の泊まり・羅臼、ウトロへ

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☝ 雲がかかった羅臼岳                                      ☝ ウトロの町

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☝ ウトロの夕やけ(もう一つか…)                     ☝ オシンコシンの滝

夕方4時過ぎにウトロの道の駅に到着。早速お目当ての食堂を目指して、営業が何時までか確認に行ったところ、なんとここも3時半には閉店なんだって。ありゃまあ…前回は夕方までやってたのにねえ。
何だかねえ、以前はウトロの町は輝いていたと思うのだが、知床が世界遺産に認定されたころから、だんだん天狗になったのかねえ?知床の評判が落ち始め、いつの間にやら、こんな寂しい事態になってしまったらしい。

近くの温泉で汗を流し、コンビニで弁当とビールを買って寂しい夕食。
ここで車中泊。次回は稚内近くの猿払公園まで長距離移動です。






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18北の旅 ③洞爺湖から白老、襟裳から士幌そして釧路湿原、霧多布湿原へ

2018/07/05(木)
台風7号も去り、普通なら、台風一過青空が…なんてところなんだが、相も変わらずうっとおしい空模様が続いている。今雨はやんでいるが、天気予報では日曜日にかけて断続的な大雨警報が出されている。
まあ、なんてしつこい、うっとおしい天気ではないか。
まるで安倍政権そっくり…政治が悪いとお天気まで性悪になってくる。
ちったあ反省しろよ、馬鹿シンゾウ!
まあ、そんなところで北の旅③へ行ってみよう。

北の旅③  
4日目(20日)…黒松内~洞爺湖~支笏湖~苫小牧~襟裳岬~士幌…492㎞
5日目(21日)…士幌~白糠~釧路湿原~霧多布湿原~厚岸…267㎞

何だか今回の旅は、いつもより日程が少ないのと、天候が悪く、絶好のタイミングで、旅の一番のお目当て・晴れ間の旭岳に登りたくて、かなり訪問先を削り、距離を稼ぐせわしない旅になってしまいました。(笑)

洞爺湖から襟裳岬、士幌へ

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☝ 洞爺湖                                                             ☝ 襟裳岬
洞爺湖は、走行中に見えた展望台で写真を撮ったのみ。どこに立ち寄るでもなく、支笏湖は横目にちらりと眺めただけで通り過ぎてしまいました。
苫小牧からは、無料の高速が襟裳の近く浦河までありますが、当初の予定が襟裳の手前・三石で一泊するつもりだったので、高速をずいぶん手前の日高で降りました。
ところが、日高から襟裳への道は結構車が混んでトロトロ運転になってしまいました。
それでも三石に着いたのは3時半。一泊するには、まだ早すぎます。と言って、辺りには見学する名所も見当たりません。

まあ行くだけ行ってみるか…と車を出し、襟裳岬へと走りました。
着いたのは4時半。襟裳岬は、森進一の歌にもあるように、何もない所です。(笑)
肝心の景色も写真のように霧に包まれ、おまけに風も強く寒い。次の目的地・士幌を目指しました。
士幌には道の駅『ビア21しほろ』があって、何だか、おいしそうな肉料理があるらしい…頼りない情報を当てにして飛ばしましたが、なんと店は3時で閉店らしい…なんのこっちゃ、そういえば北の国は3時閉店の店が結構多いのよねえ。以前はそんなでも無かったのに、どうも最近客が減って早じまいしないと採算が取れないらしい。
でもそうなると、客足はますます減るのよねえ。貧すりゃ鈍するだね。
仕方なく、すぐ近くの道の駅『しほろ温泉』で、簡単料理を食べ、温泉に入り車中泊。この日はほとんど写真も撮りませんでした。

釧路湿原へ
士幌からは、本別町経由で392号線を白糠へ抜けました。この道は初めて走った道です。
何にも障害物のない実に走りやすい道でした。
釧路湿原ビジターセンターに着いたのは9時過ぎ、センターで花情報を仕入れましたが、なんだねえ、今年はもう一つ…そんな感じでした。

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☝ ヒメカイウ                                                   ☝ 枯れかかった エンコウソウ

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☝ 柳虎の尾…これはかなり咲いてました         ☝ 花タネツケバナ…これも終期

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☝ ミツガシワ…まだこれから                           ☝ コンロンソウ(前回も紹介)

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☝ イソツツジ                                                    ☝ ン❢  花ではない。菌が枯れ枝に

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☝ コッタロ展望台
釧路湿原も、『人工の手を入れない。自然のままに』が方針なんだろうが、なんか年々、花が少なくなっているような…なんか寂しい。

霧多布湿原
こちらは、釧路湿原よりはかなり小さいこともあって、ある程度人工の手を入れているようだ。
それでも、維持費の捻出が難しいのかな?
花を見られる木道の範囲が小さい。まあ、今回は時期も悪かったのか、辺り一面を埋め尽くすような花の群れには出会えなかった。

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☝ 蝦夷のハナシノブ                                          ☝カラマツ草
ハナシノブは以前はいろんな場所で見れたのに、最近は、ここ以外では見かけなくなりました。

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☝ キンバイソウ                                               ☝ なんだっけ?

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☝ 大山ふすま…だと思う                                  ☝ 勿忘草、それとも似た花?

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☝ 仙台萩                                                           ☝ エゾカンゾウ

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☝ ワタスゲ                                                         ☝ 霧多布湿原の木道

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☝ クロユリ                                                        ☝ 白山チドリ
この花たちも、最近は、ここでないと見れなくなってるよなあ。

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☝ 琵琶瀬展望台から見た霧多布湿原

この後は、海沿いに道の駅『厚岸グルメパーク』に戻り、名物の『牡蠣豚合戦丼』を生ビール片手に美味しくいただき、車中泊。







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18北の旅 ②小樽から神威岬・神仙沼・黒松内へ

2018/07/03(火)
台風7号接近中…どうやら日本海を北上しそう。直撃避けられて少しは安心だが、雨には要注意のようだ。高知は、私たちが北の旅に出かけた後、連日の雨が続いていたらしい。
頼んでいた庭の花の水やりは、一度も要らなかったようだ。(笑)

それにしても、今回のサッカー、色々と話題はあったが、日本は善戦健闘したのではないだろうか。まだ課題は残るとしても。

さて、北の旅の話に戻ろう。
1日目(17日)…四万十~舞鶴港…走行500㎞
2日目(18日)…舞鶴港~小樽港~余市…走行23㎞
3日目(19日)…余市~積丹岬~神威岬~倶知安~黒松内…走行244㎞

旅の日程は、ちょっとした旅情と軽い興奮の中、あっという間に過ぎ去っていく。
まあ、それもそうだよなあ。四万十を出て小樽に着くまで、それだけで2日もかかるんだもの。
旅の始まりを実感したのは、やっと3日目に入ってからである。

前回(3年前)余市を訪ねた時は、朝ドラ『マッサン』の影響もあり、駐車場は満杯だったが、今はブームも去ったか、夜9時半頃余市着、静かな駐車場で一泊(車中泊)出来ました。

余市から神威岬へ

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☝ 余市で朝飯代わりのラーメンを食べ、午前6時には出発(何しろ北海道は夜明けが早いのだ)、しばらく229号線を走ると、ワッカケ岬を通り過ぎる。すると海が見え、写真のような岩が見えてくる。神威岬までは、ずっと海沿いの道である。
積丹岬で小休止して、神威岬を目指す。
7時半過ぎには神威岬へ着いた。駐車場からしばらく坂道を上ると、女人禁制の看板がかかった門があります。女人禁制…まあそれは、はるか昔のことで、今は誰でも通行自由です。(笑)

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☝ 神威岬の天辺には、ご覧のように地層がむき出しになった丘があります。
その昔、ここが海の底だった証ですね。
また☞の写真…私は『ガマ岩』と呼んでいますが、どうです、そっくりでしょう?

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☝ 岬の先端から見る海は、コバルトブルーの鮮やかな色どりに満ちています。
この近くにも海藻が生え、その周りで数隻のウニ船が漁をしていました。
そんなに大きな岬ではありませんが、300度見渡せる見晴らしのよさと、神秘的な岬の形状、起伏の様子、咲く花と海の色、風の音が抜群のバランスに満ちており、北海道有数の名所として、私は推薦したい。

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☝ ハマエンドウ                                                   ☝ ボケナス…違った…ハマナス

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☝ 遠慮がちだが結構目立つ花…フウロ              ☝ クシロワチガイソウ…だと思う

神威岬から神仙沼へ
神威岬からは、北海道で唯一、原発のある泊村を通る。景色はいいのにねえ、いつものことだが、なんだが気分が悪くなる。(オラ  こんな村  いやだあ~なんて…)
岩内経由で国道5号線に入る。
倶知安に入る手前で、蝦夷富士・羊蹄山が見えてきた。一瞬、写真撮ろうかなあ…なんて思ったのだが、ここはいつも何回も通る交通の要所…また次の機会に…なんて思って写真撮らなかったのが
災いして、ついに今回は1度も羊蹄山を撮る機会は訪れなかったのだ。(雨と雲に隠れて…)
『チャンスの女神に後ろ髪はない』…そんな諺を思い出してしまいました。(笑)
10時半頃、神仙沼に到着。早速、山に入りました。

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☝ 神仙沼の象徴・座禅草                                   ☝ 水芭蕉

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☝ 赤花エンレイソウ                                                 ☝ 黒ツリバナ
エンレイソウは、毎年よく見かける花の一つなんだが、今年は天候のせいなのか、この写真1枚だけしか撮れませんでした。
花というのは微妙なものですねえ。その時の天候、時期によって、全く違う展開を見せます。
今年の北の旅、花に関して言えば、異常な年でした。
毎年見る花が、かなり見れませんでした。

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☝ 楓の花                                            ☞ 水のほとりのチングルマとショウジョウバカマ

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☝ ミツバオウレン                                            ☝ ?なんだっけ?

神仙沼では、この他にも、トキソウやミツガシワ、それに池から羽化するトンボの姿など期待してましたが、まだ時期的に早すぎたようです。残念…

黒松内・タンポポハウスへ
神仙沼を出ると、ちょうどお昼時…飯でも食って、のんびり温泉にでも…とニセコの五色温泉へと向かいました。ところが、前回は営業していたレストランが、今回は廃業。
結局飯も食えず、温泉も入る気にならず、倶知安方面へ。
羊蹄山をぐるりと一周近く回り、またニセコ町へと入り、道の駅で、韃靼そばとやらを食べました。健康にいいソバとやらで、味も美味しかった。

その後、時間もあるので、黒松内の『ブナの森温泉』に入ろうと寄ってみたら、なんとここも改修中。なんとまあ温泉に縁のない…なんてぼやきながら、隣町の寿都町の温泉まで足を延ばしました。

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☝ 黒松内・タンポポハウス

まあ、そんな訳で本日お泊り予定のタンポポハウスに着いたのが、夕方5時過ぎでした。
夜は高知から持参したクリ焼酎『ダバダ火振』でタンポポさんと3年ぶりの再会を祝し、一泊しました。

さて、次回は一気に洞爺湖から襟裳岬、そして士幌と長距離移動です。またね~






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18北の旅 ①旅立ち、そして大阪地震

2018/07/02(月)
退職してから、連れ合いさんと2人、最大の楽しみは、年1回、6月に北の旅へ出かけることです。しかし16年は、私の白内障の手術、17年は参院選がこの時期に重なったため、2年続けて北の旅を見送ってきました。

幸い、今年は何とか行事のやりくりも付いて、6月17日(日)の夜、舞鶴港から新日本海フェリーに乗りこみました。毎回、朝四万十の家を出て、娘の家に寄り、孫たちと夕方まで遊んで、舞鶴へ向かいますが、今回は、夕方に家を出て直接舞鶴港へと向かいました。

久しぶりの北の旅を、のんびりと楽しみたいなあ…そんな思いでフェリーに乗りました。
今回のフェリーは『すいせん』、夜11時半に出港。海も穏やかでゆっくりと眠れました。
朝、起きて、朝食を済ませてカフェラウンジに出ると、何やら周りが騒然としています。
なんだ?…とテレビに目をやると、なんとたった今、大阪で震度6弱の地震…とのニュースが流れていました。

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まあ、旅に出ると、何かと思いがけない事態が起こるものですが、今回は、まだ何もしていません。フェリーで目を覚ましたら、突然の事態が…普通なら『えっ、大阪で地震。大変やなあ』で済ませるところですが、私たちに夫婦にとっては、それではすみません。

今は四万十市に住んでいますが、元々は大阪が生活の地盤で、友人、知人が、そして私たちの子供や孫たちが大阪近辺に住んでいます。それに大阪の我が家も、まだ残したままです。
船は新潟沖辺りを航行中、携帯は通じません。
船に備え付けの、たった1台の公衆電話に、早速人が並んでいます。

我が家は、テレビで見ると、最大震度の×印がついた辺りです。震度6弱…ええっ!そりゃ大変だ!だってねえ、23年前の神戸地震の時には震度4だったのに、我が家にも壁にひびが入りましたからねえ。なのに震度6弱…そりゃ大変だ‼
とにかく、家の周辺、それに子供たちの家の状態がどうなのか?
確認のため電話に並びます。皆さんなら並んでいるので、1人1件掛けたら、次の人と交代です。何度も並び直して、やっとこさ、大体の状況がつかめてきました。

亡くなられた方たちにはお気の毒でしたが、予測していたよりは被害は少なかったようです。
我が家も6月29日に大阪に着いて、確認しましたが、玄関の花瓶が落ちて、数千円の被害がありましたが、その他の被害はなかったようです。

揺れの大きさに比較して、前回の神戸地震より被害が小さかったのは、まあ私の予測では、揺れのエネルギーが、つまりマグニチュードが6.1と小さかったためであろうと思います。
それにしても、23年前の地震でたたき起こされたばかりなのに、またもその近くで大地震が起きるとは、災害とは本当に予測できないものです。
今度はてっきり、東南海地震か関東辺りに大地震が起こるのではないか?と素人なりに予測していたのに、まさかの大阪とは、次はどこで起きるか?誰にも予測はできませんねえ。

政府や電力会社、原子力村の面々…簡単に原発の再稼働なんて許せません。
次に、原発の真下で大地震が起きない…なんて誰が言えますか?
福島の二の舞は二度と御免です。
災害の怖さも、庶民の生活の苦しさも、全く理解できないアベ政権は、1日も早く退陣させたいものです。

昨夜1日に四万十の我が家へ帰ってきました。
しばらく、北の旅の話をしたいと思います。





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15・北の旅⑭旭岳の花+月下美人開花

2015/07/31(金)

昨日の夜、今季2度目の『月下美人』が開花した。前回は忘れてしまい見逃したので、今回は忘れないように鉢植えを、居間から見える縁側に置いてみた。

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夕方から少しづつ開花し始め、9時ごろに完全に開花した。
いつ見ても優美な花です。1日花ですから、その日見逃すと、もう見ることはできません。
この花…今回は10輪が同時に開花しました。
ため息が出るほど”美しい”と感じます。花は人の心を和らげてくれます。

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                       エゾノツガザクラ                                                         夫婦池

さて、北の旅も14回目…なんだか今回は簡単に紹介するつもりが、いつの間にやらロングランになってしまいました。
日は進まず、昨日の続きです。最後に旭岳の写真を載せていますが、最近にない天候のよさに驚きました。だって昨日まで、しばらく雨続きだったんですよ。

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                       コメバツガザクラ?                                             イワヒゲ

旭岳には、もう何回も来ているのだから、いい加減ちゃんと花の名前を覚えてもいいのに…我ながらそう思うのだが、いくら覚えても1年たつと忘れてしまうのである。やはり年のせいなのかな?


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                         エゾコザクラ                                                   ミツバオウレン

雪と山と野の花…大雪山の山々は高山植物の宝庫、その取り合わせは絶妙で、毎年うっとりと見惚れてしまいます。これでねえ…下界に降りてきても『安倍晋三』のニュースが流れなきゃ、この世は極楽…なのにねえ。
 
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               ショウジョウバカマ                                   ?…花はツリバナに似て…葉はラン系                  

特に、この右の写真が気になって仕方がない。2,3年前から見ているのだが、未だに名前が分らない。花の径は僅か5mmほどの小さな花です。


 
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いかがですか?旭岳の姿…これだけくっきりと雲ひとつない旭岳は、めったに見れません。
この日は、旭岳を下山したら、ぐるりと旭岳の周りをほぼ1周して、お隣の黒岳に登る予定です。
山から山へ直線距離で10㎞くらいかな?
ところが車で行くと100㎞以上になるから大変。

…とまあ、そういうことで6月26日の報告だけで、なんと3回もかかってしまいました。
次回は、黒岳の花と大雪高原温泉…秘湯の湯…の話です。



 

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15・北の旅⑬富良野から旭岳へ

2015/07/29(水)

戦争法案もいよいよ山場を迎えました。衆院に続いて参院でも戦争法案の「違憲性」が相次いで指摘されました。安倍首相は、憲法学者らが一致して「集団的自衛権の根拠にならない」と指摘している1959年の最高裁砂川判決を持ち出して「憲法に合致したもの」と強弁するなど、完全に破綻した議論を繰り返す答弁に終始しました。…これが我が国の総理かと…誠に見苦しい限りです。

だってねえ。最高裁砂川判決が根拠にならないというのは、ついこの間まで、安倍内閣が昨年集団的自衛権の容認決議するまでは、歴代自民党政権がすべて『集団的自衛権の行使は憲法違反です』と述べてきたではありませんか。砂川判決が集団的自衛権を認めていたのならば、じゃあ、歴代自民党政権は一体何をトチ狂ってたんだ…そんな話になりますねえ。(笑)

安倍内閣も、それを支持するネトウヨ諸君も『この重大事にへそが茶を沸かすような話』止めてくれないかなあ。国民をだまそうと言う、その不埒な言動許せませんよ。詐欺師顔負けだねえ。ホント、おれおれ詐欺より始末悪いよ。


…てなこと言いながら、北の旅も、そろそろ終わりに近づいてきました。
今日は、富良野から旭岳へ…です。



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               富良野山の中…五郎の家                                 最後の家…石造りの家

しかしまあ、『北の国から』の舞台となった富良野の麓郷の里、五郎たちが暮らしていた家が残されています。もう35年ほども前のことですが、それぞれの家が、いつ見ても創意工夫に満ちていて、今でも実際に住めそうです。


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        石造りの家…ここも毎年来てますねえ                       美瑛の丘…の代わりに

6月25日、明日は清水、新得経由で層雲峡へ入る予定で、十勝岳から富良野を回り、健さん映画、ぽっぽ屋の舞台となった南富良野の幾寅駅(映画では幌舞駅となっています)の近くで車中泊の予定です。
今回は、美瑛の丘の写真撮るのを忘れたので、麓郷あたりの丘の写真を代わりにのっけておきます。


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       南富良野の幾寅駅…ぽっぽ屋の舞台                           幾寅駅は今も現役です

ここの駅も、もう何回も来ていますが、ちょうど電車が入ってきたのは、初めてです。
学生が多かったが10人ほどが乗り込んでいました。


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         駅構内では繰り返し上映されています                             ラベンダーの花

健さんも、我々の年代には、『恰好いい男』の代表みたいな男でした。実生活と演じる役とは違うとは思うが、まあ私はやくざ映画より、後半生の映画の方が、よほど健さんの魅力が出ていると思いますが。
・・・ということで、この日は南富良野の道の駅で泊まりました。走行288㎞。


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                          コエゾツガザクラ                                           キバナシャクナゲ

6月26日、予定では新得から清水を経由して三国峠の樹海を通り、層雲峡の黒岳に登るつもりでした。
しかし、朝起きてみると、久しぶりの青空が見えます。明日も天気がいいとは言えません。
急きょ、予定を変更して、道央一番の観光スポット…旭岳を目指すことにしました。

昨日回ってきた道を、まるっきり逆戻りです。残念だけど、泣く子と天気には勝てません。
そしてたどりついた旭岳は、今までで一番の景色を見せてくれました。
まあ、その山の景色は次回に紹介します。


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                               ミネズオウ                                               クロウスゴ

大雪山…その中でも特に旭岳はカムイ・ミンタラ(神々の遊ぶ庭)として有名です。我が家の連れ合いさんは同行のKちゃんに『カムイ・チンタラ』…と紹介していました。


 

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15・北の旅⑫神居古潭~十勝岳

2015/07/27(月)

某政党さんには、『戦争法反対の共同闘争』の組織起動の要請をしていたのだが、なかなか前に進まず、もうしようが無い、9条の会の呼びかけで組織を立ち上げようか…そんなところに話は進んでいましたが、先日やっと、誠に遅ればせながら、共産党・社民党が共同して各団体への呼びかけがありました。

23日、6市町村が存在する幡多地方の各団体代表が集い、『戦争法を許さない幡多の会』が結成されました。まずは8月6日土佐清水市で集会を開き、9日には四万十市天神橋商店街・土豫(どよ)銀行跡地 
赤鉄橋下の河川敷で16時から、リレートークがスタートします。

強行採決はしたものの急激な支持率の低下(毎日調査…支持率35%  不支持率51%)で慌てる自民党と安倍内閣…内部でも右往左往が始まったようです。


さて、情勢もいよいよ緊迫してきました。私もやるべきことはやりながら、今日も北の旅の話です。


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                    焼尻島に沈む夕日                                           小平町のにしん番屋

6月24日、車中泊した苫前からは手前に焼尻島、その先にはオロロン鳥で有名な天売島が見えます。
この日の夕日は太陽が2つ…達磨さんみたいな形に見えました。日本海では時々見かける現象です。

25日はすぐ近くの小平町にしん番屋を見た後、留萌-深川-旭川-美瑛-十勝岳-五郎の家-南富良野まで、走行距離288㎞の旅でした。


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                    旭川の神居古潭入口                                        神居古潭駅の跡

旭川に入った途端、神居古潭の標識が目に入りました。連れ合いさんとKちゃんは行きたい…と言うことで、初めての訪れでした。
神居古潭…何と神聖な響き…専門書に縁がなく、漫画や小説でしか知識が無かった私の、神居古潭のイメージはアイヌの聖地…みたいなイメージでした。
違いました。全く違いました。

石狩川にかかる、白い木造の橋も神秘的で、どんな遺跡が見れるのかと、ドキドキしていましたが、何と見えてきたのは、機関車の姿と駅舎の跡でした。駅舎の写真中央の舗装路の跡が、以前線路だったところです。

え~えっ~  全くイメージが違いました。
駅舎の説明によると『カムイコタン』と言うのは、アイヌ語で『魔人の住むところ』という意味なんだそうです。
なんでそんな名前がついたかというと、すぐ下を流れる石狩川の淵がとても深く、時には荒れて通行手段だった船がよく沈んだのだそうです。
そこから『カムイコタン』の名がついた…とのことでした。


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                                 29638                                                                C57201

それよりも凄いのは、ここの駅の横手に鉄道ファンなら涎をたらしそうな、蒸気機関車が何と3台も展示されていることでした。こんな田舎の何にもないところで、静かに眠る機関車の姿に、何とも郷愁を誘われました。

29638は『きゅうろく』の愛称で親しまれた大正時代を代表する貨物用蒸気機関車です。
C57201は主に昭和10年代、急行旅客用蒸気機関車として活躍『しごなな』または『貴婦人』の愛称で呼ばれている、今もまだ人気の機関車です。


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                         D516                                                            白金温泉近くの青い池

D516は『でごいち』と呼ばれ、鉄道ファンに親しまれる昭和10年代に最も多く作られた蒸気機関車で、貨物用である。
駅舎にいたおじさんの話では、各地で動いていた同型の機関車の部品が無くなると、『部品を譲ってくれないか』との話が何度も舞い込み、いくつか部品を取り外して譲ったために、展示されている機関車は完璧な形ではないのだそうだ。
でもまあ、私にとっては、なかなか恰好のいい機関車で、どこの部品が抜けているのか?さっぱり分りませんでした。(笑)

近頃流行の『青い池』は、今年もたくさん観光客が来ていました。


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                         マルバシモツケ                                                イワタバコ

十勝岳は霧にかすんでいましたが、とにかく登ってみました。
ここには、いつも2つの花が咲いています。


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                     望岳台から見た十勝岳                             北の国から「五郎の拾ってきた家」

十勝岳から白銀温泉に回り、今日の汗を流して、富良野の五郎の家へ向かいました。
バスを家のど真ん中に取り込んだ発想の大胆さには、自分で家を建てたことのある私も脱帽です。
まあ、実に色々とガラクタを利用して、うまいこと家を建てていますねえ。
富良野へ来たなら、一見の価値あり…です。

長くなるので、この後はまた次号で。。。。


 

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15・北の旅⑪宗谷岬からサロベツ原野へ

2015/07/24(金)

今日は久しぶりに、本当に久しぶりのお日様が照っています。
しかし、台風12号が接近中…つかの間の晴れ間を楽しんでいます。

さて、北の旅もずいぶん長くなりました。今回から少し、はしょることにします。
現地は6月24日…今回の北の旅で最高の寒さです。震えながらコーヒーとパンで朝食を摂り、日本最北端…宗谷岬目指して出発です。


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         宗谷岬…日本最北端の地…の標識                             稚内公園から市街を見る

宗谷岬は日本最北端の地にふさわしく、冷たい風がきつく、連れ合いさんとKちゃんの二人は震えあがっていました。写真を撮る間も『寒~い、早く、早く』と連呼しておりました。(笑)


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                稚内公園…氷雪の門                                      稚内公園…九人の乙女の碑

稚内公園には、いくつかの小説等にも登場する…氷雪の門…があります。
氷雪の門とは、日本領だった南樺太(現・サハリン島)には、終戦当時、約42万人の日本人が生活していましたが、ソ連軍の突然の進撃により、人々は全てを捨て、祖国へと逃げ帰ることとなりました。この碑は、帰らぬ樺太への望郷の念と、樺太で亡くなった人たちの慰霊のため、1963年に建てられたものです。

その横には、九人の乙女の碑…があります。この碑は終戦時、樺太の真岡(現・ホルムスク)郵便局で通信業務を死守しょうとした9人の女性の慰霊のために建てられたものです。北緯50度線でソ連と国境に接していた樺太では、1945年8月、ソ連軍の不意の攻撃を受け戦火に見舞われました。刻々と迫る身の危険の中、真岡郵便局の女性たちは最後まで交換台に向かいましたが、『皆さんこれが最後です。さようなら、さようなら…』の言葉を残し、青酸カリを飲み、自らの命を絶ちました。終戦から5日後、8月20日のことでした。


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           サロベツ原野から望む利尻富士                                         トキソウ

稚内の沖合に浮かぶ利尻島…その先にはかすかに礼文島も見えていました。
海に浮かぶその姿は、やはり雄大です。

サロベツに着いた頃には、かなり気温も上がり散策には最適な気温になっていました。


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            今年も見られた…クロバナロウゲ                         ここにも、モウセンゴケが…

ちょっとねえ、花の種類が少なかったので、今年はどうかな?   と危ぶんでいましたが、トキソウとクロバナロウゲに出会うことができました。本当は、ここでハクサンチドリに出会えたら最高だったんだが、今年は見られませんでした。


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                      バイケイソウ                                                            サロベツ原野

第2位の広さを持つサロベツ原野…三大湿原の中でも、ここが一番荒涼とした感じがします。
湿原の周りに家が少なく、商店が無いせいもあるのでしょう。
とにかく、ここの海岸線は、かなり直線です。まあ、北海道では珍しくもありませんが・・・


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     まぼろし…と言われた…ヒマラヤの青いけし                黄色のけしもきれいです

サロベツからは、すぐ近く…幌延のトナカイ牧場へと向かいました。
ここでは、何と言っても、自然の中で栽培に成功した…ヒマラヤの青いけし…が見逃せません。
青い空に青いけし…同色なのに、なぜか映えるのです。
見学は無料です。

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      年々増殖する、コウリンタンポポ                                         トナカイの子どもたちが

この日は、ここから再び海岸線に戻り、海沿いを南下していきました。のんびりとした何にもない景色が続きます。初山別天文台に寄り、海岸線の景色に見入りました。?
今日の泊まりは、羽幌の道の駅…と決めていましたが、なんと道の駅の駐車場が封鎖されていました。
理由は3日後のお祭り準備のため…だそうです。
こんな田舎のお祭りに3日も前から封鎖かよ…ぶつぶつ言いながら、この町を去り、すぐ近くの苫前の道の駅で車中泊しました。
本日の走行は265㎞でした。



 

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15・北の旅⑩サロマ湖から滝上、そして猿払へ

2015/07/22(水)

昨日は小雨降る中、どういう訳か、何度建てても撤去の憂き目にあい、何度も何度も建て直し続けた、因縁の大看板を、ついに設置してきました。
単管を土中に打ち込み、高さ3mの枠を組み、補強の控柱も取り付けました。これで台風が来ても看板が倒れることはないだろうと思います。
国道56号線沿い、磯ノ川の『こーひー亭』の向かいになります。
道行く人々の目に、『守ろう  憲法9条』の大看板が、よく見えると思います。


さて、北の旅…雌阿寒温泉で久しぶりに、畳の上でのんびりと手足を伸ばして疲れをとり、6月23日はサロマ湖へと向かいます。


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                          ??                                                                       キンバイ

草花の名前も、昔は熱心によく調べたものですが、最近はもう邪魔くさくなってしまい、?のまま済ませてしまうようになってしまいました。

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                          ??                                                                  カンボク?

この草花たちは、雌阿寒温泉の周辺で見かけた花たちです。
テレビでは、今日は北海道もぐんと冷え込み、これから訪れる紋別市では9度まで温度が下がるだろう…と言ってました。

さて、久しぶりの雨が降っています。
目的地のサロマ湖展望台は、霧に覆われて下界は真っ白…何にも見えません。


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                     コマクサ                                                            タカネグンナイフウロ

まあ、とりあえずサロマ湖の周りを走り回り、お昼にラーメンでも食べようかと、湧別の芝居小屋「湧楽座」を訪れましたが、閉まっていました。ありゃりゃ…ラーメン店も閉店になってしまったようですねえ。
何にもない湧別の観光目玉が、この状況では、こりゃ湧別は忘れられた街になりかねませんよ。


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                     タカネグンナイフウロ                                                       ??

サロマでも湧別でも、まあ天候のせいもあって何にも見るものが無くて、時間がたっぷりと余っています。
まだ昼前です。場合によっては、ここのチューリップ温泉で車中泊の予定でしたが、次の目的地…滝上町の陽殖園を目指すことにしました。

滝上町の道の駅で、軽食を摂り、高橋武市さんが一代で築きあげた花の山…陽殖園を訪ねました。


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                               キキョウ                                                   ミヤマオダマキ

ここ何年か、ここ陽殖園を訪ねる時は、どういう訳か雨の日…が続いています。
ここでも、花の時期が微妙にずれている…そんな感じを受けました。
咲いてる花の種類が少なく、時期がどうもいつもと違う…そんな感じがしました。


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                                エリカ                                                        コウホネ

小雨の中、連れ合いさんは、北海道初心者のKちゃんに、色々と講釈を述べながら、楽しそうに山の中を歩いておりました。

この日は、ここで一泊か…と思っていましたが、連れ合いさんはもっと先へ回りたい…とのご要望です。
ええっ…と思いましたが、確かにまだ時間はある。どうせ車中泊だから、どこで泊まってもいいか…なんて思いながら寒い中、紋別の町へ入ります。

ここの小さな岬にオホーツク温泉…なんて、ちょっとしゃれた名の温泉案内が目に入り、寄ることにしました。海の見える露天風呂は少ししょっぱい塩味がしました。

その後、今日の宿泊地を猿払の道の駅と定め、一路オホーツクの道をひた走ります。
猿払の道の駅にはレストランがあり、ホタテづくしの料理が味わえます。問題は、ラストオーダーが何時までだったか…肝心なことを忘れてしまいました。

でも前回、食事の後は確か…暗かったよなあ…とおぼろな記憶を頼りに車を走らせました。
着いたのは夕暮れの6時半…慌ててレストランの時間を確認…間に合いました。ラストオーダーは7時半となっていました。

この日も生ビールで乾杯。ホタテの刺身、塩焼き、バター焼きに舌鼓を打ちました。
あ~ 一つ忘れていました。ホタテのシチュー…これを食べ忘れましたが、まあ一応満足です。
今日の走行距離414㎞でした。



 

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15・北の旅⑨摩周湖から雌阿寒温泉へ

2015/07/20(月)

台風11号は室戸へそれたため、四万十ではあまり大きな影響は無かった。過去2年、台風で皇帝ダリアが倒されているので、今回は事前に支柱を立てていたこともあり、花たちに影響は無かった。
また道路の木や竹も倒れなかった。

とにかく、台風一過…あっさりと梅雨明けか…と期待していたのだが、こちらは予想を裏切り、相変わらず、しとしとと雨が降ったりやんだり…梅雨明けはもう少し先になりそうです。

昨日は、高知市で『9条の会全県集会』があり、四万十市からは3名が参加した。四万十市から高知市までは130㎞もあり、参加すると言ってもなかなか大変なのだ。

会議では各支部の報告があった。署名やら街頭宣伝やらチラシの配布やら、それぞれに皆さん大奮闘である。『安倍政権のおかげで、我々も憲法の勉強が随分進んだ。冬眠していた組織も大変活発に動き出した。』との報告もありました。(笑)

会議の後、午後4時から1時間、高知城の周辺をシュプレヒコールを叫びながら、歩きました。
戦争法案強行採決後…国民の関心も急速に高まりを見せてきたようです。
沿道からの支援の声もずいぶんとかかっていました。少し暑かったが、気持のいい汗を流しました。
詳しいことは『なかむら九条の会』のブログで掲載されると思います。


さて、北の旅…話は遅々として、なかなか終われそうにありません。6月22日は摩周湖から雌阿寒温泉へかけての話です。


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              ウトロのオシンコシンの滝                           日本一小さな駅…小清水の原生花園駅

北海道へ上陸してから6日目…天気はずっといい天気が続いています。しかし、いつか雨が降る…実は釧路から厚岸へ回る時に、それを思い、一度中央部に入り、いい天気の下で旭岳に登った方がいいのでは…と思ったのですが、まあ、ついつい順路に従い、これまで旅を続けてきました。

しかし、とうとう天気がおかしくなってきました。曇り空です。
それでも仕方が無いので、予定通り、ウトロから網走の手前…小清水へ出ることにしました。


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       原生花園はスカシユリの花盛りでした                          摩周湖から見た硫黄山

小清水では、黒ユリとハマボウフウを楽しみに訪ねましたが、黒ユリの姿はなし。スカシユリが雑草のごとく、一面を覆っていました。
またハマボウフウも園内にはかなりありましたが、採取できる海岸沿いの砂浜には、ほとんど見かけませんでした。残念!


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          摩周湖の湖面は霧で見えず                                     硫黄山の迫力ある眺め

摩周湖は第3駐車場から入りました。ここの展望台は、今年の雪で柵が壊れていて、展望台は危険だとのことで、ロープが張られていましたが、皆さん平気で展望台まで入っていきます。
まあ、ここまで来て摩周湖を見ずに帰る訳にも行きません。

私たちも展望台まで足を運びました。
まあ、残念ながら湖面を霧が覆っていて、いつもの摩周湖ブルーは見られませんでしたが、湖面を覆う霧の姿は一面神秘的でもありましたねえ。

摩周湖の下に見える硫黄山…当初は寄らなかったのだが、ここ数年は立ち寄ることにしています。
吹きあげる水蒸気の迫力は旭岳の水蒸気を上回る迫力があります。北海道一と言えます。
噴出口にたまる硫黄は、昔はマッチ工場へ運ばれていたようですが、最近はどうでしょう?何かに利用されているのでしょうかねえ?


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         摩周湖の下に見えます…屈斜路湖                                 雄阿寒岳の雄姿

昔は屈斜路湖畔にある露天の温泉をよく訪ねましたが、最近は各地で毎日温泉に入れるので、ここの露天温泉に入ることも無くなりました。
しかし、屈斜路湖も北海道屈指の大きさを持つ湖です。写真前方にある美幌峠から見る屈斜路湖の景色もなかなかのものです。

屈斜路湖を後に国道241号線の曲がりくねった山道を、しばらく走ると、やがて前方に雄阿寒岳の雄姿が見えてきます。その下には、マリモで有名な阿寒湖があります。
阿寒湖の中の島には『マリモ展示観察センター』があります。私も一度は訪ねてみたい…と思ってはいますが、船で渡らねばならないので、時間と手間が惜しくて、いつも素通りしてしまいます。


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   オンネトウから見える雌阿寒岳と阿寒富士               群生して咲いてます…ゴゼンタチバナ

エゾノゴゼンタチバナは標津のポー川史跡自然公園でしか見られない貴重な花ですが、写真のゴゼンタチバナは北海道以外でも見られます。また、北海道では、ここ以外でも咲いていますが、それでも自然に中で群生している、この花を見ると、なぜか嬉しくなってきます。


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                ユキノシタ科・ズダヤクシュ                                                      ??

雌阿寒温泉近くのオンネトウ(沼)近くでは、他にもいくつかの野草が見られますが、今回はフッキソウが枯れていて、花は見れませんでした。
オンネトウからラワンまで、オフロードの道を走り、国道へ出て、今夜の宿泊地…野中温泉(民営国民宿舎)へと向かいました。北海道へ入ってから初めての旅館宿泊です。

野中温泉への途中に『くまげら』という喫茶店がありました。時間もあったので、3人ともコーヒー飲みたい…と立ち寄ることにしました。このお店…でっかいログハウス造りのお店でした。
採算がとれるのかな?  と危ぶみましたが、父親が建てた家らしく、建物には一家言ある私が見ても、なかなか立派な建物でした。
ここのコーヒーとチーズケーキがおいしかった。初めて寄りましたが気に入りました。次回も必ず寄ると思います。また一つ、いい店を見つけました。本日の走行267㎞でした。



 

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15・北の旅⑧羅臼、知床

2015/07/18(土)

安倍政権による非国民的かつ憲法違反、非民主的な戦争法案の強行採決…まさに四重、五重のルール違反であるにもかかわらず、多数決による採決は民主主義の基本であり、それに反対する共産党などの野党こそ法律違反だ…などと、事柄の是非も分らない某右翼ブロガーがいるようだ。
まさに唾棄すべき連中だと私は思う。

現在使われている教科書『現代社会』(教育出版)の中には、民主主義の二つの基本原理が書かれています。一つは「全メンバーの承認に基づいて社会を結成すべきであること」、もう一つは「社会の運営にあたって、個人をとことん尊重すべきであること」です。民主主義とは、この二つを同時に実現しようとする企てなのです。
少数意見だからと言って、これを無視、あるいは排除するやり方は、実は民主主義に反しているのです。
さらに言えば、近代先進国は『立憲主義』に基づき運営されているのです。某右翼ブロガーさんは、そんな常識もご存じないのでしょうか?

『立憲主義』とは、超簡単に言えば、憲法に基づいて国政は運営される…ということです。採決された法案…誰がどう見たって憲法違反の法案でしょ。それがお分かりにならないなら、あなたは政治問題に口を出す資格はありません。

さて、不条理なネトウヨさんに一発蹴りを入れといて、今日も行こう。北の旅。


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                        クサノオウ                                                    知床峠から見た国後島

今回の旅では、国後島が良く見えました。国後島の横には、今回初めて択捉島も見えました。
しかし北方領土の返還も座礁したままで、なかなかうまくいきませんねえ。
6月21日、この日はウトロで車中泊する訳ですが、この日隣同士になった神戸ナンバーの兄ちゃんは、知床の自然が大好き…と熱い想いを語っていました。

そのお兄さんの話の中で、知床の狭い自然の中で、数百頭に登るヒグマが生息できるのは、いかに知床の自然が凄いか、それが分る…とのことでした。同時に北方領土の話にも及びましたが、彼が語るには、『私は、北方4島も大事だとは思うが、何よりも南千島を返してほしい』…と言っていましたねえ。
何故かと言うと、南千島の自然は知床が足元にも寄れないくらい凄い…のだそうな。生涯に1度は南千島に渡るのが彼の願いなんだとか。(笑)


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                               羅臼岳                                            知床・フレペの滝(別名・乙女の涙)

とにかく世界遺産に認定されてからの知床の拝金主義の横行は、私の北海道へのあこがれを半減させた。支笏湖と知床…この2つが同じ意味で私は好きになれない。
まあしかし、北海道初心者のKちゃんに、せめて知床の自然の一部だけでも見てもらおうと、金のかからない自然センターを訪れた。

片道2,30分で知床の海を見下ろす断崖に立つことができます。
知床巡りの遊覧船に乗ると、知床の自然のダイジェストが最も簡単に理解できのだろうが、まあ、あまり金は使いたくない…ということで歩くことにしました。(笑)


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            フレペの滝を見に来た遊覧船                                    珍しく近くで鹿くんと遭遇

つい3年前までは、北海道でよく見かける動物はシカがダントツの第一位でしたが、昨年から事情が変わり、鹿の姿をほとんど見かけなくなりました。
理由は、おそらくジビエブームで鹿の駆除が進められたせいだと思われます。人になついていた鹿が人を恐れるようになり、ほとんど人前に姿を見せなくなったのです。


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                      岩尾別で見かけた子狐くん              日本最北端の温泉?岩尾別温泉の露天風呂

今回は子狐クンとよく出会いました。好奇心旺盛な子狐は藪の隙間から車をきょろきょろ、熱心に見詰め、カメラを向けても逃げようとしません。少し離れたところで母狐が心配そうに子狐クンを見まもっていました。獣とはいえ親子の愛情に変わりはないようです。

山歩きで汗に濡れた体を今日も温泉で流します。
岩尾別温泉の一軒宿…『地の果てホテル』には、過去何回か寄っています。
写真の露天ぶろは、川筋の遊歩道の傍にあります。テレビでも時々登場する温泉で三段風呂になっています。

私も以前に入ったことがありますが、まあ、傍を人が通りますので一応水着で入った方がいいかなと思います。


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                 知床峠から…ウトロの風景                                    ウトロ港の夕景

夕方、何年振りか、ウトロ港につきました。今日はここで車中泊です。走行248㎞。
夕食は近くの食堂『くまのや』で刺身定食を頼みました。もちろんこの日も生ビールでかんぱ~い!です。しかし、ここの刺身定食はうまかった。
抜群の鮮度と凝縮されたうまみがビールと共に五臓六腑にしみわたりました。とにかく、北海道はもちろん、これまで私が食べた刺身定食の中で断然1位にランクいたします。
いや~ また うまいもの  一つ発見です。



 

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残された人生、命ある限り、ある程度世の中のお役にも立ちつつ、海・山・川に戯れながら生きたい…と結構欲張り爺さんのぼやき日誌です。

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「あしたまにあーな」…「明日できることは今日はやらない」がわが人生訓です

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