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みんなでつくろう「国民の、国民による、国民のための政治」を! =だから早く 【自・END】 =(07/10/13)


11日の衆院予算委員会、共産党の赤嶺政賢議員の質問、および沖縄タイムスの関係者への質問等で、 「沖縄の住民自決、軍の強制」削除は、政府の介入=文科省の“自作自演”という、驚くべき実態が明らかになりました。

問題を分かりやすくするために、今回明らかになった点を列挙すると
1.発端は、文科省職員の教科書調査官が作成した「調査意見書」にあること。
2.この問題に関する、専門的な検討はされていなかったこと。
3.「調査意見書」に担当局長ら7人の決裁印が押されていること。
4.文科省の教科書調査官が具体的に関与していることを、当事者である審議会委員の波多野澄雄筑波大教授が証言したこと。
5. 調査官が意見の根拠とした文献の著者である関東学院大学の林博史教授が異議を申し立てていること。

【資料−1】 2007年10月12日「しんぶん赤旗」 …抜粋

 教科書検定では、発行者の申請を受け、文科省職員の教科書調査官が「調査意見書」を作成。教科用図書検定調査審議会で審議し、検定意見がつくられることになっています。

 赤嶺氏は、これまで20年間、意見がついたことのなかった記述を削除した発端は、この調査意見書にあると指摘。同意見書には、「集団自決」が軍の強制であった記述について「誤解するおそれのある表現」と意見をつけ、担当局長ら七人の決裁印も押されています。文科省の金森越哉初等中等教育局長は「(同意見書は)検定意見の原案」と述べ、発端であることを認めました。

 教科用図書検定調査審議会の委員から「集団自決」に関する意見はあったのかとただしたのに対し、金森局長は「意見は出されていない」と答弁。渡海紀三朗文科相は同意見書について審議会でも「意見はそれほどなかった」と認めました。さらに、審議会メンバーに沖縄戦の専門家がいなかったことも認めました。

 赤嶺氏は、今回の検定意見は結局、文科省のいう「専門的、学術的観点」どころか、「文科省の一職員が自分の考えでつくった」にすぎないと強調。しかも、調査官が意見の根拠とした文献の著者である関東学院大学の林博史教授も怒りの声をあげていることを紹介し、「検定意見の撤回、記述回復を求めるのは『政治介入』ではない。真実を回復してくれというやむにやまれぬ県民の要求だ」と迫りました。

 渡海文科相は、赤嶺氏の具体的な追及に対しても「(検定意見の撤回は)政治介入になる」との立場に固執し、福田康夫首相は「(沖縄県民の)思いを重く受け止める」と述べつつも、「文科大臣にしっかり対応させる」と述べました。

以上の「赤旗」記事で、上記問題点の1〜3が明らかになりました。これは、一体何なのか…「教科書の記述を元に戻せとは、政治介入になるから言えない」と、国会で答弁し、記者会見でもそう言いながら、記述を変更させたのは、明白に政府関係者である…と言う事実。。。政府は、ここまで醜い策謀で、国民をペテンにかけながら、それでも「政治介入になるから訂正できない…」と言い続けるのでしょうか???

上記問題点の4.と5.については、なごなぐさんの「集団自決歴史教科書問題:審議会委員が文科省調査官の介入を証言」に詳しく、記載されています。ここでは、その一部を引用しますが、ぜひ、詳しくは「なごなぐさん」の記事をご覧下さい。


【資料−2】 (琉球新報2007.1011・社会24面)一問一答

−なぜ議論しなかったのか。
「沖縄戦の専門家がいない。調査官の方がよく調べており、委員より知っている。説明を聞いて、納得してしまう部分がある。沖縄戦の専門家が入っていれば(結果は)だいぶ違っただろう」

−何が問題だと思うか。
「検定意見は妥当だったと思う。ただ、調査官が教科書会社に十分に説明したかどうか疑問だ。集団自決は日本軍の存在を抜きにしては語れない。それをどう書くかだ。教科書会社は文科省の顔色をうかがうだけじゃなく自信を持って書くべきだ」

−今の審議会の在り方をどう思うか。
「教科書が文科省の下で作られている限り、審議会を全くの第三者機関にすることは難しい。検定そのものを文科省と切り離してしまうことはできない」

−調査官が議論に入ることはあるのか。
「もちろんある。いろんなことを意見交換する。全く委員だけで話すことはない。調査官も専門家だとみなしている」

−委員会に調査官が入ると、全く独立した第三者機関ではないのでは。
「そうだ。正しい意味では独立してはいない。文科省の役人が直接委員会に入るのは望ましくない」

−現行制度も問題点は。
「委員以外の専門家に意見を聞く機会があってもいい。公開性や透明性という点でも不十分だ。最終的な検定意見になってから(世間に)公表される。例えば部会が終わった段階で、こういう意見でこういう修正をすると公表してもいい」

−県民大会の印象は。
「驚いた。あらためてこの問題の重要性を知った。そういう意味ではもう少し慎重にすべきであった」

審議会の審議に、文科省の教科書調査官が具体的に関与していることを、当事者である審議会委員の波多野澄雄筑波大教授が証言した。。。このことの意味は大きいと思います。。沖縄の11万人集会の与えたショックは大きく…委員自身が「とんでもないことをした」と悔やんでいる様子がありありと伺えます。。。

次の資料は、文献の著者である関東学院大学の林博史教授が異議を申し立てている…その一部の引用です。。。こちらも「なこなぐさん」の同じ記事に、全文掲載されています。
また、林博史教授の「日本の現代史と戦争責任についてのホームページ」にも、記載されていますので紹介しておきます。。


【資料−3】 『沖縄タイムス』2007年10月6日7日

教科書検定への異議
文科省の意見撤回を 
                         林 博史

文科省は、日本軍の強制を否定するような研究がまったくないので、仕方なく、全体の文脈からは切り離して私の著書から一文だけを抜き出して、結論とは正反対の主張の根拠に使ったのである。現在の検定意見言い渡しの方法が、そうした詐欺的手法を可能にしたのであり、検定制度そのものの見直しも必要である。

文科省はこうした手法で執筆者たちを騙し、検定意見を押し付けたのである。このようなやり方のどこが合法的なのだろうか。これが教育に責任を負う官庁がおこなうことなのだろうか。こうした詐欺のような手法で押し付けられた検定意見をそのままにして正誤訂正でごまかそうとすることはけっして認めるわけにはいかない。文科省は、著作を歪曲し間違った検定をおこなったことを認め、検定意見をただちに撤回すべきである。



これだけの証拠が揃いました。。。沖縄の県民集会の参加者が6万人だ…いや3万人だ…と次元の低い厭味や、「軍の命令」はなかったと、ほざいてた連中も、今頃は「真っ青」でしょう。これだけ確証を揃えながら…さあ、民主党は、どうするのでしょうか…政府を追い込む気があるのか、ないのか…この問題は、民主党にとって、重大な「試金石」となるでしょう。。。金の問題はとりあえず、私は追及しません…これで何ともできないようであれば、民主党を中心の「野党共闘」は、おそらく成立しないでしょう…。



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2007.10.13(Sat)05:31 |  教科書検定  | コメント : 7 | トラックバック : 4
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