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SIMANTO114の田舎暮らし

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骨と霊魂と兆民先生

2019/09/03(火)
前回、お盆前に大阪へ行き、私たち夫婦の仲人さんのお見舞いに行ったことを書きましたが、8月末、ついに亡くなられてしまいました。
今までの御恩や交流に思いをいたすとともに、人生のはかなさについて、色々と考えています。
現在、何とか無事に過ごしている私たちも、やがては、逝く、その日が来ることを現実の問題として、よく思うようになりました。

私も73年も生きてくると、親父やお袋、兄弟、親戚、多くの知人たちの死と対面してきました。
昔、土葬の時代もありましたが、近頃は原則,火葬と決まっているようです。
先ほど前まで、厳として存在していた肉体が、骨と灰になって出てくると、この世の無常を感じますねえ。
多くの骨と灰に巡りあう度に思います。
あ~あ、人間生きている内が華なんだなあ~と。死んでしまえば一巻の終わりです。
よく、人間死んでも霊魂は残る。霊魂は不滅です…なんて言葉を耳にしますが、現実に骨と灰を目にすれば,そんな戯言、吹き飛んでしまいます。

霊魂は存在するのか?
21世紀、人が宇宙へと飛騰する、科学全盛の時代、ほとんどの人が高校、大学に進学する高学歴の時代に、霊を信じる人や、ヘイトや差別、暴力、歴史の修正、アベ晋三を信じる人たちが多いことに、私は愕然とします。
同時に学歴と人格、知識と知恵は全くの別物であることを痛感致します。
テレビ等でも、占いや霊魂について、無責任に流している局を見るにつけ、情けなくなります。

私が最近、よく読む「幸徳秋水」に関する本で、今勉強中の
兆民先生行状記…霊魂の一説(中江兆民  1901年没)に、こんな記事がありました。

 …人間霊魂の事に及ぶ、肉体と精神をもて別個に解釈するは予は不同意なり。ヒシヨロジー(生理学)とサイコロジー(心理学)は到底相離るべからざるものなり。
思え精神の健全なり活発なると否とは、必ず肉体の健全活発なると相干するにあらずや、
一部の間の不消化は必ず脳髄の不快を来す。余は以前より信じて疑わず、
霊魂なるものは火なり、肉体は薪なり、薪尽きて火滅す、
かくのごときのみ。肉体を外にして霊魂の決してあるべきはずなし、
予は頑固なるマチリアリスト(リアリストか?)なり。

動物胎内にあるの時も其の始めは男女の別なく同一体なり、「されば如何にして男女の別を生じ来るや」余は思う、母の食物によるならん、例せば信州の養蚕に千曲川辺の砂利多き地の桑を与ふれば多く男蝶を生じ、粘土の桑を与ふれば多く女蝶を生ず、「然らば如何なる食物を用ゆべきや」それ迄は予は究めおらず。*1          ************以上、引用

 *1  流石の兆民先生も赤ちゃんの性別が、どうして決まるのか?  はご存じなかったようですね。(笑)しかし、まあ、これはご愛敬でしょう。
あのマルクス先生でさへ、ジャガイモが結核の原因だ…と思っていたそうですから…。
当時の科学では、まだ不明とされていた部分ですから。
  さて、では、赤ちゃんの性別は、いつ決まるのでしょうか? 現在の科学によると
実は、卵子と精子が受精した瞬間、つまり妊娠したときに既に決まっています
卵子はX染色体しか持っていないため、子どもの性別は父親の精子がもつ染色体によって決まるのです。

つまり、卵子がX染色体を持つ精子と受精すれば染色体はXXとなって女の子になり、

Y染色体を持つ精子と受精すれば染色体はXYとなって男の子になります。

試しにWebで「霊魂は存在するか」と検索してみたら、一般人に交じって、医師や宗教家、科学者までが、「霊魂は存在する」と答えているのには、唖然としました。無知ここに極まれりです。

肉体は霊魂の入れ物に過ぎない…のだそうです。(笑)
肉体を離れても、霊魂は存在できる…のだそうです。(笑)

ならば問いたい。
事故で脳を損傷したる患者の知能,あるいは身体の機能が回復しないのは何故か?
脳溢血で倒れたる患者の脳の指令が、身体に届かないのは何故か?
ロボトミー手術で、患者の脳が機能を低下するのは何故か?

答えていただきたい。霊魂が肉体と別に存在するのなら、肉体の損傷が、脳の機能に影響を与えないと私は思うのだが。
人間の思考、言語、肉体の行動…其の全てを司るもの…それは、全て脳の働きであり、脳は、肉体の死と共に、その動きを停止し、肉体と共に滅びるものであります。

21世紀の今の世に、霊魂だとか、幽霊だとか、占いだとか、ちゃんちゃらおかしいではないか。
100年以上も昔に亡くなった、兆民先生の爪のアカでも煎じて飲んでほしいものです。

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▲ 庭の花…モミジアオイ                           ▲ モミジアオイの花の後
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▲ 秋バラも咲いてます                               ▲ キキョウの花
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▲ クレマチス…まだ頑張ってるよ                ▲ ツユクサ…いつ見ても可憐だねえ
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▲ 秋茗荷も採れだしました。美味しい自然の恵みに感謝…

我が家の庭は、台風10号以来、降り続く雨の為、手入れもできず放置したまま…庭の通路にも草花が咲き乱れ、庭一面が緑の海と化しています。
先日、月下美人も今期4回目の開花を見せました。そして、今いくつか、小さな蕾がついています。近日中に5回目の開花を見られるでしょう。(笑)

それにしても、日韓関係の泥沼化…凄いですねえ。
ネトウヨやそれに追随するマスコミの報道にもうんざりです。
これで、外交はもちろん、政治や経済が上手く行く訳がありません。
全ての原因は、己の支持率を維持するために、意図的に仮想敵国を作り出し、国民の意識をそちらに集中させ、政権への批判を躱そうという、いつの時代にも共通の権力の権謀…アベ政権の汚い詐術に国民がはめられている…所にあります。

もう、うんざり…アベ政権…いい加減に辞めさせようよ。
国民よ、憲法の立場を忘れるな。冷静にものを考えよ。
野党統一戦線の確立で、政治を変えよう。




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       アベ9条改憲NO3000万署名にご協力を
       自・End 野党共同と市民の共闘でアベ政権打倒


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クリスマスだねえ

2017/12/24(日)

今夜はクリスマスイブ、そして明日はクリスマス。
若い方たちは、この日を恋人同士で過ごす日…だなんて錯覚している方も多いだろう。
まあねえ、時代が違うから、若い人たちが、この日を楽しんでくれるのも悪くは無かろう…と老体は思うのだが。本来のクリスマスは本場では、家族そろって教会に出かけ、牧師or神父の説教を聞き、家庭で家族だんらんを楽しむ日なのである。
時には、自分たちを生み育ててくれた両親を思い出してね。

日本人は不思議な民族だ。生まれた時は神道(神社で宮参り)で、結婚式はキリスト教、そして死ぬときは仏教…という、まことに節度がないというか、おおらかというか、私は他に、こんな民族は知らない。(笑)

クリスマスは『キリスト生誕の日』と思われているようだが、それは違うようだ。
わが愛する土佐の偉人・幸徳秋水が牢獄で書いたという、最後の書に『基督抹殺論』があるが、その中で、秋水は、★キリストは実在の人物ではない。★十字架は古来からの太陽崇拝者たちが掲げていたもので男根を象徴したものである。★キリスト教を伝える古文書は4つほどに分かれるが、互いの記述が一致しない。★その古文書はキリスト以前からあった。…等々により、キリスト及びキリスト教は後代の人たちが作り上げた作品であり、キリスト自身が現し、又語ったものではない。★キリストの生れも死も不明。…従がってキリストは実在の人物にあらず…そんなことを語っている。

先日もクリスマスの話をテレビでやっていたが、そこでも『キリストの生死は不明、クリスマスはキリストの誕生したことを記念する日である』と神父さんが語っていた。
何故、12月25日をクリスマスにしたのか…その理由は、冬至(今年は12/22)が過ぎて、これから毎日、日の射す時間が長くなっていくので、キリストの誕生を記念するにふさわしい日として、この日に定められた…のだそうだ。

幸徳秋水、刑死して106年がたったが、刑死の前年・牢獄で書かれたのが、この本である。
四万十市では、秋水が国家犯罪で処刑された日、1月24日に毎年、墓前祭が行われる。
私も毎年欠かさず参加しているが、今年は生憎、辺野古支援&名護市長選支援ツアーに参加するため、欠席せざるを得ない。

皆さんが楽しんでいる?クリスマスに幸徳秋水を話題にするのは私ぐらいのもんかねえ。(笑)

四万十に    誇るべきもの    二つあり   四万十の流れと    幸徳秋水       by  simanto114


【追記】ちなみに、秋水の『基督抹殺論』のキリストの部分を天皇と読み替えたらどうなる?
絶対主義的天皇制の下で、しかも大逆罪で押し込められた獄中では、天皇批判はできなかったので、秋水は、キリスト批判にことよせて、天皇の生い立ち、歴史、古事記等の記載のでたらめさと低劣な内容等について天皇制批判を行ったのではないか?
そんな見方もあることを付記しておきたい。
秋水の最後の著作として、なぜ突然『基督抹殺論』なのか?
指摘のように考えると、納得いくのである。


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写真は、我が家の室内で開き始めた《シャコバサボテン》です。
寒くなりだしたので12月に入って、すぐに室内に取り込んだのが、次々と花が開き始めた。
今年は、どういう訳か花芽の数が多い。たっぷりと楽しめそうです。





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土佐の偉人…中江兆民

2016/8/26(金)

土佐の偉人に1911年1月24日、《大逆事件》で処刑された幸徳秋水がいる。
犯罪者として処刑された秋水への世間の批判は根強く、その親族は肩身の狭い思いを最近まで引きずっていた。2000年12月19日、秋水の地元で、中村市議会(現四万十市議会)は秋水の処刑は明らかな《冤罪である》として《幸徳秋水を顕彰する決議》を行った。

幸徳秋水はこの90余年の間、いわゆる大逆事件の首謀者として暗い影を負い続けてきたが、幸徳秋水を始めとする関係者に対し、20世紀最後の年に当たり、我々の義務として正しい理解によってこれを評価し、名誉の回復を諮るべきである。よって中村市議会は郷土の先覚者である幸徳秋水の偉業を讃え顕彰することを決議する。

私は、ここ四万十市へ移住するまで、幸徳秋水については、その名前を記憶するのみであった。
今年、私は《秋水研究会》に入会した。改めて土佐の偉人・秋水について学び始めた。
そして、秋水の師・中江兆民についても学び始めた。

この2人の書籍や関連書籍…さぞや難しかろう…と思っていたのだが、秋水に関連する中江兆民、内村鑑三の本を図書館で借りて読んでみると、これが結構面白いのである。今読んでいる最中であるが、とりあえず兆民に関する記事をwebで拾ってみた。

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中江 兆民(なかえ ちょうみん)

弘化4年11月1日(1847年12月8日) - 明治34年(1901年12月13日)
土佐出身の思想家・政治家。東洋のルソーと呼ばれることで有名。幼名は竹馬、名は篤介。

長崎・江戸でフランス語などを学んだ後、1871年フランスに留学。1874年に帰国後、東京で仏学の私塾「仏蘭西学舎」を開く。

1881年には西園寺公望と共に、東洋最初の日刊紙「東洋自由新聞」を 創刊。主筆として明治政府を攻撃し、民権思想の普及に筆を振るった。翌年、ルソーの『社会契約論』を漢語訳し、出版するなどし、”東洋のルソー”と呼ばれました。

1887年に『三酔人経綸問答』『平民の目さまし』などを出版。民権思想を説くが、保安条例により東京追放となる。翌年兆民は大阪に移り、「東雲(しののめ)新聞」を創刊。

1889年。大日本帝国憲法、衆議院議員選挙法及び貴族院令などが発布され、自由民権家の追放が解かれました。そして第1回衆議院議員に立候補。その地区のトップで兆民は当選します。 しかし、国会土佐派の裏切りに憤慨し、議員を辞職してしまいました。

その後、山林業や鉄道事業に手を出すもいずれも失敗に終わります。

1901年、喉に違和感を覚え病院へ行きますが、そこで余命一年半の喉頭がんとの宣告を受けます。そして、それを知った兆民は『一年有半』、『統一年有半』を執筆。

そして、12月。自宅にてその生涯を終えました。54歳でした。 遺言により、墓はたてず、火葬場で荼毘にふし、その遺骨は兆民の母の墓の隣に埋葬されました。

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http://www.ne.jp/asahi/kaze/kaze/nakae.htmlから抜粋した記事を以下に。

中江兆民は歴史的には日本における最初の唯物論者として、そして又自由党初期の指導的理論家として記憶されている。しかし、一般に彼の名前は軽妙な毒舌家として、或は明治期の代表的な奇行家として知られている。

中江兆民に対する多くの同時代人の評価は「直言の士」という点で一致していた。例えぱ、大石正己は「中江君は実に単刀直入で、思う所を云い、為きんと欲する所を為すという点に於て我邦の絶品であった」と書いているし、後藤象二郎は中江を評して、彼は三国志に出てくる禰衡(でいこう)だと言っていたという。

禰衡は酒興に名をかり、全裸体となって宴席上に踊り出て、権勢並ぶものない曹操を罵倒した人物である。この後藤の批評は中江を知る者の共感を集めたらしく、中江=禰衡論は広く人口に膾炙するところとなっている。

彼は、波乱にみちた騒々しい一生を送ったように見える。だが、先入観を捨てて眺めたら、誰でも彼の生涯全体を貫ぬき流れている基調音の簡潔さや、鬼面人を驚かすその言説の背後にある魂の地平の静けさなどを感じ取ることが出来る。

中江兆民が、理を持って生涯を生き抜く「純理の人」となることができたのは、彼が底辺に生きる庶民との交わりを深め、そこから一種の人道感覚を育てたからだった。留学を終えて帰国するとき、トルコやインドで白人が現地人を虐待する現場を見て、強い憤りを感じたのも、帰国して日本人が部落民やアイヌ人を差別するのを見て激しい怒りを覚えたのもこのためだった。

兆民が生きていた頃の日本は、朝野をあげて富国強兵を目指し、大陸に進出して列強の一員になることを夢見ていた。この時期に兆民は、富国と強兵は矛盾するという至極当たり前な議論を展開している。日本の将来を大国主義ではなく、島国日本に留まって国内を充実させる「小国主義」の方向に向けるべきだと説いているのである。

彼は時の日本人が範としていた先進強国を「英仏虎狼の国」として否定し、スイス・ベルギー・オランダなどの非強兵国を模範としてあげている。その先見性は、実際目を見張るほどなのである。

「一年有半」の出版後、兆民の病状は悪化した。そんななかで彼は次の著作に取りかかるのだ。このときの様子を幸徳秋水は「続一年有半」の序文に次のように書いている。「日本の名著・中江兆民」(中央公論社)には、その口語訳が載っているので、そこから引用してみよう。

「切開した気管の呼吸はたえだえであり、身体は鶴のように痩せているが、ひとたび筆を取れば一潟千里の勢いである。奥さんをはじめみんなが、そんなにお書きになると、とりわけ病気にさわりましょう、お苦しいでしょうと言っても、書かなくても苦しさは同じだ、病気の治療は、身体から割り出したのでなく、著述から割り出すのだ、書かなければこの世に用はない、すぐに死んでもよいのだと答えて、セッセと書く。

疲れれば休む、眠る、目がさめれば書くというふうであった。病室は廊下つづきの離れで、二部屋の奥のほうに、夜も一人で寝ておられる。半夜夢醒めて四顧寂蓼として人影なく、喞々たる四壁のこおろぎの声を聞くと、すでに墓場にでも行っているようで、心が澄みわたって哲理の思考にはもっともふさわしいから、たいていは夜中に書くとのことであった。

そして日に一時間か二時間かで、病気の悪い時には二、三日もつづけて休まれたが、九月十三日からはじめて、わずかに十日ばかりで、二十二、三日には、はや完結を告げていた。いまさらながらその健筆、じつに驚くべきである。」


こうした無理がたたって病勢は急速に進み、兆民はもう仰向けになることも、横を向くことも出来なくなった。喉頭部が腫れ上がったため、俯せになり両手を枕に置いて頭を支えているしかなくなったのである。彼は「続一年有半」完成後、三ヶ月と持たずに永眠している。

「続一年有半」には、「一名無神無霊魂」という副題がついている。
副題が示す通り、これは彼の信条とする唯物論哲学を述べたものである。彼の唯物論はフランス留学中、フランス唯物論の影響を受けて以来のものだと思われるが、僅か十日で書き流したものだから、中学生にも分かるような平易な内容になっている。

われわれが生きている宇宙は、最初からこうした形であったのであり、誰が創造したものでもない。宇宙を形成する元素は、転々と形を変えて存在し続けるから、この宇宙に終わりというものはない。物質は不増不減、宇宙は無始無終、永遠に存在するのがあるとしたら、元素によって組成された「モノ」だけである。

人間も元素で組成されている。人間の本体は物質で、精神はその作用に過ぎない。だから、人間が死んでも霊魂は残るというような考え方は、唐辛子がなくなっても辛みは残る、あるいは太鼓がなくなっても音だけは永遠に残ると言うに等しい妄言なのだ。

人が死ねば、その意識は無に帰して痕跡をとどめない。シャカ・イエスの霊魂は死ねば忽ち無に帰するが、「路上の馬糞は世界と共に悠久で有る」。生きているうちは自己社会の改善につとめ、死んだら綺麗さっぱり無に帰する。これ以外に入間の生き方はあるか。

「続一年有半」は、こうした単純明快な原理を比喩を用いながら多方面に押し広げるのである。

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実に愉快である。
100年以上も前に亡くなった人が、現世でも有名な天文学者ホーキング博士よりも、明快に宇宙をとらえていることに、私は快哉を叫びたい。
そして世間を迷わす《霊魂》の話も実に簡明で、その比喩はユーモラスである。
特に最後の言葉…「路上の馬糞は世界と共に悠久で有る」…には思わず笑ってしまいました。

70歳を迎えた私が、これから地元の偉人・幸徳秋水から新たな哲学を学びたいと、彼らの残した本を読み漁ることになります。
思えばこの10年、漫画みたいな小説ばかり読みまくり、もう四万十市の図書館には、私の読みたい本はなくなった…と思いかけていたのだが、また新たな分野に興味が広がり、しばらくは退屈せずに楽しく過ごせそうです。(笑)


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写真は《月下美人》
冬に枯らしかけたので、今年は花は咲かないか? とあきらめていた月下美人が今年も咲いた・月下美人にも紹介したように、花を咲かせてくれました。

そしてまた先日、新たに3輪の花が咲きました。
もう、これが今年最後の開花だろうと思います。





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忙しいねえ…今年の夏は

2016/08/11(木)
高知では暑い夏の祭典《よさこい祭り》が昨日9日から始まりました。
12日まで、連日1万8千人もの踊り子たちが市内を練り歩きます。

それに加えて、待ちに待ったオリンピックが始まりました。
そして、大好きな高校野球と…毎日番組を見ながらうろうろとしています。(笑)
さらに大阪からの来客あり、卓球仲間のお泊りカラオケ宴会…と《そんなんでエエンカイ》の中、いよいよ我が家大本命の孫ちんたちがもうすぐやってきます。

もうたまりません。この夏は最高です。


IMG_4516.jpg  オリンピックの柔道選手…《銅メダルでごめんなさい》発言に世間は騒いでいますが、私は、もっと気楽にスポーツを楽しんだらどうですか…と思います。

女子を締め出す高校野球と同じ、古いですねえ。日本の国技と言われる相撲さへ、外国人横綱ばかりではないですか。
まして柔道は、今や国際的なスポーツです。

日本選手が金メダルを取れないからと、悲壮な顔をするのは、むしろ滑稽です。
柔道界も時代に合った国際感覚が必要だと思います。

さて我が家のリビングの真ん中に立つ、1本の1升瓶…中身はどこの何という銘酒なのか…左党なら、そう思うはずです。(笑)
天空の里・大豊町から送られてきました。
中身は、友人が自宅で採取したハチミツです。
混じりけの無い、純粋なハチミツ…これがおいしいんです。


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珍しい花です。名前は?

友人宅を訪ねたとき、庭に咲いていました。
下の《鹿の子百合》も、時期的にはもう終期です。
右の花も径1cmほどの小さな花です。これも名前が分かりません。


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IMG_4517.jpg そして、こちらは話には聞いていましたが、はじめてお目にかかりました。

《食べられるほうずき》です。大きさは1cm以下の小さなものです。
食べると甘みが口に広がります。ヨーグルトに入れて食べると、そこそこおいしく食べられました。

ちよっと、先の参院選で投票率が全国最低だった、その大きな理由…合区で、高知県から出る候補者がいなかったという、いわゆる合区問題について、最近よく質問されます。
その問題を取り上げたいと、思っていましたが、これから孫ちんたちがやってきます。当分無理かな?
時間が出来たら、取り上げたいと思っています。





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早(はや)、立春

2016/02/04(木)

昨日は節分、そして今日からは暦の上では春です。
立春…いい響きですねえ。何だか心が浮き浮きとしてきます。この世にアベ内閣さへ無かったら・・・。

昨日、四万十川の河原に出かけてきました。
1月の中頃に見かけた、土筆たちがどうなっているのか様子を見に行きました。
今年は、土筆採りが早くなるなあ…と思っていたのに、突然の寒波がやってきて、土筆君たちの影も形もありませんでした。

なんだかねえ、今年は逆に、土筆採りが例年よりも大幅に遅くなりそうです。
これも、破滅型内閣…アベ内閣のせいなのかなあ?


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しかし、戻ってきた暖冬で、庭の、梅の花は、もう満開を過ぎて散り始めています。
また、寒椿の赤い花も、今年は例年並みの開花で、メジロたちが毎日蜜を求めてやってきます。

立春…と言えば、もう50年以上も昔のことですが、今でも思い出すことがあります。
あの頃は私もまだ紅顔の美少年?だった。
久保田鉄工(現クボタ)の職業訓練生として入社、3年間の講習期間を男ばかりの独身寮で暮らしていたっけ。

当時は、今のように携帯電話とかメールなども無く、女の子との通信手段は主に手紙でありました。
男ばかりの社会で、楽しみは月刊誌などで知り合った女性との文通でしたねえ。

友人が文通相手に書いていた手紙を、『これでいいか?』と見せられて(私は当時、寮の中で、手紙の書き方の指導員みたいな立場にありました。(笑))、ちょつと、これは変じゃないかなあ…という、一文を見つけました。

彼の手紙の一文に、『…節分も過ぎ、早(はや)立春となりました…』という個所がありました。
『これって、ちょっと変じゃないかなあ』と指摘すると、周りにいた友人たちも寄ってきて、『やっぱりこれは変やでえ』となり、最後は大爆笑となりました。
なにしろ私たちは当時、17,8歳…箸が転んでも笑い出す…そんな年頃でしたから、腹が痛くなるほど笑い転げたことを思い出します。

皆さんは、上の一文で、何が変なのか…お分かりになりますか?

私は彼に聞きました。
『節分から立春まで、どれくらいの間があるのかなあ?』と。
そうなんです。普通『早(はや)○○』と表現するときは、対象となる事柄があってから、一定の歳月を経ていないと、『早(はや)○○』とは表現しないのです。

立春は節分の翌日ですから、こんな場合『早(はや)○○』の表現方法は不適切だ…というのが、私の指摘したことでしたが、さて、皆さんはどう思われますか。

音信も途絶えて、あれから『早(はや)50年』の歳月が流れてしまいました。一緒に笑い転げた友人たち…彼らは、今、どうしているのてじょうか?  懐かしさがこみ上げてきます。

この季節になると、こんな何でも無いことが、毎年思い出されるのです。




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2016始動

2016/01/08(金)

とほほ…なこと
年の初めから、とほほほ…で申し訳ないが、年末から左の奥歯が痛くて、かみ合わせもできなくなって、ついに歯医者さんへ行き、治療してもらったのだが、歯茎がはれて、少しだが膿みと血が出た。
予約日の今日、再び歯医者さんに行ったら、なんと、左の痛む奥歯が、縦に二つに割れていたのが見つかった。
歯医者さんは、この歯を残して治療していく予定だったようだが、二つに割れた歯を見て、急きょ方針変更、引っこ抜いて入れ歯にするがいいか?と確認されて、私も分ったとうなづいた。
かみ合わせのできる最後の奥歯に別れを告げて、あ~無情にも麻酔が打たれ、やっとこで挟んで、よいしょと引っこ抜かれてしまいました。

この日は、この歯の奥に根っこだけ残っていた歯と、もう一つぐらついていた右の奥歯…合計3本の歯をぬかれてしまいました。
いや~歯の痛みは、気力が萎えるんですよねえ。ブログの更新も気になっていたが、とてもそんな気分になれない。歯の痛みが和らいできた今、やっと更新することにしました。
この先何回か、歯医者に通い、歯の掃除や歯茎の治療をしながら、時期を見て部分入れ歯にする予定であります。

まさに、とほほ…な状態です。皆様も歯の手入れは怠りなく…とほほ…な私からの忠告です。(笑)

孫ちんたちとの交歓

IMG_3747.jpg今年は、3人の孫たちと、楽しい時間をたっぷりと持つことができました。
4歳の男の子は、『きゃ~っ』と歓声を上げて迎えてくれました。
1歳2カ月の男の子(写真)は、ジイジ、バアバの顔を見るなり泣き出してしまいました。いわゆる「人見知り」です。
お母さんが出してきた特効薬(お菓子)を上げると、とたんに泣きやみ、すぐにジイジ、バアバと仲良しに。(笑)

もう一人は女の子、3歳2カ月。こちらはもう、おしゃまのもので、早速ジイジ、バアバに慣れて、あれやこれやと、遊びの仲間にされてしまいました。

孫ちんたちの家に行ったり、あるいは来たり、最後は、ジイジ大好き…と抱きつかれて、『いや~、生きていて良かった~』と悦に入ったり、また、4歳の男の子は、ジイジ、バアバか『高知に帰るよ』と別れを告げたら、『帰らんといて』と泣き出してしまいました。

まあ、ジイジ、バアバ冥利に尽きた新年でした。


そして今年の抱負

まあ、抱負と言えば、色々ありますが、何といっても、筆頭は、『アベ内閣退陣』『戦争法廃止』…これに尽きると思います。
権力が憲法を無視して暴走を始めたらどうなるか?…それはもう独裁政治の始まりです。
独裁政治の行く先は、もう言わずとも自明のことです。第2次大戦のドイツ・ヒットラー、イタリアのムッソリーニ、そして日本軍部の独裁…が、世界にどれほどの災厄と犠牲を振りまいたか、明らかなことです。

アベ内閣の狂気…これはもう路線の違いとか、考え方の違い…などで済ませられる問題ではありません。
独裁政治はいかなることがあっても阻むべし…です。それしかありません。
そのために、今こそ、この国の主権者…国民が立つべき時です。
野党は手をつなげ…某政党が好きだとか嫌いだとか…そんなことを言い合ってる次元ではないぞ。今の政局は。
新年に  戦争法廃止と  書き初めし         
アベの顔  スリッパで叩く  憂き世かな
  理想郷  この世に作るぞ  孫のため



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皆殺しの話+ずっと一緒

2015/11/24(火)

今日もテレビで『最近の腹の立つニュース』の一つとして、小学校教師の、
嫌な奴(18782)+嫌な奴(18782)=皆殺し(37564)の話が登場していた。

しかしなあ、私は思うのだが、最近の世相というか、人々やマスコミのの怒りの小さいことに、大抵うんざりしてしまうのである。
私は、これくらいのことで、目くじら立てて怒ることはなかろうと思うのだ。世の中には、もっと許せない問題が山積しているだろうが。そんな大きな問題には、見て見ぬふり、何も聞こえないふり…でスルーして、弱い立場の人間のミスにだけ目を向け、大袈裟に叩く…そんなせせこましい最近の日本人とマスコミに腹が立って仕方がないのである。

アベ内閣の進める、この国のあり方を根本から覆す…戦争法をはじめとした、国民無視、憲法無視の政策の進行には、黙って目をつむり、こんな小さな問題で憂さ晴らしですか。
そんなことしている間に、この国はどんどんファッショ化して、再び破滅の道へと突っ込んでいくことになっているのだが。。。

金持ち減税はどんどん進み、貧乏人への増税は呵責なく進む。このままでは1割の金持ちと9割の貧乏人階級へと2極化してしまうだろう。そうなると、世の中は当然弱肉強食…金持ちと一部の特権階級は、9割の貧乏人を酷使し、ますます肥え太り、貧乏人は痩せるばかり。しかも怨みの言葉も、世直し運動も全て監視の下にマイナンバーで記録され、不都合な者は投獄され除去される…そんな世の中も近いかもしれませんなあ。

みなさん、もういい加減、マスコミに踊らされるのはやめませんか。
人間の尊厳を取り戻そうではありませんか。隣人同士いがみ合い、勝ち組、負け組で差別の助長し合い…なんて、くだらないことやめにしませんか。

こんなこと続けていたら、それこそみんなまとめて、戦争で国民皆殺し…の時代が口を開けて待っていますよ。



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さて、話はころりと変わり、我が家の話。
以前連れ合いさんが知人から頂いた「コップの敷物」…横文字で言うとコースターとか言うのかな。
このコースター、随分古くなってきて、壊れそうになっていたので、2つを一つにしてラミネート加工してみた。

元々の一枚の絵のごとく、ピッタリと収まってしまいました。
連れ合いさんは『ずーっと いっしょ  オホホ』と大喜び。ただ『トホホ』の部分が気に入らないみたいです。(笑)

結婚して、もうすぐ39年目の記念日がやってきます。我が家の場合、1122の日で無くて、1211が記念日となっています。
お互いに仕事だ、子育てだ、活動だ…と、現役時代はまさに八面六臂の生活を送ってきただけに、ここ四万十暮らしは別天地です。

ほとんど毎日、愛車、軽トラのジャンボ君で市内へと出かけますが、ほとんど連れ合いさんの用事…私は毎日アッシー君の生活です。
まあ、都会と違い田舎は交通機関がありませんので、どこへ行くのにも車が欠かせません。連れ合いさんは免許が無いので、私は、連れ合いさんの命ずるままに、今日は東へ明日は西…そんな毎日です。
まあ、そんな訳で、ほとんど一緒にいます。『ずーっと  いっしょ』の毎日です。
私の気持ち?…それはまあ、写真のフクロウ君と同じ思いです。はい。



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皆様、良いお年を!

2014/12/26(金)

おそらくこれが今年最後のブログ更新となります。
明日は、大阪で可愛いい孫ちんたちと戯れているでしょう。(笑)

今年最後のブログ…と言うことで、試しに今年初めてのブログを読み返してみました。
笑いましたねえ…まあ、見事に新年の決意を忘れていました。
あれほど、もう過激なブログは書かない…と誓っていたのに、まあ、安倍ちんのやり方も悪いのだが、思わず慎みを忘れてしまいましたねえ…私としたことが…

とにかく来年は、少しは慎み深く熟年の深み漂うブログをお届けしたいものです。
まあ、しかし、一応それは予定であって、予定は未定の部分も含むのであって、決定ではないのであって…まあ、要するに、いくらそんなこと決意しても、怒りんぼの私が、いくらそんなことを思っても、まあ、その実現は本当に難しいのである…と、そういう話でありますよ。(笑)

とにかくsimanto114…68歳、まだまだ未熟なのであります。

話が、これ以上ややこしくならない内に、今年1年お世話になりました皆様に、感謝を申し上げ、来年もまた、相変りませず、進歩の無い私のブログにお付き合いください。

それでは皆様、良いお年を!



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行く年、来る年

2014/12/23(火)

『行く年、来る年』…って、ちと気が早いか?
しかしなあ、今週末には、可愛いい孫ちんが待つ大阪へ発たねばならない。するとブログを更新するのも、今年はもう後一度くらいか?
1年を振り返ってみても、決して早くは無い。

我が家の1年で言えば
①なんと言っても今年最大の出来事は、私に3人目の孫ちんができたこと。
新しい家族が増える…と言うことは、ただそれだけでめでたいこと、嬉しいことである。

②四万十市においては、『長いこと冬眠していた九条の会』再建に微力を尽くせたこと。
このことは、来る年の不気味な雲行きを思うと、大きな意義のあることだと思う。『憲法九条』を守る戦いは、いよいよ正念場となるだろう。

③三つ目は、夫婦二人の健康のため、揃って週一回の卓球教室に通い出したこと。
40年も遠ざかっていた卓球…でも体は覚えているんですねえ。およそ6カ月ほどの練習で、ほぼ全盛時の体の動きを取り戻せました。
まあ、俊敏さでは若い頃の私には戻せませんが、その分は年を経た老練さでカバーできると思います。(笑)

後は、軽トラを買い替えたこと。ミニ耕運機を購入して、畑作りを本気で始めたこと…まあ、そんなところでしょうかねえ。

しかし、世間ではこの1年…まあ実に様々な事件がありましたねえ。

最初に思い出すのはなんと言っても、理化学研究所のSTAP細胞実験成功した…という小保方晴子さんの事件でしたねえ。結局、年末まで結論を引っ張りましたが、STAP細胞実験は一度も成功しませんでした。
国民の税金をつぎ込んでいる研究所で、あまりにも、お粗末な、人騒がせな事件でした。
小保方晴子さん…まだ若い。真面目に反省し立ち直ってもらいたいものですが、この事件で自殺した人も出ていますからねえ。

まあ、もう一つ、後味の悪い事件と言えば、「現代のベートーベン」佐村川内守さん…ドタバタ喜劇の化けの皮がはがれてしまいましたねえ。

さらに、バカバカしいと言うかアホくさい事件もありましたねえ。
記者会見で不自然な政務活動費の支出を追及されて号泣した…号泣議員、野々村竜太郎…もう、あまりも情けなくて、こんな議員に投票した人たちは、野の村のこんな一面を知らなかったのでしょうか?

そして、韓国では、旅客船セウォル号沈没事故…この事件も、誠に情けない、実に痛ましい事件でした。大体がねえ、船長と言うのは沈没する船と生死を共にするのが常識なのに(いつの時代の話…と突っ込まないでね。)旅客の子どもたちをほったらかして、船長や船員が我先に逃げ出すなぞ、人道地に落ちたもんですなあ。
それが、韓国で進められている修正資本主義の行きつくところ…ではないでしょうか。やがて日本にも修正資本主義の無責任な弱肉強食社会に汚染される…そんな社会が、安倍政権の政治の下でやってくるものと思われます。

まあ、取り立てて言えば、そんなところでしょうか。
でも、それ以外にも「吉田調書」に端を発した朝日叩きや、『慰安婦の強制は無かった』なんて、歴史を偽造する輩もずいぶん跋扈しましたねえ。

また、広島市北部の土砂災害やデング熱、御嶽山噴火や「宝石サンゴ」を密漁する中国漁船など…結構話題には欠かない1年でした。
またテニスでは錦織圭の大活躍。さらには往年の大スター…高倉健さんが逝き、続けて菅原文太も平和への想いを残しながら逝きましたねえ。

そしてとどめは、年末解散総選挙…ですねえ。
与党である自公は、不平等極まる選挙制度のせいだとはいえ、何といっても現実に3分の2以上のの議席を確保した訳ですから、何をしてくるか…オカルト崇拝の安倍シンゾウのことですから、来る年は、『戦争と平和』、『憲法九条』にとって試練の年となるのは、もう避けられないものと思われます。

来る年こそ、無責任な弱肉強食社会の到来を拒否して、経済成長よりも公平な富の分配、競争よりは助け合い、消費税よりも富裕税の強化、原発よりも自然エネルギー、戦争よりも平和、頼りにならん代理民主主義よりも国民主権の直接民主主義の発露…そんな戦いが新年早々から始まる…そんな予感がします。

皆さんは、どちらの選択をしますか?



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今日は芸術家気分…立木のオブジェ

2014/02/07(金)

暦の上では、もう春ですが、ここ2,3日寒い日が続いています。
そんな中、昨日はちょっとだけ庭の手入れをしました。不要な材木を燃やしながら、ふっと見ると庭の縁にある2本の樫の木が、なんかねえ、色気のない杭のように見えました。

これは、5年ほど前、ここには直径20㎝ほど、高さ6mほどの樫の木が4本生えていたのですが、四万十にやってきた連れ合いさんが、庭の日当たりが悪いから伐ってよ…とのことで、高さ4mほどの位置で、ばっさりと枝葉を落としてしまいました。

しかし、いつの間にか枝は伸び葉は茂り、再び伐採命令を受けて、手前の2本を数か月前に根元から切り倒してしまいました。
ところが、さらにその上の追加命令…『やっぱり暗い』…とのことで、ついに1週間ほど前に、残っていた2本の樫の木君…今度は高さ2mほどを残して、ばっさりと切り取られてしまったのです。

…その2本の樫の木が、どうも色気がない。初めに2本の立ち木に針金を張り、そこに写真にもある、蘭を植えた籠を吊るしてみましたが、もう一つ映えない。
そこで思いついたのが、『流木のオブジェ』…早速海岸で拾ってきた流木を樫の木に釘で打ちつけ、籠を吊るしてみた。



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どうです この感じ・・・
う~ん  なかなか好いんじゃない

名付けて『立木のオブジェ』…なんだかこの日、ちょっとした芸術家気分に浸る simanto114 なのでした。(笑)




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我が正月とBHK

2014/01/ 08(水)

今年の正月は例年通り,大阪の我が家で可愛い盛りの孫ちんたちと過ごしましたが、テレビのアンテナがぶっ壊れて、『紅白』も『ゆく年くる年』も時代劇もニュースもなんにもない、とにかくテレビのない世界で過ごしてしまいました。(笑)

それにしても都会の電器屋はええ加減なもんですなあ…電器屋さんもホームセンターもいくつも回りましたが、なんと…屋根の上に取り付けるあのテレビアンテナはどこに行ってもありませんでした。

田舎の電器屋さんではいつでも手に入るあのアンテナさん…都会で手に入らないことを初めて知りました。カルチャーショックでした。


あ~、皆さん改めまして、新年のご挨拶申し上げます。(笑)
6日に四万十へと帰ってまいりました。まあねえ、ろくでもないブログですが、今年もまた精いっぱいぼやきたいと思っています。よろしく御つき合いください。

まあ、それはそれとして、今年は過激な発言は控えようと新年早々に決意したのに、すでに過激発言となってしまいそうです。それもこれもBHK(馬鹿HK…私はNHKをこう呼んでいます)のせいです。

1月8日のBHKが…天才物理学者スティーブン・ホーキング博士が宇宙の謎に迫るシリーズ。第2回はこの宇宙を支配し秩序をもたらしている「究極の力」を解き明かす。ニュートンやアインシュタインが迫った「重力」の秘密。マックスウェルが理論を築き上げた「電磁気力」。デカルトが探求した心を支配する力。天才たちの知られざるドラマからその正体をひも解いていく。そしてホーキング博士をはじめ現代の宇宙論が到達した究極の「M理論」とは一体?

…なんて位置づけて色々と宇宙の成り立ちについて述べていましたが、天文学ど素人のsimanto114にとっては、とても納得できない噴飯ものの番組でした。

何もない無の世界から宇宙が誕生…なんて、かって私が尊敬していたホーキンス君、晩年の毛沢東や宮本顕治みたい、ボケちゃったかな

何もない世界から素粒子が突然誕生…なんて、あり得る訳ないだろうが。最近の天文学者たちは、こんな理論を認めているのだろうか

素粒子が存在すること自体、無の世界ではありえないし、無の空間でもあり得ない…そこに空間があり、物質が存在し、空間が存在する…がゆえに素粒子が存在する…ど素人の私としては、そう考えるのだが、学者さんたちの考えは違うのだろうか

まあ、番組では、その素粒子が突然エネルギーと空間とを産出し、そこに存在する真空がプラス因子に満たされ、相反するマイナス因子と共存することによりエネルギーが生まれ、エネルギーは物質へと転化し、そこにたまりたまったエネルギー(運動エネルギー)がビッグバンに繋がり宇宙が誕生する…まあ、簡単にいえば、そんなお話なのだが、ど素人の私としては全く納得できないのであります。

さらに番組では、全てを呑み込むブラックホールや始原以前の宇宙では時間が存在しない、あるいは止まる…なんて、そんな屁理屈、この私にはまったく理解できないのです。
私にとって時間は、緩やかであろう急であろうと常に止まることなく一方通行で流れ続ける川みたいなものであり、逆戻りはできない、過去に戻ることは絶対にできないものであります。

ホーキンス君には悪いが、私は宇宙も空間も時間も物質も最初から存在していた…と考えます。ただ時間とともに宇宙の形が変わってきている…そう考えるのは私だけなんでしょうかねえ

どうです
今年のsimanto114は、一味違うと思いません
なに  ただの妄想屋にすぎない…って…まあ、そうかもしれません。(笑)
今年1年、またよろしくお付き合いください。。。。。。

それにしてもBHK、横文字使いすぎだって。もっと日本語を大切にしろよ。
それから、デジタル放送、田舎では届かないぞ…それで受信料強制だと。。。ふざけんじゃねー。
まあ、今日は珍しく電波届いたけどな。



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プロフィール

simanto114

Author:simanto114
残された人生、命ある限り、ある程度世の中のお役にも立ちつつ、海・山・川に戯れながら生きたい…と結構欲張り爺さんのぼやき日誌です。

よろしくお付き合いください!

のんびりとお付き合いを
「あしたまにあーな」…「明日できることは今日はやらない」がわが人生訓です

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